1:
名無しさん@おーぷん 2018/10/03(水)16:53:37
ID:fcd
テスト
一応
泰葉「私の冒険」
という話と世界観はつながっていますが読まなくても平気です。
泰葉がご飯食べるだけです。今回は有浦柑奈さんと綾瀬穂乃香さんとなっております
もぐもぐやすは流行れ。
2:
名無しさん@おーぷん 2018/10/03(水)16:53:45
ID:fcd
始めます
3:
名無しさん@おーぷん 2018/10/03(水)16:54:34
ID:fcd
【スタジオ】
モバP(以下P)「今日の仕事はこれで終わりだな。お疲れ様」
泰葉「はい。お疲れ様でした」
P「悪いけど一人で事務所帰れるか?ちょっと打ち合わせ入っちゃって・・・」
泰葉「あ、はい。大丈夫です」
P「ごめんな・・・」
泰葉「もう子供じゃないですから大丈夫ですよ」
・・・と言ったのがつい2時間くらい前
~~~~
4:
名無しさん@おーぷん 2018/10/03(水)16:55:13
ID:fcd
【路地】
泰葉「・・・・・・・ここ、どこかな?」
・・・道に迷った。・・・たまには電車使おうかな?とか思ったらこのザマだ。・・・何をやっているんだろう自分は。
泰葉「携帯が使えればなあ」
自分の持っている携帯電話には0%という素晴らしい表示がされていた。その前から使えなかったけど
悲しいかな、久しぶりのうっかりである。
泰葉「どこか大きい通りに出て・・・」
うん、それがいい。適当に歩いていけば見つかるだろう・・・だけど。
泰葉「どっちに行こうかな・・・本当に」
・・・路地とはいえここは都内まっすぐ進んでいけばいい感じの大通りに出るのだろうし。そこでタクシーを拾えばいい。
ちょっと情けないけど・・・そして今、もう一つしたいことがあった。
5:
名無しさん@おーぷん 2018/10/03(水)16:56:23
ID:fcd
泰葉「・・・・・・・お腹空いたなあ」
撮影が推して、食事をとれなくて、今私は割とお腹が空いている。だけど私は・・・
泰葉「一人でお店はいるのもなあ・・・」
・・買い食いした経験も最近になってからで一人はないし、
一人で食事処にはいって邪魔するぜ!みたいなことは一切できないのだ。
プロデューサーなら問題なくできるだろうけど・・・そんな度胸はない!断じてないのだ。
でも耐えられないし・・・・でもこの辺にお店とかないし・・・
????「あれ、泰葉さんじゃないですか。なんでこんなところに?」
泰葉「うぇっ!?」
びっくりして変な声出しちゃった・・・・えっと、誰?・・・一応変装してるけど何故バレたの?
・・・振り返るとウェーブのかかった髪に花のかざりが・・・あ
6:
名無しさん@おーぷん 2018/10/03(水)16:57:41
ID:fcd
泰葉「柑奈さん!」
柑奈「はい、有浦柑奈です!合言葉は~」
泰葉「ラブアンドピース?」
柑奈「よくできました!・・・こんなとこでどしたんです?」
泰葉「あ、その・・・」
道に迷ったことを正直に言うべきか。お腹が空いていることも正直に言うべきか迷う。
ちょっと恥ずかしいしここはごまかして・・・
泰葉「えっと・・・お散歩ですかね・・・」
柑奈「お散歩ですか!いいですねえ!私てっきりこの辺わかりにくいから迷ったのかと思いましたよ」
泰葉「・・・ごめんなさい迷いました」
ごめんなさい柑奈さん。全く疑われてないというのもそれはそれで辛いです。
7:
名無しさん@おーぷん 2018/10/03(水)16:58:30
ID:fcd
柑奈「あ、そうなんですね」
泰葉「すいません・・・携帯の充電も切れちゃってまして困っていたんです」
柑奈「それ大変でしたね!お姉さんが家までおくってあげましょう!」
泰葉「いえ、そこまでしていただかなくても・・・大通りへ出る道だけ教えていただければ」
柑奈「遠慮しない!お姉さんにまかせんしゃい!」
泰葉「あ・・・ありがとうございます」
正直助かった。・・・ありがとうございます柑奈さん。
柑奈「あ、でも一つお願いが」
泰葉「はい?」
~~~~~~~
8:
名無しさん@おーぷん 2018/10/03(水)16:59:01
ID:fcd
【洋食屋~ピースフルワイフ】
店員「いらっしゃい。あ、柑奈ちゃんじゃない」
柑奈「どうも~」
店員「二人連れなんて珍しい。こっちでいいかな?」
柑奈「はーい。泰葉さんもどうぞ~」
店内に入ると恰幅のいいおばさまが出迎えてくれた。少し狭さを感じる店内。
カウンターの向こうには白い帽子をかぶったおじさんがいた。多分店主さんで、夫婦で経営しているのだろう。
おばさまに案内され二人がけのテーブルに向かい合って座る。
9:
名無しさん@おーぷん 2018/10/03(水)16:59:40
ID:fcd
店員「お友達?」
柑奈「同僚です!」
店員「あらそうなの。ゆっくりしていってね~」
泰葉「ありがとうございます」
柑奈「ありがとうございます!」
柑奈さんのお願いとはこれからご飯を食べようと思っている。よかったらご一緒しないかというお誘いだった。
柑奈【いつも行ってる処だから味は保証しますよ~】とのことだったし。
願ったり叶ったりだったので二つ返事でお受けしたのだった。
~~~
10:
名無しさん@おーぷん 2018/10/03(水)17:01:08
ID:fcd
店員「はい。お水とおしぼりとメニューね」
柑奈「どうもです~」
泰葉「ありがとうございます」
・・・さて、何にしようかな。メニューはあ、本とかじゃない・・・何ていうんだろう?メニューたてだっけ。
ハンバーグ、ナポリタン・メンチカツ定食・カレー・・・ポークソテー・カニクリームコロッケ、などなど
落ち着いた雰囲気の少し狭めな店内をざっと見渡す。ちょっと喫茶店のような雰囲気でもある。
壁には黒板がかかっており。
「本日のセットはハンバーグとコロッケです」とか「本日のおつまみセットは唐揚げとフライドポテトです」
とか書いてある。ですってわざわざ書いちゃうのがなんか可愛らしい。
11:
名無しさん@おーぷん 2018/10/03(水)17:01:45
ID:fcd
泰葉「・・・色々あって迷っちゃいますね」
柑奈「あれも食べたいこれも食べたいってなっちゃいますよね。おなかすいてると特に」
泰葉「は、はい。お恥ずかしながら」
・・・図星です。ごめんなさい。・・・柑奈さんとっくに決まってるみたいだし早く決めないと・・・。
柑奈「決まるまでどうぞごゆっくり・・・と言いたいところですが!」
泰葉「え?」
柑奈「泰葉さんはかなりお腹が空いてるとお見受けしました」
泰葉「え、ええわりと」
嘘です。かなりお腹空いてます
柑奈「じゃあ一つ提案があります」
泰葉「はい?」
柑奈「私の鉄板メニューを食べるというのはどうでしょうか?」
・・・なるほど。それはいいかもしれない。一緒のものを食べるというのはちょっと嬉しい。ここは乗ってみよう
12:
名無しさん@おーぷん 2018/10/03(水)17:02:13
ID:fcd
泰葉「お願いします」
柑奈「おばちゃん!いつもの2つ!片方大盛りで!」
店主「はーい」
大盛り・・・柑奈さんは見た目より結構食べる人だし、もしかしてボリュームすごかったりするのかな?
泰葉「結構量とかあったりするんですか?」
柑奈「・・・欲張りさんメニューとだけ言っておきましょう」
泰葉「は、はあ」
柑奈「大丈夫ですよ。腹ペコさんであれを嫌いな人はいません!」
厨房からジャーーという音が聞こえてきた・・・揚げ物かな?あとカレーの香りもする。・・・カレーなのかな?
柑奈「まあ楽しみに待っててくださいよ」
~~~~
13:
名無しさん@おーぷん 2018/10/03(水)17:03:18
ID:fcd
店員「はい、おまたせ。トルコライス2つね」
柑奈「はーい!ありがとうございます!」
店員「お味噌汁今持ってくるからね~」
泰葉「・・・・・?」
トルコライスとは一体なんだろう?・・・冷静に見てみよう。
まず少し大きめのお皿にソースがかかったとんかつとたっぷりのナポリタン。
サラダが横にいて、下には味がついたご飯がいるようだ。カレーの匂いがする・・・ドライカレーかな?
