1:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/12/28(水) 23:42:42.41 ID:
i5EBvZzt0
男友「そういうのがあるらしいんだよ」
女友「なんて頭の悪そうな名前なの……」
男友「なんでも理想のおっぱいについて参考画像などを踏まえつつ語り合う会合らしい」
男「それはまた紳士的な集まりだな」
男友「そしてここに一般入場券が2枚」
男「べ、別に私が行きたいわけじゃないけどあんたがどうしてもっていうなら一緒に行ってあげてもいいわよ!」
男友「よしゃ!それでこそ我が親友だ!」
女「何の話しているの?」
男「この世の神秘について」
男友「野郎は何時でもフロンティアに憧れるのさ」
女「?」
2:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/12/28(水) 23:43:26.52 ID:
i5EBvZzt0
女友「変態の巣窟に行こうとしているみたい」
女「……男くんもそういうところに興味あるんだ?」ジトー
男「これは純粋に学術的興味でして」
男友「そもそも性をいやらしいものとみなすのは清教徒的な考え方であって」
女「そういうところって18歳未満でも入れるの?」
男友「よく聞いてくれました!そう、俺達でも入れるんだから何もいやらしいことなんて無いんだ!」
女友「全く説得力が無いわよ。あんたたちは存在がいやらしいんだから」
男「ああそうさ!俺達はいやらしいさ!でもそれが何だ!男子高校生は皆、心にエッチ回路を持っているんだ!」
男友「その通りだ!俺たちは自由だ!」
男「いえー!!」
女友「頭痛い……」
女「あはは……」
3:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/12/28(水) 23:43:58.47 ID:
i5EBvZzt0
・国際会議場
ワイワイガヤガヤ
男「こ、こんなところでやるのか……」
男友「男の夢を語るんだからこれくらいの規模が相応しいだろ」
男「それもそうかもしれないが」
男友「それよか来場者に意外と女性が多いのが気になる」
男「百合、か?」
男友「素晴らしいな」
ガチャン
男友「な、何だ?」
司会「皆さんおまたせしました。これよりおっぱい大会議を開催します。議長より開会宣言をいただきます」
パチパチパチ
4:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/12/28(水) 23:45:10.26 ID:
i5EBvZzt0
議長「おっぱいは夢である」
男「……」ゴクリ
議長「おっぱいは希望である」
議長「おっぱいは自由である」
議長「おっぱいは国で、世界で、地球で、宇宙である。我々はおっぱいに一喜一憂し、おっぱいに生き、おっぱいに死ぬ」
議長「おっぱいとは何だ。それは我々の全てだ。我々が思い描く全てが詰まっている」
議長「皆の者!おっぱいは好きか!」
「「「好きだ!」」」
議長「おっぱいを愛しているか!」
「「「愛している!」」」
議長「これよりおっぱい大会議を始める!皆の思いの丈を存分に語り合って欲しい!」
「「「おおー!!」」」
男「なんてエネルギーなんだ……」
6:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/12/28(水) 23:45:35.99 ID:
i5EBvZzt0
司会「それではエントリー順に議題を挙げてください。会員番号0711貧乳ラヴさんから」
貧乳ラヴ「私はずっと貧乳好きとして貧乳を語って来ましたが、ここにきてふと貧乳という呼称のあり方について思ったのです。
貧、それは富めるもの、つまり巨乳の対立概念としての貧です。これはあまりに不当な呼称ではないでしょうか」
「それはただの言葉狩りでは」
「別にちっぱいだの微乳だの言い方は他にもあるんだからそれを使えばいいじゃないか」
「自分で貧乳好きを語っていながら何を」
貧乳ラヴ「ご指摘の通りただの感傷にすぎません。しかし、巨乳好きは貧乳を笑う前に少し考えて欲しいのです。
例えば今年のアニメ『C3』において『淑乳』という概念が提唱されました。淑女が持つ乳ということです」
「ふざけるな!貧乳が貞淑と言うなら巨乳は淫奔ということか!」
「それは差別の再生産だ!」
貧乳ラヴ「あまり怒らないでください。例え話です。結局相手を貶めて自分の価値を上げるようなやり方は
巡り巡って自分に帰ってくるのです。貧乳という呼称を使う際には貧という言葉の意味をもう少し考えるようにして欲しい」
議長「貧乳ラヴ君は言葉のもつ暴力性を改めて提示してくれた。おっぱいに貴賎無し。会則に則った良い議題であった」
男友「俺、今まで貧乳のことをバカにしすぎていたかもしれない……」
男「これから、だろ。」
5:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/12/28(水) 23:45:34.64 ID:Us6gI8+c0
なんだこれは
7:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/12/28(水) 23:45:46.17 ID:HZD0YtEDi
いったい何が始まってしまったんです?
8:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/12/28(水) 23:47:29.11 ID:
i5EBvZzt0
司会「続きまして会員番号0081おっぱい誠人さん」
おっぱい誠人「まずはスライドを御覧ください」
「巨乳×セーターか」
「良いな。セーターがノースリーブだと更にいい」
おっぱい誠人「みなさん大好物の巨乳セーターです。我々は何故巨乳セーターに恋焦がれるのでしょうか」
「何気ない服装でも隠し切れない大質量が魅力なのでは」
「大質量が問題なのだとしたら別の服装でもいいはずだ」
男友「巨乳はどんな服装でも素晴らしいだろ」
男「多分これは巨乳セーター好きにしか語れない話なんじゃないかな」
9:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/12/28(水) 23:49:06.01 ID:
i5EBvZzt0
おっさん「そんなこともないぞ」
男友「おっさん誰だ?」
おっさん「お前らここは初めてだろ。その初々しい感じ。昔を思い出すわい」
男「どういうことだよ、説明してくれないか」
おっさん「礼儀のなっていないガキだ。まあいい。この会議の目的の1つとしては様々な議題を通しておっぱいへの
理解を深めるというものがある。答えはそれぞれが持てばいいが、おっぱいに対する考えを止めることは死も同然だ」
男「……わかったよ」
男友「ならおっさんはどういう考えを持っているんだ?」
おっさん「それを考えるのが大事だというに。儂はセーターの網目がもたらす錯覚だと考えている」
男「錯覚?」
おっさん「横縞の服を着ると横幅が太く見えるという話を聞いたことはあるか?」
男友「るろ剣だな!」
おっさん「……ならば縦縞の服を着たらどうなる?」
男「それは細く見えるんじゃないか?」
男友「細く見えたらおっぱいが小さく見えないか?」
10:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/12/28(水) 23:49:30.89 ID:
i5EBvZzt0
おっさん「それは……お、説明されるみたいだぞ」
おっぱい誠人「セーターはおっぱいをより大きく見せる効果があると考えます。肩から胸の前までは網目がストライブ状になるために
細くなりますが、胸の膨らみに従って外側に湾曲し、それが巨乳をより大きく見せる効果を発揮しているのです」
「じゃあ柄の付いたセーターはどうなるんだ!」
「思うに陰影のつき方が他の衣服よりもはっきりと……」
「材質の柔らかさが問題なのでは」
男友「おっさんの考えはおっぱい誠人さんと一緒みたいだな」
おっさん「まあこんなものは当たったからどうというものでもない」
男「おっさんはどういう経歴の人なんだ?」
おっさん「俺はただのおっぱい好きのおっさんさ。それ以上でもそれ以下でもない」
議長「中々に熱い議論が進んだようだ。おっぱい誠人くんにはこれからも着衣巨乳の素晴らしさを広めて行って欲しい」
11:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/12/28(水) 23:52:06.64 ID:
i5EBvZzt0
司会「続きまして会員番号6000say乳さん」
say乳「俺は美乳好きが嫌いだ」
「帰れ!」
「ぶち殺すぞ!」
say乳「まあ聞けよ。お前らの言う美乳ってのは何だ?形が美しいことか?色か?乳輪のサイズか?」
「その全てを兼ね備えたものだろう!」
男「過激な人だな……」
男友「美乳嫌いとは野郎の風上にも置けないな」
おっさん「意外にそうとも言えないんじゃないか?」
男「え?」
12:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/12/28(水) 23:57:22.46 ID:
i5EBvZzt0
say乳「俺は貧乳が好きだ。巨乳が好きだ。並乳だって好きだ。おっぱいの全てが愛おしい。全てのおっぱいを美しいと思う。
だが、美乳はおっぱいを美しいものと美しくないものに分離しようとする。おっぱい好きにとってそれは許せない」
「う、そ、それは」
say乳「美乳好きを語る奴は本当におっぱいが好きなのか疑問に思う」
