太陽「神崎蘭子ちゃんかぁ」

2020-04-02 (木) 00:07  アイドルマスターSS   0コメント  
1: ◆jsQIWWnULI 2020/03/26(木) 17:54:06.31 ID:fPhLJwCh0

太陽「あーあ、なんか最近つまらないなぁ」

太陽「地球では『コロナ』が流行ってるって聞いたから、めちゃめちゃ僕のことをフューチャーしてるのかと思ったら全然違うし」

太陽「普通『コロナ』って言ったら僕のことだと思うじゃん?だって、100万度を越えたプラズマだよ???」

太陽「あー、つまんないなー」

太陽「……」

太陽「地球でも見るか」

ワーワー

太陽「あれ、あそこでなんかやってんね」

太陽「見てみるか」

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2: ◆jsQIWWnULI 2020/03/26(木) 17:56:58.71 ID:fPhLJwCh0

神崎蘭子「今宵は生誕祭…。さぁ、ミサの幕開けよ! (私のライブ、始まりますよ~!)」

ワー ランコチャーン カワイイー
ウオー ランコー!

太陽「うわ、あの子めっちゃ可愛いじゃん!」

太陽「もっと見てみよう」

~LIVE中~

蘭子「愛する使徒たちよ、闇に飲まれよ!(みんな、最後までライブありがとう~!)」

ランコチャン、サイコー

キャー

ワー

ウオー

太陽「うおおおおおおおおおおおおおおおおおお!!!!」

太陽「かわいいいいいいいいいいいいいいいいいい!!!!」

太陽「しばらくは蘭子ちゃんを眺めて過ごそう。うん」




3: ◆jsQIWWnULI 2020/03/26(木) 17:59:33.36 ID:fPhLJwCh0

~次の日~

太陽「さて、ようやく地球が自転したよ」

太陽「ずっと蘭子ちゃんのことを見ていたいけど、そうもいかないんだよねぇ」

太陽「地球の自転止まんないかなぁ。そしたらずっと見ていられるのに」

太陽「あ、蘭子ちゃんが事務所に入っていったぞ!」



蘭子「煩わしい太陽ね、我が友!(おはようございます、プロデューサーさん!)」

P「ああ、蘭子。おはよう」

蘭子「下界は魔の竈。灼熱の業火が我が身を焦がす(外すっごく暑いです。日焼けしちゃいそう)」

P「たしかに、今日は暑いよな。確か今朝の天気予報では今年初めての20度を記録するとか言ってたけど」




4: ◆jsQIWWnULI 2020/03/26(木) 18:01:35.56 ID:fPhLJwCh0

太陽「…………」

太陽「嘘だろ?」

太陽「聞き間違い、だよね?」

太陽「蘭子ちゃんが僕のことを『煩わしい』なんて、そんな……」

太陽「そんなことないよね、うん。僕の聞き間違いだよ。そうに決まってるって」

太陽「あー、びっくりした」

太陽「気にしないで、見よ見よ」




5: ◆jsQIWWnULI 2020/03/26(木) 18:04:03.89 ID:fPhLJwCh0

藍子「おはようございま~す」

蘭子「藍子ちゃん、煩わしい太陽ね!(藍子ちゃん、おはよう!)」

藍子「あ、蘭子ちゃん。わずたい~!」

蘭子「わ、わずたいじゃなくて、煩わしい太陽ね!」

藍子「あはは~」

未央「おはよ~す!」

藍子「あ、未央ちゃん。おはよう」

未央「お、あーちゃん!おはよう!」

蘭子「未央ちゃん、煩わしい太陽ね!(未央ちゃん、おはよう!)」

未央「お、らんらん。わずたい~!」

蘭子「時空の狭間で儚き言の葉の侵蝕!?(いつの間にかわずたいが広まってる!?)」




6: ◆jsQIWWnULI 2020/03/26(木) 18:05:48.66 ID:fPhLJwCh0

太陽「」

太陽「…………」

太陽「言ってた……蘭子ちゃん。僕のこと『煩わしい』って……」

太陽「もう、ダメだ…………」

太陽「ごめんね、蘭子ちゃん……」

太陽「僕、消えるよ……」




7: ◆jsQIWWnULI 2020/03/26(木) 18:08:25.16 ID:fPhLJwCh0