店員「はい、お味噌汁どうぞ」
泰葉「あ、ありがとうございます」
お味噌汁もきた。具は・・・ワカメとお麩だ。
柑奈「初めて見ましたか?」
14:
名無しさん@おーぷん 2018/10/03(水)17:04:25
ID:fcd
泰葉「え?」
柑奈「トルコライス」
泰葉「え、ええ・・・顔に出てました?」
柑奈「なんとなくです!まあ、変わってますからね。トルコ要素どこ?ってなりますし」
泰葉「え、ええ・・・トルコの料理なんですか?」
柑奈「長崎の料理です!」
泰葉「あ、長崎の」
柑奈「いやー!結構前に泰葉ちゃんに長崎のこと教えてあげます!とか言ってたのに全然機会がなくってですね」
泰葉「あ、はい」
・・・あの後カステラを一本もらって、あれで終わったと思ってた・・・
ザラメでザリっとするカステラに牛乳が合っていてとても美味しかった。
柑奈「ここで会ったのも何かの縁なので長崎グルメ堪能してください。・・・冷めないうちに」
泰葉「そうですね・・・ありがとうございます・・・それじゃあ遠慮なくいただきます」
柑奈「いただきます!」
15:
名無しさん@おーぷん 2018/10/03(水)17:05:27
ID:fcd
柑奈「いただきます!」
まずはお味噌汁から・・・ズズッ・・・うん。美味しい。なんていうかこう・・・ふつうに美味しい。
疲れた体にお味噌汁の塩分がとても優しく染み渡る、そう言えば今日は少し寒かったなと気づく。
口開けにはいいなあ・・・さて、どこから攻めようかな?
やっぱりとんかつかな・・・いや、ここは・・・
柑奈「ふむ。泰葉さんはサラダからですか」
泰葉「なんか最初に野菜を食べる習慣がありまして・・・」
柑奈「いいことですね!健康的です!」
泰葉「あ・・・ありがとう・・・ございます?」
この独特な雰囲気が柑奈さんだ。実は私はこの感じが割とすきだったりする。・・・出会ったことないタイプの人だし。
・・・いや違う。事務所にいるアイドル事態が出会ったことない人達ばっかりだった・・・うん、いいや。食事に集中しよう。
16:
名無しさん@おーぷん 2018/10/03(水)17:06:31
ID:fcd
さて、サラダをやっつけた。次はとんかつだよねやっぱり。
揚げたてのとんかつにソースがかかっている。
一切れ食べてみる・・・サクッという軽い食感。ちょっと薄めのかつにこの甘みがあるソースが
いい感じにマッチしてとても美味しい・・・あ、そうだ。
ご飯を一緒に食べてみよう。
とんかつの下にあるドライカレー・・・ある意味変則的なカツカレーなのかもしれない。
カレー味のご飯おととんかつ・・・うん、合わないわけがないよね。美味しいなあこれ。
想像通りの味と言えばそれまでなんだけれど、それがとても安心する。お麩の味噌汁もふくめて。
柑奈「泰葉さん美味しそうに食べますねえ」
泰葉「え?・・・そうですか?」
この前むつみちゃんとご飯食べた時、無意識に食レポを始めてしまったらしいので気をつけていたんだけど。
17:
名無しさん@おーぷん 2018/10/03(水)17:06:55
ID:fcd
柑奈「見てて可愛いいいですからお気になさらず~♪」
泰葉「そ、そうですか・・・よかった」
柑奈「よかったです、こういうのどうかな~ってちょっと不安だったので」
泰葉「こういうの?とは」
柑奈「正直B級グルメですから・・・しかもいろんな流派が結構あるやつですし」
泰葉「流派?」
柑奈「下にあるのがチキンライスだったり炒飯だったり、そもそもナポリタンがなかったり。
とんかつじゃなくてチキンカツだったりデミソースかかってりうまあ色々ありまして」
泰葉「・・・それは全然違いませんか?」
それはもう別の料理な気がするけども。
柑奈「しかも大阪へ神戸にまであるらしいですよ?・・・そこでも色々違ってるみたいで」
トルコライス・・・もしかしたらすごく懐が深いのかもしれない。
泰葉「すごいですね・・・・トルコライス」
柑奈「適当なだけかもしれませんけどね」
泰葉「あはは・・・確かに」
18:
名無しさん@おーぷん 2018/10/03(水)17:07:49
ID:fcd
そんなことをききながらナポリタンに手を付ける。自分で作ったことはないなあ・・・
コンビニで売っていっても買ったことはないし、ロケ弁に入っていたことがあったかな?くらいだ。
プロデューサーは喫茶店はこれとミートソースしかない時代があったらしいって年上によく聞くっていいながら、
口元をケチャップで汚しつつ豪快に食べていたのを見たことある。喫茶店でもたまに頼むと言っていた。
正直私にはわからなかった。・・・あれ・・・お店のナポリタン初めて食べるんじゃないか私?