「それは言いすぎだ!」
「お前におっぱいの何が分かるっていうんだ!」
say乳「第一美乳というのは脱がしてみなければ分からないだろう?それはおっぱいの可能性を潰す行為だ」
議長「そこまで。確かに美という概念がおっぱいに対する差別を作り上げているとは言えるかもしれない。だが、
そもそもおっぱいは自由なものだ。貧乳という言葉が差別的に聞こえても、使っている本人はなんら悪気がないように
美乳という言葉を使う人にも美乳意外を蔑む積極的な意図はない」
say乳「それでも俺は!」
議長「何故この世から差別が無くならないんだと叫ぶ人が世の中にはいる」
13:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/12/28(水) 23:57:46.98 ID:
i5EBvZzt0
say乳「そうだ。俺はその差別をなくそうと」
議長「真に差別的な人間とは何だろうな。私は自らの行いを差別だと認識できない人間だと思う。
君はどうだ?私にはあちら側とこちら側の再生産をしているようにしか見えない」
say乳「……少し頭を冷やしてきます」
議長「君のおっぱいに対する情熱は素晴らしい。できればそれを内部に向けるのではなく外部に向けてくれれば、
会のおっぱい理解の向上にもつながるだろう」
男「……おっさんはこの顛末が見えていたのか?」
おっさん「情熱は時として内に牙を向く。ここに来るような連中がおっぱいを愛していないわけがないのさ」
15:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/12/29(木) 00:02:33.72 ID:rJqGyhTC0
司会「続きまして会員番号2011特戦隊さん」
男友「おお、女性だ」
おっさん「最近は女性の会員も増えてきているんだ」
特戦隊「初めまして。私が議題にあげたいのは偽乳についてです」
「偽乳は死ね!」
「自然のままこそが正義!」
特戦隊「自然のままこそが正義。本当にそうでしょうか。もちろんなるべくなら自然のままの方がいいとは思います。
ですが、我々が愛するおっぱいの形が崩れないですんでいるのは矯正下着のおかげです」
「確かに、ブラが無ければおっぱいは垂れるよな……」
「それと偽乳は別問題だ」
「偽乳は騙された時のガッカリ感が」
16:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/12/29(木) 00:07:34.36 ID:rJqGyhTC0
特戦隊「一皮むいてみたら思ったのと違ったというのなら寄せてあげた胸も同じようなものでしょう」
男友「見た目では巨乳も偽乳も寄せ上げ胸も同じだってことか?」
男「それは何か納得できない論理だな。寄せ上げは努力の結果だけど、偽乳は人工だから」
特選隊「ところでみなさん、私の胸を見てどう思いますか?寄せ上げでもないし豊胸手術もしていません」
男「すごく……大きいです……」
特戦隊「実はホルモン剤を投与して無理矢理大きくしました」
「それはおっぱいに対する冒涜だ!」
「偽乳に死を!」
特戦隊「嘘です」
「嘘かよ。騙しやがって」
特戦隊「実は本当です」
「どっちなんだよ!」
17:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/12/29(木) 00:12:59.40 ID:rJqGyhTC0
特戦隊「実際、私の自供なしに私のおっぱいがホルモン剤を投与したものかどうかを見極める術はありません。
揉んでもその違いは分からないでしょう。このおっぱいは本物である確率と偽物である確率が半々、
シュレディンガーのおっぱいとでもいいましょうか。
これから先の未来、技術の発達によってより本物に近しい人工胸の開発が進むことでしょう。もしくはホルモン剤の投与が
普通に行われるかもしれません。そのときになって偽乳が何故いけないのかという疑問に対する答えが
感情論しかないようではだめです。倫理は感情からスタートして論理的な答えを出さなければならないのです」
議長「偽乳に対する考え、しかと拝聴した。私自身もそうだが、偽乳に対する活発な議論をして理解を深めなければならないようだ。
嫌いなものは嫌いだからこそ理解を深める。愛憎は表裏一体とはまさにこのことだな」
