チャラ男「大学入ったからにゃ、ヤリサーで遊びまくってやるぜェ!」

2018-04-19 (木) 00:07  オリジナルSS   0コメント  
1: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/04/02(月) 22:08:39.60 ID:nj7zpZen0

チャラ男「イヤッホーッ! 大学入学だーっ!」

チャラ男「大学入ったからにゃ、四年間ヤリサーで遊びまくってやるぜェ!」

チャラ男「さっそくこの大学のヤリサーを探さなきゃな」

チャラ男「すんませ~ん、この大学ヤリサーってないっすか?」

学生「ああ、あっちにあるよ」

チャラ男「あざーっす!」





2: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/04/02(月) 22:09:06.10 ID:nj7zpZen0

チャラ男「おほっ、いたいた! イケてるギャルが!」

チャラ男「はぁ~い」

ギャル「はぁい」

チャラ男「オレさ、ヤリサーに入りたいんだけど、案内してくんない?」

ギャル「ヤダー! ウッソー! 入ってくれるの?」

チャラ男「マジマジ!」

ギャル「え~……じゃ、案内するね!」




3: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/04/02(月) 22:10:10.32 ID:nj7zpZen0

ギャル「こっちよ!」

チャラ男「えへへ……」

チャラ男(きっとこの子みたいな可愛い子がいっぱいいるに違いない!)

チャラ男(今日からオレは、ヤリまくりの、突きまくりだぁ~)




5: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/04/02(月) 22:11:49.36 ID:nj7zpZen0

ギャル「うちのサークルの部長よ」

部長「よろしく」ムキッ

チャラ男「!?」ギョッ

チャラ男(うおっ、ムキムキじゃん!)

チャラ男(パネェ……百人斬りぐらい軽くこなしてそうな感じなんだけど)

チャラ男(さっすがヤリサーの部長だけある! 期待させてくれるゥ!)




6: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/04/02(月) 22:13:20.49 ID:nj7zpZen0

部長「さっそくだが、これを持ってもらおう」スッ

チャラ男「へ? なんスかこれ?」

部長「石槍だよ。新入りにはまずこれが渡される」

チャラ男「石槍? なんで?」

部長「決まってるだろう? 我がサークルは“槍サー”だからな」

チャラ男「……はい?」

部長「ちなみに、我が愛槍は“グングニル”……サークルで最強の者だけが持つことが許される」

チャラ男「グングニルぅ~?」

チャラ男「アハハ……冗談、ですよね?」

部長「冗談などではない!」ギロッ

チャラ男「ひゃうんっ!」




8: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/04/02(月) 22:15:22.11 ID:nj7zpZen0

チャラ男「お、重い……」ズシッ…

チャラ男「あの、これどうすりゃいいんッスか……?」

部長「突きを1000回やってもらう」

チャラ男「1000回!?」

チャラ男「こんな重いのにンな回数、できるわけ――」

部長「おしゃべりはいい。やるのだ!!!」

チャラ男「ひゃいっ!」




9: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/04/02(月) 22:17:00.20 ID:nj7zpZen0

チャラ男「えいっ! えいっ! えいっ!」

ヨロッ… ヒョロッ… ヒュンッ…

チャラ男「ハァ、ハァ、ハァ……」

部長「まだ百回も突けておらんぞ」

チャラ男「う、うへえ……」

チャラ男「たあっ!」ヒョロッ

部長「腰が入っておらん!」

チャラ男「も、もう……無理……」ドサッ…




10: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/04/02(月) 22:19:50.64 ID:nj7zpZen0

チャラ男「あぐぅぅぅ……」

部長「今日はもう無理そうだな。また明日来て、挑戦するがよい」

チャラ男「……ふざけんなッ!」

チャラ男「誰が二度とこんなふざけたサークル来るもんかよ!」

チャラ男「オレはな、槍なんか興味ないの! ヤリたいだけなの!」

チャラ男「オレはヤリサーで女とヤリまくってやるんだ!」

チャラ男「じゃあな!」スタスタ

部長「……」




11: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/04/02(月) 22:21:03.71 ID:nj7zpZen0

ギャル「ねえ、待って」

チャラ男「あっ……アンタ」

チャラ男「わりィけど、オレにはこんなサークル務まらないよ」

チャラ男「そんじゃ」スタスタ

ギャル「ううん……あなたならやれる」

チャラ男「……え」

ギャル「明日も来てくれるって信じてる」

チャラ男「……誰が来るかよッ!」




12: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/04/02(月) 22:22:51.16 ID:nj7zpZen0

チャラ男「大学入って早々、ヘトヘトだぁ……」

チャラ男「……」ゴロン…

チャラ男「いてぇ……体じゅうがいてぇ……」ズキズキ…

チャラ男(おかげで眠れやしねえ!)