さて・・・どんな味だろうか。柑奈さんはタバスコを少し垂らしている・・・ここは流儀に従おう。
辛いの嫌いじゃないし。しっかりくるくるまいて・・・パクッ・・・モキュモキュ・・・思ったよりベッタリしてない?
でも麺はとっても柔らかいし・・・美味しい。食べた経験がほぼないけどこれはこれでありかもしれない。
さて、残りをやっつけようかな?
~~~~
19:
名無しさん@おーぷん 2018/10/03(水)17:08:47
ID:fcd
柑奈「ごちそうさまでした」
泰葉「ごちそうさまでした」
柑奈「どうでした?長崎グルメ」
泰葉「あ、美味しかったです・・・なんというか・・・なんか懐かしい気がしました」
食べたことないと思うんだけど。・・・・郷愁なのだろうか?
柑奈「あー・・・それはあれかもしれません」
泰葉「?」
柑奈「トルコライスってお子様ランチ感がちょっとあるんですよね」
泰葉「ああ・・・言われてみれば」
ワンプレートに色々乗って、欲張りに満足行くまで食べる・・・そう言われればそうかもしれない
20:
名無しさん@おーぷん 2018/10/03(水)17:09:23
ID:fcd
柑奈「旗はありませんけどね?」
泰葉「そこ・・・大事ですか?」
柑奈「大事ですよ!?一番と言っても過言ではないです!」
泰葉「そ・・・そうなんですか?」
食べたことない・・・いや、昔食べたかもしれないけど覚えてない・・・な。
柑奈「泰葉ちゃんは駄目ですね・・・今度お子様ランチ食べさせますか」
泰葉「いえ・・・さすがにそれは」
柑奈「だめです!お子様ランチとは愛なんです!」
泰葉「愛」
壮大なテーマになってきた!
柑奈「正直ワンプレートにいろんな物を乗せるのは面倒だと思うんですよ」
・・・よくわからなくなってきた・・・けど確かにそうかも?
柑奈「しかし!その手間を惜しまずこうして人に作ってくれるのはまさしく愛なんです!」
21:
名無しさん@おーぷん 2018/10/03(水)17:10:13
ID:fcd
泰葉「・・・そういうものですか」
柑奈「・・・まあ、おもちゃとかはもういらないですかね」
あ、冷静になったみたい
泰葉「でも・・・美味しかったです。ありがとうございした」
お子様ランチ気分・・・この満足感がそうなのかな?