おっさん「偽乳は偽乳で乙なもんだと思うがね。ありえない不自然なプロポーションを見ているとなんとも言えない気分になるんだ」
男「おっさんは偽乳もありなのか」
おっさん「どんな理由でシリコン埋めようと思ったのか知らねえけどよ、『小さい胸を気にして』からスタートするなら
どんな胸になっても萌えられるぜ」
男友「おっさんが萌えるとか言うと萎えるんだが……」
18:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/12/29(木) 00:13:54.05 ID:rJqGyhTC0
男「おっぱいを語る上で適切なシチュエーションは欠かせないということか?」
おっさん「あたりめーよ。シチュエーション先行になるのはよろしくないが、おっぱいに関わる全てがおっぱいの魅力なんだ」
男「そう……だよな。おっさんすげー人だな」
おっさん「儂はただのおっさんだよ。お前らもおっぱいが好きなら直ぐにこのレベルまでこれるさ」
男友「なんだその上から目線。言われなくても直ぐに追い越してやるよ」
おっさん「はは。その意気だ」
司会「続きまして……」
19:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/12/29(木) 00:14:30.07 ID:rJqGyhTC0
数日後・学校
男友「あれから何か見る目が変わったよな」
男「全くだ。考えてみたら高校というのは素晴らしい場所だ。制服に体操服。大人になったら金ださないと見れない光景だぞ」
女友「あれからますます変態に磨きがかかったわね」
男友「女友は……並だよな」
女友「な!?」
男「並、だな。何者にもなれない中途半端なおっぱいだ」
男友「いや、おっぱいを貶すのは良くない。こういうのはバランスがいいって言うんだ」
女友「死ね!」
20:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/12/29(木) 00:15:24.86 ID:rJqGyhTC0
女「何話しているの?」
女友「うわーん女ー!男と男友がいじめるよー!」
女「弱いものいじめしちゃ駄目だよ」ナデナデ
男友「弱いものいじめだってよ」
男「俺には女が弱いものいじめをしているように見える」
女「え?なんのこと?」
男友「女はそのままでいいってことさ」
男「うんうん」
21:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/12/29(木) 00:18:49.04 ID:rJqGyhTC0
男友「ヤンキー娘はいいよな。何かこうスケスケで」
男「ワイシャツに透ける黒ブラ夏香る」
男友「そこまで胸が大きくないのもポイント高し。きっと彼氏の前では『ちっちゃくてごめんな』とか言うんだぜ」
男「いいイメージだ」
男友「委員長とかもいい。デコ×眼鏡×貧乳。素晴らしい」
男「あれ?お前貧乳好きにジョブチェンジしたの?」
男友「巨乳を知るにはまず貧乳を知るべし。その逆もまたしかり」
男「そんなことは無いと思うけどな」
男友「俺は巨乳好きを自称するあまり、他のおっぱいの可能性から目を背けていたようだ」
男「趣味が広いのはいいことだ」
22:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/12/29(木) 00:19:16.05 ID:rJqGyhTC0
男友「やっぱツンデレには貧乳だよな」
男「どこからその認識が発生しているんだ?」
男友「やっぱくぎゅが」
男「具体的にキャラの名前で答え給え。まあ、貧乳はひとつの弱さだからな」
男友「弱さとツンと貧乳の関係について詳しく」
男「ツンデレの素直になれないところって大体が自身の無さの裏返しだったりするんだよな。その弱さの象徴としての貧乳」
男友「説得力があるようなないような」
男「それよか他のおっぱいの話をしようぜ」
男友「ああ、じゃあ巨乳の話でもしようか」
男「クラス一の巨乳といえばやはり女か」
男友「まあ間違い無いだろう」
男「おっとりキャラで巨乳。癒し系だな」
23:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/12/29(木) 00:19:34.71 ID:rJqGyhTC0