スン

P「お?」

藍子「きゃっ!?」

未央「何だぁ?」

蘭子「何事か!?(何事か!?)」

P「急に真っ暗になったけど……とりあえず電気電気っと……」

P「皆大丈夫か?」

未央「大丈夫だよ~」

P「なら良かった」

藍子「でも、いったい何が起こったんだろう?」

蘭子「雷の精の悪戯か?(停電でしょうか?)」




8: ◆jsQIWWnULI 2020/03/26(木) 18:11:05.63 ID:fPhLJwCh0

未央「いや、停電はないんじゃない?だって、節電の鬼ことちひろさんが快晴の午前中に電気をつけるなんて許してくれないもの。私が事務所に来た段階で事務所の電気は付いてなかった。それに、今電気は付いてるし」

藍子「じゃあ、どうして……?」

P「たたた、大変だ大変だ大変だぁ~!!!」

未央「うわ、びっくりした。どうしたの、プロデューサー?」

P「太陽が……」

蘭子「太陽が?」

P「太陽が……消えてる」

みんな「「「ええー!?」」」

その日から太陽が宇宙から姿を消した。




10: ◆jsQIWWnULI 2020/03/26(木) 18:13:13.62 ID:fPhLJwCh0

~太陽が消えて二日目~

P「もうダメだー!」

未央「うるさいなぁ。どうしたのさ、いきなり」

P「太陽がないとやっていけない!」

未央「いきなり何の宣言」

P「太陽がないとやっていけない宣言」

未央「いや、それはわかってるけど」

P「今から俺の言う言葉を耳の穴かっぽじってよく聞けよ、小娘」

未央「急なキャラ変」

P「ウチの事務所は、晴れの日の午前中は電気をつけるのが節電の鬼によって禁止されていた」

未央「そうだね」

P「しかし、先日急に太陽が消えてしまったことにより、午前中でも電気をつけることが許された」

未央「そうだね。ちひろさんも、太陽がないのに電気を使うなと言うほどの鬼ではなかったね」

P「しかし、だ。そのことと引き換えに新しく禁止されたものがある!」




11: ◆jsQIWWnULI 2020/03/26(木) 18:15:00.01 ID:fPhLJwCh0

未央「へえ」

P「それが事務所の電子レンジと電気ポットだ!」

未央「ふーん。別によくない?パソコン使うなとか言われてるわけじゃないんだしさ」

P「良くない!!!」

未央「いきなりうっさ」

P「全然良くない!!!!俺の身体は事務所の電子レンジで温めた昼食のコンビニ弁当と、仕事中にアホ程飲むインスタントコーヒーで出来てるんだい!!!電子レンジと電気ポットを使えなかったら、俺の身体が持たないでしょうが!!!」

未央「知らねー」

P「子供がまだ食べてる途中でしょうが!!!」

未央「元ネタの方もかろうじて知らない」

P「身体が持たないでしょうが!!!」

未央「わかったわかった。要するに大変なのね?太陽がなくて?」




12: ◆jsQIWWnULI 2020/03/26(木) 18:16:53.35 ID:fPhLJwCh0

P「そうなんだよ~ぴえん」

未央「世界一キモいから、ぴえん禁止ね」

P「ぴえん禁止された。ぴえん」

未央「次言ったら頃す」

P「……」

未央「……」

P「と、いうわけで、助けてアキえもーん!」

池袋晶葉「いきなり抱き着くな、助手よ」

P「晶葉に拒否られた。ぴえ……」

未央「……」

P「んんっ、うんっ、おっほん、んん」

未央「……セーフ」

P「よし」




13: ◆jsQIWWnULI 2020/03/26(木) 18:18:07.70 ID:fPhLJwCh0

P「俺の一命もとりとめたところで、助けて晶葉」

晶葉「要するに、太陽を取り戻せばいいんだろう?」

未央「そんなこと出来るの?」

晶葉「現段階では、なぜ太陽が消えてしまったのかわかっていない。なので、太陽をもとのように戻せるかどうかはわからない。そこで、今回はどうして太陽が消えてしまったのかを解明するために、太陽の声を直接聞くことができる装置、その名も『サンリンガル』を使おうと思う」