柑奈「あ、こんな感じでよければいつでも一緒に行けますのでぜひ誘ってくださいね!」
泰葉「ええ。是非お願いします」
柑奈「こっちからも誘っちゃいますけどね~お姉さんにまかせんしゃい!」
泰葉「ありがとうございます・・・」
柑奈「デザートとかどうします?」
泰葉「お腹いっぱいなので大丈夫です」
割とボリュームがすごかったので・・・美味しかったので満足です。とても
~~~~~~
22:
名無しさん@おーぷん 2018/10/03(水)17:11:32
ID:fcd
店員「ありがとうございましたー。またおいでねー」
泰葉「柑奈さん。ごちそうさまでした」
柑奈「いえいえ~♪」
・・・二人で歩いて少し広い道にでる・・・ここからなら一人で帰れるだろう
泰葉「あ、もう大丈夫です、じゃあ私これで・・・」
柑奈「あ、そろそろ迎えが来ると思いますよ?」
泰葉「え?」
・・・と言っていたら見覚えのある車がこっちに向かってきた・・・あ。
泰葉「プロデューサー!?」
P「お疲れ様」
柑奈「お疲れ様です」
P「有浦さんごめんな。なんか世話になったみたいで」
柑奈「いえいえ~♪お気になさらず!」
23:
名無しさん@おーぷん 2018/10/03(水)17:11:42
ID:fcd
泰葉「・・・え?いつ・・・?」
柑奈「ご飯食べてる時ですかね・・・一斉送信で泰葉と連絡取れないんですが誰か知りませんか?って連絡がきまして」
泰葉「え!?」
P「いやー・・・慌てちゃって」
泰葉「何やってるんですか・・・」
P「ごめんて。だって先に事務所戻ったのにいないからさあ・・・誰かとどっか行ったかなって思ったんだよ」
泰葉「・・・う」
なるほど・・・事務所に戻るって言ったのに事務所にいなかったら確認するよね
そもそも連絡トレなかったのはこちらの落ち度だ・・・・・・ごめんなさい
柑奈「で!私がここにいますよ~って教えたわけです・・・連絡してから速かったですね!」
P「・・・まあ、他に用事もなかったんで」
泰葉「そうですか」
多分嘘だろう・・・心配させちゃったかな、ちょっと申し訳ない。
24:
名無しさん@おーぷん 2018/10/03(水)17:12:53
ID:fcd
泰葉「ごめんな・・・」
柑奈「素晴らしい愛ですね!」
P「いえ・・・違うと思いますよ?」
柑奈「いいえ愛です!仕事を放棄して泰葉さんのために来るこの姿勢素晴らしいです!」
P「・・・あ、そうですか。ありがとうございます?」
あ、ツッコミを投げ出した。
泰葉「お礼言うのもおかしいような気がします」
P「・・・・どうなんだろうなあ。・・・あ、有浦さんも送っていくから乗ってくれる?」
柑奈「ご心配なく!」
P「いや、そういう問題じゃ」
柑奈「いえ、私の家すぐそこなので」
そういって柑奈さんはマンションを指さした。・・・・あそこが柑奈さんの家なのか
泰葉「そうなんですか?」
柑奈「言ってませんでした?」
泰葉「初耳です」
あれ~?みたいな顔をしている・・・・言ってない。絶対に言ってない。
25:
名無しさん@おーぷん 2018/10/03(水)17:13:14
ID:fcd
P「それなら心配ないですかね・・・といいたところですが、家の前まで送りますよ」
柑奈「建物が見えますから大丈夫ですよ。・・・お疲れ様でした。失礼します」
P「あ、お疲れ様です」
泰葉「ありがとうございました。失礼します」
柑奈「~~~♪」
P「・・・さて、車に乗ろうか」
泰葉「はい」
二人で車に乗って。鼻歌交じりで柑奈さんがマンションのエントランスに入ったのを見届けて。
プロデューサーが車を出す。こういうとこマメだよなあこの人。心配性とも言う。
P「じゃあ行こうか」
泰葉「はい」
~~~~~~
26:
名無しさん@おーぷん 2018/10/03(水)17:14:07
ID:fcd
【車内】
P「今度から充電はちゃんとしてくれよ?」
泰葉「・・・ごめんなさい」
P「・・・楽しかったか?」
泰葉「はい。とっても」
P「そりゃ何よりだ」
泰葉「・・・プロデューサー」
P「ん?」
泰葉「お子様ランチって楽しいですね」
P「・・・待って。何食べたの君ら」
泰葉「さて・・・なんなんでしょう?」
P「秘密?」
泰葉「はい。秘密です」
P「・・・ならしょうがねえな。さっさと帰ろうか」
泰葉「はい。ありがとうございます」
今日も良い一日だった・・・明日は何を食べようかな?