男友「いやらし系でもあるがな」
男「大体似たようなものだろ」
男友「そうなのかもしれない」
女「私いやらしくなんかないよ!」
男友「わ」
男「そうやって盗み聞きするところとかいやらしい」
女「そ、それは確かにそうだけど……」
男「巨乳が映えるシチュエーションは多くあるけれど、やはりここは揺れを重視したいところだな」
男友「運動時の上下の揺れだな。ロボットものでの女性パイロットのおっぱいとか好きだ」
男「あれはいいものだな。俺は揺れるのを見るためだけにロボアニメを見るくらいだ」
男友「いやいや。それはロボアニメを狭く見過ぎだ。あれは基本的に少年向きだからエロさの代わりにフェティッシュが重視されていてだな」
女「……」
24:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/12/29(木) 00:19:56.96 ID:rJqGyhTC0
女「最近男が私のことを無視するの」
女友「あー。あいつらは今一段と変態度が増しているからな。何が並乳だ……」
女「嫌われちゃったのかな」
女友「そんなことないよ。ただ女のことよりも胸の方が大事なだけで」
女「こんな胸なんていらないから男ともっと話したいよ……」
25:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/12/29(木) 00:21:27.00 ID:rJqGyhTC0
数日後
男「現在ではおわん型が理想の胸とされているが古代ローマではその時代に多く作られた石像からも分かるように多少小振りな胸が理想とされて」
男友「おっぱいは見える方向から下乳横乳と分けられて、通常の服装ではありえないところから見えることによってより一層の興奮を」
女友「またわけの分からない話をしてる……」
女「な、なんの話をしているのかな?」
男「おっぱいの理想型をその時代背景から読み解いている。本来動物はセックスアピールとして尻を見てきたが人類が二足歩行するに従っておっぱいに」
男友「チラリズムがもたらす性的興奮について。ただ大小だけではなく見せ方によって何通りものパターンが作られ」
女「ぜ、全然わかんないよ。それに会話も噛み合ってないし」
男「いや、ちゃんと聞いているぞ?」
26:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/12/29(木) 00:21:51.16 ID:rJqGyhTC0
男友「理解しつつも互いの理論の足場がために利用しているんだ」
女「もっと他の話をしようよ。そうだ、この前の数学の小テストどうだった?」
男「満点だった」
男友「俺も」
女友「え?ど、どういうこと?」
男「立体のイメージを固めるのに数学は役に立つから勉強した」
男友「おっぱいを知るためには現代文数学化学生物物理歴史地理、あらゆる分野の勉強が必須だからな」
女友「さらっと古文と英語が抜けているわね」
男「外国の人と語らう時のために英語の勉強も必要かもしれないな」
男友「とりあえずは後回しでいいだろ」
27:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/12/29(木) 00:22:27.18 ID:rJqGyhTC0
女「じゃ、じゃあ何か楽しい話をしよう?そうだ、この前話題になった映画なんだけど」
男「あれはヒロインのおっぱいが残念でな」
男友「素材はいいんだからもう少し見せ方を」
女「もう!おっぱいと私どっちが大事なの!?」
男・男友「おっぱい」
女「う……」ジワー
女友「バカ!そこは嘘でも女って言ってやるんだよ!ああもう……バカはほっといて行くよ」スタスタ
女「……」グスッ
29:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/12/29(木) 00:28:26.30 ID:rJqGyhTC0
・数日後
男「あれから何故か女友が俺のことをスナイプするような目で見てくるんだが」
男友「俺、女と目が合った途端に逸らされたぜ。一体俺たちが何をしたって言うんだ」
男「まあいいじゃないか。今日は休日だし街に繰り出しておっぱいウォッチングとしゃれ込もうぜ」