チャラ男(なのに……なんだろう、この興奮……この充実感……)

チャラ男(なんでオレは……またあの“槍サー”に行きたがってるんだろう……)




13: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/04/02(月) 22:24:56.26 ID:nj7zpZen0

チャラ男「……来ちゃったよ」

ギャル「来てくれたの!? ヤダ、嬉しい~!」

部長「ほう……見上げた心構えだ」

部長「だが、突き1000回ができなくば、入部させることはできん」

チャラ男「……やってやるッスよ!」

チャラ男「うおおおおおっ!」ビュオッ




14: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/04/02(月) 22:26:49.55 ID:nj7zpZen0

チャラ男「でやっ! でやっ! ――でやぁっ!」

ヨロッ… ヒュオッ… ヨタヨタ…

チャラ男(目がかすむ……筋肉が震えてる……もう指の感覚もない……)

チャラ男(なんでオレはこんなバカなことやってるんだろう……?)

チャラ男(こんなことやったって女にゃモテないし、一円にもなんないのに……)

チャラ男(だけど、突かずにはいられないんだ!)

チャラ男「だあっ!」

ビュオッ!




15: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/04/02(月) 22:28:38.80 ID:nj7zpZen0

チャラ男「ハァッ……ハァッ……ハァッ……!」

チャラ男「……だあっ」ヒュッ

チャラ男「せ、1000回達成……」ドサッ…

ギャル「しっかりして!」

チャラ男「だ、大丈夫……」

部長「……見事だ」

部長「君を我がサークルに歓迎しよう!」

チャラ男「あざーっす!」




17: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/04/02(月) 22:30:50.59 ID:nj7zpZen0

四月の終わり――

部長「これより新入生歓迎会を行う!」



ワァァァァ……!

パチパチパチパチパチ…



部長「では、新入生であるチャラ男君のために――特別にマンモスを用意した!」

マンモス「パオォ~ン!」ズシン…

部長「あれを自分の手で退治するのだ! 餌になったとしてもそれは己の未熟だ!」

チャラ男「分かりましたっ!」




18: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/04/02(月) 22:32:35.33 ID:nj7zpZen0

マンモス「パオォォ~ン!!!」ドドドドドッ

チャラ男(来た……!)

マンモス「パオンッ!」ブオンッ

バチンッ!

チャラ男「ぐっ!」

チャラ男(なんてパワーだ! 真正面からじゃ、とても敵わねえ……!)

チャラ男(だったら――)




19: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/04/02(月) 22:34:08.11 ID:nj7zpZen0

チャラ男(側面から、体に飛び乗るッ!)バッ



オオォ~……!

部長「ほう……素晴らしい判断だ」

ギャル「やった!」



チャラ男(あとはガラ空きの頭に――)

チャラ男(マンモス……あんたの命、オレが背負ってやるっ!)

チャラ男「うおおおおっ!!!」

ザクゥッ!!!




20: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/04/02(月) 22:37:12.62 ID:nj7zpZen0

マンモス「パオォォォ……ン……」ズシン…

チャラ男「やった……!」

チャラ男「オレの手でマンモスを倒した……!」



部長「見事……!」

ギャル「やったーっ!」

ワァァァァッ!




21: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/04/02(月) 22:38:12.66 ID:nj7zpZen0

部長「どうだね、今の気分は?」

チャラ男「さ、最高ッス!」

チャラ男「オレ、このまま槍を極めてみせるッス!」

部長「うむ、その意気だ!」

部長「では宴を始めよう! メインディッシュはもちろん、彼が仕留めたマンモス肉だ!」



ワアァァァァァッ!!!




22: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/04/02(月) 22:41:41.95 ID:nj7zpZen0

数ヵ月後――

チャラ男「いくッスよ!」

部長「見せてもらおう」

チャラ男「はあっ!」ビュオッ



ギュゥゥゥゥンッ……! ――ザクッ!



チャラ男「よし!」

部長「おお……槍投げ1000mを早くも達成するとは……」

部長(やはり、このチャラ男君……天稟がある!)




23: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/04/02(月) 22:43:27.60 ID:nj7zpZen0

チャラ男(ふぅ……今日の鍛錬も疲れた……。だけど、楽しかった……)

チャラ男(オレの手もすっかり皮がぶ厚くなったなぁ……)

ギャル「ねえ」

チャラ男「ん?」

ギャル「このところあなたから、オスとしてのフェロモンがプンプン匂ってくるのよねえ……」

ギャル「あそこにホテルあるし……ちょっと休んでかない?」

ギャル「元々あなたも、アタシとこういうことしたかったんでしょ?」

チャラ男「……」

チャラ男「すまない」

ギャル「えっ……」




24: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/04/02(月) 22:45:59.40 ID:nj7zpZen0

チャラ男「オレ……今は槍に集中したいんだ。槍を極めてみたいんだ」

チャラ男「自分の槍一本でどこまで上り詰められるか、試してみたいんだ!」

チャラ男「だから……まだアンタを抱けない! ヤレない!」

ギャル「ふふっ……」

チャラ男「?」

ギャル「今のあなたなら、そういうと思ってた」

ギャル「頑張って……あなたなら槍でどこまでだっていけるわ!」

チャラ男「……ありがとう」




25: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/04/02(月) 22:48:07.97 ID:nj7zpZen0

その後も槍サーでの厳しい修行は続き――

チャラ男「はっ!」



ビュボアッ!!!