未央「何それ?」

晶葉「巷では犬語翻訳機『バウリンガル』や猫語翻訳機『ミャウリンガル』何かがあるらしいではないか。私も適当に作ってみようと思って色々いじくりまわした結果、太陽磁場を日本語に翻訳できるようになった装置が『サンリンガル』だ」

未央「すごいな、おい」

晶葉「これを使い、太陽がどうして消えたのかを、太陽の言葉をもとに紐解いていこうと思う」

P「でも、もう太陽はないぞ。どうやってその太陽磁場を観測するんだ?」




14: ◆jsQIWWnULI 2020/03/26(木) 18:20:15.34 ID:fPhLJwCh0

晶葉「まあそう慌てるな、助手よ。すでに手は打ってある」

未央「手?」

晶葉「もうそろそろなはずだが……」

八神マキノ「晶葉」

晶葉「おお、噂をすれば……」

未央「まきのん?なんでまきのん?」

マキノ「晶葉、言われた通りにデータをとって来たわ」

晶葉「助かる、マキノ」

マキノ「いいえ、私としても晶葉の脳データをもらえるのだから、お互い様よ」

未央「おっとぉ、理解が追い付かないぞ」

晶葉「マキノにはNASAから太陽が消える直前の太陽磁場の観測データを持ってくるように頼んであったんだ。これで太陽の言葉がわかる」

未央「……まきのん、どうやってNASAからデータ取ってきたの?」

マキノ「秘密よ」

未央「ですよね~」




15: ◆jsQIWWnULI 2020/03/26(木) 18:21:37.47 ID:fPhLJwCh0

晶葉「このデータを翻訳機に読み取らせて、っと……解析完了だ!」

P「これで太陽が消えた理由がわかるのか!?」

晶葉「たぶんな。さっそく聞いてみよう」



太陽『言ってた……蘭子ちゃん。僕のこと『煩わしい』って……』

太陽『もう、ダメだ…………』

太陽『ごめんね、蘭子ちゃん……』

太陽『僕、消えるよ……』




16: ◆jsQIWWnULI 2020/03/26(木) 18:23:10.57 ID:fPhLJwCh0

晶葉「なるほどな。蘭子ファンだった太陽が、蘭子に『煩わしい』と言われたせいで意気消沈し、蘭子に迷惑をかけないために消えたということか」

未央「……どゆこと?」

マキノ「なるほど、そういうことね」

P「確かに、蘭子はかわいいもんなぁ」

未央「え、ちょっと待って。今の内容を一回で理解していないのはもしかして私だけ?いや、プロデューサーは理解してるか怪しいな?」

晶葉「どうした、未央?」

未央「いや、あの、全部が理解できないんですけども」

晶葉「蘭子の一ファンが太陽だっただけだぞ?」

未央「それが一番わからんのですよ。太陽って、え、何?人格があるの?」

マキノ「では逆に未央に尋ねるけれど、未央は人格があるの?」

未央「え?」

マキノ「人格があるのだとすれば、その根拠はどこにあるの?」

未央「ええ?」




17: ◆jsQIWWnULI 2020/03/26(木) 18:24:48.91 ID:fPhLJwCh0

P「まあ、そう難しく考えなくても良いんじゃないか?つまり、天照大神も天岩戸に隠れたしってことだ」

未央「うーん、理解できないけどそっちの方が理解しやすいかも。というかそれでいいや、もう」

晶葉「さて、これで太陽が蘭子に煩わしいと言われたから消えたことがわかったな」

P「そうだな。しかし、今更蘭語を変えるのもあれだしなぁ。というか、蘭子のファンなら蘭語くらいわかるんじゃないか?」

マキノ「太陽は最近ファンになったのよ、きっと」

P「ああ、それならこうなっちゃうのも仕方ないかぁ」

晶葉「問題は、この蘭子の『煩わしい太陽ね』をどうやって太陽に『おはよう』という意味であるかを伝えるか、だな」

マキノ「多分それだけでは太陽は戻ってこないわ」