・街中
男「慣れてくると服の上からどんなおっぱいをしているのか想像が付くようになるよな」
男友「これも経験ってやつかね。お、あの娘隠れ巨乳だな」
男「腕とか首とかは細いのに胴が妙に膨らんでいる。あれは服のサイズがあっていないんだ」
男友「こう、その服身体に合っていませんよと言ってやりたいよな」
男「でもまあ、自分だけが隠れ巨乳だと知っているというシチュはいいと思うぜ」
30:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/12/29(木) 00:28:44.82 ID:rJqGyhTC0
男友「自分だけ、じゃないじゃん」
男「野郎2人に隠れ巨乳だと知られている女子。なんとなくビッチ臭」
男友「結構清純そうだったけどな。清純ピッチ!」
男「清純派AV女優的な。お?あれは……あのときのおっさんじゃないか?」
男友「ホントだ。おーい、おっさーん!」
おっさん「何だ?」
男「覚えているか?国際会議場で会った」
おっさん「おうおう、あのときの糞生意気なガキどもか。あれから調子はどうだ?」
男友「俺達も結構勉強してよ。少しはおっさんとも語らえるようになったと思うぜ」
おっさん「ほほう。じゃあちょっと聞かせてもらおうかな。そこらの喫茶に入ろうか」
31:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/12/29(木) 00:30:03.52 ID:rJqGyhTC0
男友「ホテルの最上階とかブルジョアジーの香りがする……」
男「実際高けーぞ。珈琲が一杯1k……」
おっさん「そんなもんチャージ料込みたいなもんだよ」
男「俺たちそんなに金持ってねーぞ」
おっさん「ガキから金とるかよ。おごっちゃる」
男友「マジか。気前いいな」
おっさん「で、お前らの話でも聞こうか」
男「ああ、おっぱいと制服との関係についてなんだが……」
33:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/12/29(木) 00:34:37.11 ID:rJqGyhTC0
おっさん「まあよくまとまっている。及第点はあげられるな」
男「結構評価きついな」
おっさん「自分の趣味嗜好を他人に納得させるってのは並大抵のことじゃあない。よほどの情熱が無ければできないことさ」
男友「厳しいように見えてデレデレじゃないか」
おっさん「気持ち悪いこというなよ。でもまあ、あれから1月も立っていないのによくここまで成長したな」
男「若さの力だ」
おっさん「はは。若さか。確かに儂にそれは無いな」
男友「でも、まだまだ青いことを思い知らされたよ。クラスの女子とおっぱいについて話していたんだけど何故か怒られちゃって」
おっさん「ああん?女子とおっぱいトークだと?」
34:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/12/29(木) 00:35:52.04 ID:rJqGyhTC0
男「な、なんだよ」
おっさん「その女子はおっぱいが好きなのか?」
男友「あんまり好きじゃないのかも。全然話に乗ってこないし」
おっさん「……前言撤回だ。お前らは何もわかっていない」
男「何でだよ!」
おっさん「……あるところに少年がいた。少年はモテなかった」
男友「?」
おっさん「少年はクラスのモテないやつと一緒におっぱいの話ばかりしていた。その連中の中で少年が一番おっぱいの審美眼が良かった」
おっさん「少年は大人になった。それでもおっぱいへの情熱を忘れなかった。もっとおっぱいの話をしたいと思った。
少年はおっぱい好きが集まるような会を開いた。それがおっぱい大会議の前身だ」
男「……」
36:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/12/29(木) 00:41:52.21 ID:rJqGyhTC0
おっさん「少年はおっぱいのことを知り尽くしたかのように見えた。周囲からはおっぱいに対するあらゆる疑問に答える賢者だと讃えられた」
おっさん「しかし。少年は実際のおっぱいに触ったことがなかったのだ」
男友「なんだそりゃ……」