部長(遥か遠くにいる相手をも貫通するという、伝説の奥義――)

部長(“真空突き”をついにマスターしたか……!)




26: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/04/02(月) 22:49:14.76 ID:nj7zpZen0

部長「槍ヶ岳で槍合宿だ!」



オスッ!



部長「頂上までダッシュだ! 立ち止まったらメシ抜きだ! 槍サーの一員としてやり抜けよ!」



オオースッ!!!



チャラ男「わっせ! わっせ! わっせ!」タタタタタッ

ギャル「わっせ! わっせ! わっせ!」タタタタタッ




27: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/04/02(月) 22:53:27.83 ID:nj7zpZen0

チャラ男も成長し、部長が卒業間近になったある日――

チャラ男「部長、オレに用ってなんですか?」ザッ…

部長「ここなら邪魔は入らない」

チャラ男「?」

部長「勝負をしよう」

チャラ男「!」

部長「私と君で……一騎打ちだ」

チャラ男「……!」

部長「強制はしない……嫌かい?」

チャラ男「い、いえ……」

チャラ男「やらせて下さい! オレ、ずっと部長とやりたかったんだ!」

部長「やはり君は、私が見込んだ通りの槍使いだ……!」




28: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/04/02(月) 22:55:19.39 ID:nj7zpZen0

部長「手加減はしない。このグングニル、存分に振るわせてもらおう」ブオンッ

部長「参る!」ザッ

チャラ男「応ッ!」ザッ



ヒュゥゥゥゥゥ…



チャラ男(恐れるな……オレだって血のにじむような修行をしてきたんだ!)

チャラ男「でやぁぁぁぁぁっ!!!」

部長「破ッ!!!」

――ガキィンッ!!!




29: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/04/02(月) 22:56:35.73 ID:nj7zpZen0

チャラ男「ぐうっ……!」ビリビリ…

チャラ男(やはり、普通の突きじゃ、腕力と槍の差でオレが力負けする!)

チャラ男(……だったら!)ババッ

部長(間合いを……広げた?)

チャラ男(この技なら、腕力や槍の性能差を補えるッ!)

チャラ男「真空突きッ!!!」



ビュボッ!!!




30: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/04/02(月) 22:58:28.79 ID:nj7zpZen0

部長(見事な真空突きだ……)

部長「だが、真空突きの使い手は君だけではないぞ!」ビュボボボボボッ

チャラ男「連続真空突きィィィィィッ!」ビュボボボボボッ



ズガガガガガッ!!!



部長「ぬう……!」ブシュッ…

部長(真空突きの撃ち合いでは、彼に分があるか! まだ若いのに大したもの!)

部長(ならば接近するしかあるまい!)

部長「……む!?」




31: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/04/02(月) 23:00:17.87 ID:nj7zpZen0

チャラ男「……」



部長(いつの間にか、彼の手から槍が消えている……一体どこへ!?)



グサァッ!



部長「ぐああっ!」

部長(上空から降ってきた槍が、足に……!)

部長(そうか……真空突きを撃ちつつ、上空に槍を投げていたのか……!)

部長(しかも、私の命を奪わぬよう……足を狙ってッ!)




32: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/04/02(月) 23:02:51.18 ID:nj7zpZen0

チャラ男「もう……立てませんよね?」

部長「ああ……見事だ……。完敗だよ……」





ヒュゥゥゥゥゥゥ…




33: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/04/02(月) 23:04:31.72 ID:nj7zpZen0

部長「この槍、グングニルは君に託そう」

チャラ男「えっ、だけどこれは部長の愛槍……!」

部長「よいのだ」

部長「グングニルは槍サークルで最強の者が持たねばならん」

部長「同時に、グングニルを持つ者がサークルを率いていくことになる」

部長「いずれ、君の目にかなう槍使いがサークルに現れたら、その時は渡してやって欲しい」

チャラ男「部長……」

チャラ男「あざーっ……ありがとうございますッ!!!」




34: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/04/02(月) 23:07:30.06 ID:nj7zpZen0

チャラ男「みんな……今日からはこのオレが槍サーの部長だ!」

チャラ男「オレは……このサークルを日本一、世界一の槍軍団にしたい!」

チャラ男「みんな、オレに突いてきてくれ!!!」



ウオオオオオオオオオオオオオオオッ!!!