27:
名無しさん@おーぷん 2018/10/03(水)17:14:28
ID:fcd
以上で本編終わりです
以下おまけというか番外編になります
28:
名無しさん@おーぷん 2018/10/03(水)17:14:49
ID:fcd
~~おまけ~~泰葉と穂乃香と仙台銘菓~~
【事務所】
泰葉「ふぅ・・・レッスン疲れました・・・」
穂乃香「お疲れ様です。泰葉さん」
泰葉「いや、穂乃香さんもやってたんですから・・・」
穂乃香「それもそうですね・・・」
今日は自主レッスンをしようと思って事務所に来ていた。
そこで穂乃香さんとレッスン場で一緒になったので、二人で切り上げて事務所で現在談笑中なのだ。
泰葉「でも、ちょっと意外でした。穂乃香さんが切り上げようって言ってくるなんて」
穂乃香「【サウナあるある】?になる可能性があったので」
泰葉「?」
穂乃香「どっちかが切り上げるまでやろうとして共倒れになることらしいです。夏美さんに教えてもらったんですよ」
泰葉「はー・・・それはあったかもしれませんね」
私も穂乃香さんが終わるまでやろうとしてたし・・・共倒れになってたかも。
いつもより頑張ったせいで・・・お腹へった・・・ってほどじゃないけど、なにか甘い物がほしいかも。
29:
名無しさん@おーぷん 2018/10/03(水)17:15:32
ID:fcd
穂乃香「泰葉さん?」
泰葉「え?・・・あ、はい!なんでしょうか?」
穂乃香「心ここにあらず、といった感じがしましたけど・・・大丈夫ですか?」
泰葉「あ、大丈夫です。ちょっと疲れちゃったみたいで」
いけない・・・ちょっと頭回ってないかも。
穂乃香「なるほど・・・そんな泰葉さんに朗報があります」
泰葉「はい?」
穂乃香「良いものがあるんですよ・・・・少々お待ちを」
そう言って穂乃香さんは冷蔵庫の中に入った【綾瀬】という箱から何かを取り出した。
穂乃香「こちらをどうぞ」
泰葉「・・・これは。萩の月ですね」
見たことある。お土産にも割とよく見る黄色くてまんまるなお菓子だ
穂乃香「実家から送られてきたんですよ。よかったらお一つどうぞ」
泰葉「ありがとうございます。いただきます」
穂乃香「どうぞどうぞ」
萩の月か・・・定番だし昔食べた気がするなあ。ハムッ・・・モッキュモッキュ・・・うん。これだこれ。
30:
名無しさん@おーぷん 2018/10/03(水)17:16:06
ID:fcd
冷やされたカスカードクリームにカステラ生地がいい感じに・・・長く愛されているだけあって、
大外れがない、定番というのはある意味で王道でもある。美味しい
疲れた体に甘いものが染み渡って顔が無意識にほころんでしまう。
泰葉「・・・美味しいです」
穂乃香「それはよかったです・・・それにしても」
泰葉「はい?」
穂乃香「泰葉さんは食べている姿がなんというか・・・とても可愛いですね」
泰葉「はい?」
穂乃香「・・・こう、なんといいますか・・・抑えきれない小動物感というか・・・可愛いです!」
泰葉「・・・初めて言われたかもしれません」
あ、でもプロデューサーに【なんか泰葉は餌付けしたくなる】て言われたことあるな・・・
穂乃香「なるほど・・・コレが泰葉さん餌付けブーム・・・」
泰葉「ブーム!?」
穂乃香「いつしか泰葉さんに餌付けをする人が後をたたず・・・そして泰葉さんがどんどん・・・」
泰葉「・・・太らないようにレッスンがんばります」
穂乃香「そのときは私もご一緒します」
・・・レッスンもう一回いってこようかな?・・・明日からでいいか・・・
31:
名無しさん@おーぷん 2018/10/03(水)17:17:03
ID:fcd
終わりです
ありがとうございました。
32:
名無しさん@おーぷん 2018/10/03(水)17:17:49
ID:fcd
トルコライスは割と自由で好きです。
皆も安易にもぐもぐするSSをやりましょう。
そうすると私が喜びます。泰葉がでれば歓喜します。
では失礼します
元スレ
http://wktk.open2ch.net/test/read.cgi/aimasu/1538553217/
- 関連記事
-
Amazonの新着おすすめ
おすすめサイトの最新記事