P「……そうだな。ここは直接蘭子が太陽に戻ってきてほしいとお願いするしかなさそうだ」

未央「なぜそうなる?」

P「俺が太陽だったら、蘭子に話しかけられて、しかも戻ってきてって言われたら絶対に戻ってくるから」

未央「さいですか」




18: ◆jsQIWWnULI 2020/03/26(木) 18:26:09.01 ID:fPhLJwCh0

晶葉「なるほど。助手の今の意見をいただこう。となると、蘭子の言葉を太陽側に伝える必要があるな……」

未央「それこそ無理なんじゃない?だって、太陽はもうないんでしょ?」

晶葉「厳密にいえば、地球から太陽がいなくなっただけだ。太陽の存在そのものが消えたわけではない。質量が大きいしな」

未央「えっ!?そうなの?」

晶葉「ああ。だから、蘭子の言葉を太陽に伝えることは可能だ……助手よ」

P「なんだ?」

晶葉「ちひろさんに怒られる覚悟はあるか?」

P「一体何をするつもりなんだ……?まあ、ある……と言えば嘘になる。けど、太陽が戻ってくるのならいくらでもちひろさんに怒られよう」

晶葉「よし、では今から蘭子の言葉を磁力に変換して宇宙空間に飛ばす装置を開発する」

未央「もう、わからん」




19: ◆jsQIWWnULI 2020/03/26(木) 18:27:45.43 ID:fPhLJwCh0

~しばらくして~

晶葉「出来たぞ!蘭子の言葉を太陽に届ける装置だ!」

未央「装置デカ!!」

晶葉「宇宙空間に射出するからな。このくらいの大きさは最低限必要だったんだ」

P「晶葉~!蘭子を呼んできたぞ~!」

蘭子「わ、我が友よ、いったい何が!?(プロデューサーさん、いったい何があったんですか!?)」

晶葉「でかしたぞ、助手!さあ、蘭子。こっちに来るんだ」

蘭子「何!?何!?」

晶葉「いいか、蘭子。今から私が言う言葉をよく聞いてほしい。最近太陽が消えただろう?その原因が蘭子にあることがわかったんだ。実は、太陽は蘭子のファンだったんだ。しかし、最近ファンになったから、蘭子語を知らなかったらしい。そこで今回、天才こと私が蘭子の言葉を太陽に届ける装置を発明した。蘭子には今から、普通の言葉で太陽に向かって話してほしい。話してほしい内容は二つだ。一つ目は『煩わしい太陽ね』は朝のあいさつであり、本当に太陽のことを煩わしいと思っているのではないということ。二つ目はいつも通り地球に姿を見せてほしいということだ」




20: ◆jsQIWWnULI 2020/03/26(木) 18:29:08.95 ID:fPhLJwCh0

蘭子「え?え?えっ?待って、意味わからないんだけど。本当に意味わかんないんだけど」

未央「うんうん、だよねだよね。私も意味わからないから大丈夫。でも、やるしかないんだよ、らんらん」

晶葉「さあ、このマイクに向かって、さっき私が言った内容を、普通の言葉で言うんだ!」

蘭子「ええええええ…………我が友……」

P「」ウナズキ

蘭子「未央ちゃ……」

未央「」ウナズキ

蘭子「……」

蘭子「」




21: ◆jsQIWWnULI 2020/03/26(木) 18:31:13.34 ID:fPhLJwCh0

蘭子「あー、あー、太陽さん。聞こえますか?神崎蘭子です。いつも応援ありがとうございます。そのー、えっと、私の『煩わしい太陽ね』という言葉に傷ついてしまったということを聞きました。ごめんなさい。でも、この言葉は朝の挨拶の言葉で、私が作り出した言葉で……えっと、そもそも私はそういう言葉を作るキャラというか、オリジナル言語を作るというか、まあ、そんな感じなので、実際に私が太陽さんのことを煩わしいと思っているわけではありません。煩わしいなんて思うわけもありません。なので、どうかもう一度、いつも通り地球に姿を現してくれませんか?そうしてくれれば、私、嬉しいかなぁって……」