おっさん「少年は恐れた。実際のおっぱいが想像していたものと違うことを。少年の想像の中では、
おっぱいは柔らかく、肌は手に吸い付くようで、この世のものとは思えない快楽をもたらすものだった」
おっさん「少年は理屈に走りすぎて本当のおっぱいを知らないまま大人になった。少年の中では今もおっぱいは幻想の産物なのさ」
男「おっさん……」
おっさん「行け。お前らにはもう知識は必要ない。あとは実践あるのみだ」
男友「ああ。俺、頑張るよ。おっさんもがんばれよ」
おっさん「ガキが。言われるまでもねえよ」
37:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/12/29(木) 00:42:59.83 ID:rJqGyhTC0
・翌日
女「はぁ……ずっと男と話せていない……」
女友「もうあの最低な奴には見切りをつけたら?」
女「男は最低なんかじゃないよ!」
女友「あんな変態のどこがいいんだかね……」
男「女」
女「あ、男……」
男「この前は悪かった。確かにおっぱいの話は女を無視してまでする話じゃなかったな」
女「ううん……いいの。少しさみしかっただけだから」
男「もう寂しい思いはさせないよ」
38:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/12/29(木) 00:43:25.40 ID:rJqGyhTC0
女友「ちょ。こんなところで愛の告白ですか?」
男「ところで相談なんだが、胸を揉ませて欲しい」
女友「……は?」
女「へ?」
男「切実におっぱいが揉みたいんだ。この通り!」
女友「うわぁ……この男胸を揉みたいがために土下座した……」
女「土下座なんてしなくても、男になら揉ませてあげるよ」
女友「……自分の身体は大切にしなさいよ」
男友「女友」
女友「あんたも胸を揉ませてとか言い出すんじゃないでしょうね」
男友「なんだ、要件は判っているのか。では」
39:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/12/29(木) 00:47:34.08 ID:rJqGyhTC0
女友「触らせるかボケ!」バシ
男友「なにが不満なんだ!?」
女友「全部だ!」
男友「ふむ。彼氏でもない人間に揉ませる胸は無いと。じゃあ付き合ってくれ」
女友「断る!」
男友「頼む!俺には女友しかいないんだ!」
女友「友情ごっこは男とやれ!」
男友「そ、そうか。なにもおっぱいは女性にだけのものではない。ありがとう女友!おーい男ー!」
男「なんだ?」モミモミ
男友「おっぱい触らせてくれー」
男「いいぞ」
40:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/12/29(木) 00:47:54.71 ID:rJqGyhTC0
女「私、男にしか触らせたくない……」
男友「その心配はいらない。てい」
男「ひゃん///」
男友「ふむ。たくましい胸板だ」モミモミ
女友「うわぁ……」
女「ちょっと男友!男は私のなんだから!」
男友「女も揉むか?」
女「え……じゃあちょっとだけ」
男「ら、らめぇ!」
42:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/12/29(木) 00:49:52.51 ID:rJqGyhTC0
おわり。もう少しみんなのおっぱい語りが聞きたかった。
43:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/12/29(木) 00:54:52.32 ID:kU1eilD/0
年末にふさわしい乳スレだった
41:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/12/29(木) 00:48:37.40 ID:4iDcWiF80
なんだこれは?
ハッピーエンド?
45:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/12/29(木) 00:56:36.31 ID:0wzSRt9Q0
>>41
happy 乳 year
- 関連記事
-
Amazonの新着おすすめ
おすすめサイトの最新記事