ギャル(成長したね……チャラ男君……)




35: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/04/02(月) 23:09:24.06 ID:nj7zpZen0

チャラ男「来月、剣サー、斧サー、弓サーとのリーグ戦がある!」

チャラ男「いつも我がサークルは、二位、三位が定位置だったが、そうはいかない!」

チャラ男「今年は全勝を狙うぞッ!!!」



ウオオオオオオオオオオオオオオオッ!!!



ギャル(どのサークルも猛者揃いだけど、今年は優勝を狙えるわ……!)



チャラ男「今日は飲み会だ!」

チャラ男「この焼き鳥の串で、ちょいとした芸を見せてやろう」

チャラ男「はっ!」ボッ



オオオオオオオオオオオオオオオオッ!!!



ギャル(すごい……! ビールという“液体”に穴を開けた……!)




36: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/04/02(月) 23:13:13.18 ID:nj7zpZen0

やがて――

後輩「ハァ~? ヤリサーじゃなくて、槍サー!? 騙しやがったな!」

後輩「誰が入るか、こんなクソサークル! 一生槍振り回して、人生を棒に振りやがれ!」

部員A「なんて口のきき方だ!」

部員B「あんな奴に入られたら、風紀が乱れる!」

部員C「チャラ男部長、塩でもまいてやりましょう!」

チャラ男「いや……あいつ、是非とも欲しい逸材だ」

チャラ男「オレがなんとしても口説き落としてみせるッ!!!」




37: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/04/02(月) 23:16:13.29 ID:nj7zpZen0

後輩「真空突き!」

ビュボォッ!

後輩「や、やった……!」

後輩「部長……槍って楽しいですね!」

チャラ男「ああ……槍はやりがいがあるよ!」

チャラ男(部長から授かったグングニル……やっと授けてもいい男に出会えたのかもしれん)




38: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/04/02(月) 23:19:27.21 ID:nj7zpZen0

――

――――

ギャル「チャラ男君」

チャラ男「ん?」

ギャル「もうすぐ卒業だけど進路はどうするか決めた?」

チャラ男「ああ……もう決めてる」

ギャル「どこ目指してるの?」

チャラ男「防衛省だ……大臣直々に誘いも来てる。この槍を存分に振るって欲しいとのことだ」

ギャル「ふうん……」




39: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/04/02(月) 23:22:08.21 ID:nj7zpZen0

ギャル「ねえ、アタシ……あなたに突いていってもいい?」

チャラ男「いいとも」

チャラ男「オレはやっと君に相応しい男になれた、気がする……」

ギャル(そんなのとっくになってるってのに……)

チャラ男「今のオレなら、君を抱ける。君を突ける」

ギャル「ありがと……」



ギュッ…




40: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/04/02(月) 23:24:21.26 ID:nj7zpZen0

数年後――

自衛官「某国からミサイルが複数発射されましたァ! 東京を始め、大都市が狙われています!」

チャラ男「任せて下さい」ズイッ

自衛官「……おおっ!」

チャラ男「はぁっ!!!」ビュオオオッ



ズガガァンッ!!!



自衛官(竹槍を投げて、ミサイルを完全破壊してしまった……)




41: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/04/02(月) 23:26:55.92 ID:nj7zpZen0

チャラ男「ただいま」

ギャル「お帰りなさ~い」

ギャル「今日のお仕事は?」

チャラ男「竹槍でミサイルを何発か撃墜したよ。たやすい仕事だった」

チャラ男「あんな仕事で給料をもらえることに、罪悪感すら覚えてしまう」

ギャル「大学卒業後さらに腕を磨いたあなたなら、爪楊枝投げてもミサイル落とせるものねえ」

チャラ男「うむ。しかし、それは相手に対して失礼だからな……」

ギャル「まったく真面目なんだから!」

赤子「あーうー!」

チャラ男「おお、よしよし」ナデナデ…



チャラ男(オレは槍で、この国と愛する家族を守ってみせる……!)







~ おわり ~




42: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/04/02(月) 23:45:48.98 ID:t+EKUQj7O

なんやこれ。









名作やんか!




43: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/04/03(火) 00:26:49.45 ID:FsUkHxLAO

ランサーとかwwwそんなん知らんさーwww



46: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/04/03(火) 03:29:39.42 ID:cyRvS7fpo

これは見事なヤリサーSS



元スレ
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1522674519/

B0788BV1P3もっと!孕ませ!炎のおっぱい異世界エロ魔法学園!

みるくふぁくとりー みるくふぁくとりー 2018-04-27

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