晶葉「よし、OKだ!射出準備ヨシ、電源もヨシ!みんな、建物内に今すぐ入るんだ!失明するぞ!……入ったな。よし。射出まで五秒前!三、ニ、一、発射!」

その日、インターネット上で暗闇の中に一筋の光が昇っていくのを目撃したという情報が多く上った。




22: ◆jsQIWWnULI 2020/03/26(木) 18:32:55.13 ID:fPhLJwCh0

~次の日~

未央「おっはよ~す!」

蘭子「おはよう、未央ちゃん」

未央「うわ、らんらん、どうしたの?パーカーにジーンズというその格好といい、その言葉遣いといい」

蘭子「キャラ変しようと思って」

未央「いきなり!?どうして!?」

蘭子「だって、今までの言葉遣いだったら、また太陽が消えちゃうかもしれないし」

晶葉「その必要はないぞ、蘭子!」

P「そうだぞ、蘭子!」

未央「うわっ、びっくりしたぁ」

蘭子「どういうことですか?」

晶葉「今日の朝から太陽の姿が元に戻ったろう?それで、試しに今朝、太陽の言葉を観測してみたんだ。そしたら……」




23: ◆jsQIWWnULI 2020/03/26(木) 18:34:08.01 ID:fPhLJwCh0

太陽『ん?蘭子ちゃんの声……?そんな馬鹿な……?』

太陽『でもこの声は確かに蘭子ちゃんの声だ』

蘭子『太陽さん、聞こえますか?神崎蘭子です……』

太陽『……そうだったんだ。僕のことを煩わしいって言ってたわけじゃなかったんだ……』

太陽『良かった。本当に良かった……』

太陽『僕も、ちゃんと蘭子ちゃんの言葉を覚えよう。それがファンの在り方だよね!』

太陽『そうとなれば、ちゃんと地球のことを見れるようにしておかなきゃ。蘭子ちゃんにも頼まれたし……』

太陽『よーし、頑張るぞー!』




24: ◆jsQIWWnULI 2020/03/26(木) 18:36:02.64 ID:fPhLJwCh0

晶葉「ということだそうだ」

未央「なんだ。太陽、良いやつじゃん」

P「だから、蘭子。蘭子は今まで通りで良いんだ。いつもの、あの蘭子で」

蘭子「……」

未央「ほーら、らんらん。泣かないの。らんらんに涙は似合わないよ?」

蘭子「……これは涙ではなく、生命の雫よ!(これは涙じゃなくて、汗です!)」

未央「……うん。それでこそらんらんだ」

晶葉「一件落着、だな」

ピリリリリ

P「あれ、ちひろさんから電話だ」

P「もしもし」

ちひろ『ちょっと、プロデューサーさん!』

P「はい。どうしたんですか、ちひろさん?」

ちひろ『どうしたもこうしたもありませんよ!今さっき電気会社から連絡が来たんです!どうして今月の電気代、こんなにかかってるんですか!?いつもの100倍はありますよ!ねえ、また何かしたんでしょ!今日という今日はもう許しませんよ!』

P「ええ、なんで。それはたぶん俺じゃな……」

プツッ

ツーツー




25: ◆jsQIWWnULI 2020/03/26(木) 18:38:01.10 ID:fPhLJwCh0

晶葉「だから、あの時言ったろう、助手よ?ちひろさんに怒られる覚悟はあるかって」

P「……一体何したんだ?」

晶葉「あの装置は非常に電気を食う装置だったんだ。なにせ宇宙空間まで蘭子の言葉を届かせなければならなかったのでな。そこで、あの装置を動かすために事務所の電気を拝借したんだ」

P「……なぜそれをあの時言わなかった?」

晶葉「言っていたら、いくら助手でも頷かなかっただろう?」

P「うん」

晶葉「だからだ」

P「じゃあ、俺は今からちひろさんに怒られるわけ?」

晶葉「そうなるな」

P「うそーん」

蘭子「我が友よ……来世で逢おう(プロデューサーさん、ご愁傷様です)」

P「いやだあああああああああああああああああああ!!!!」




26: ◆jsQIWWnULI 2020/03/26(木) 18:40:07.85 ID:fPhLJwCh0

しまむーのおしり



27: ◆jsQIWWnULI 2020/03/26(木) 18:43:12.01 ID:fPhLJwCh0

四年くらい前に思いついたネタをようやく消化できてうれしい



元スレ
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1585212845/

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