1:
◆PHHgkjrs.I 2018/03/01(木) 20:20:51.16
ID:upOybuM3O
放課後
校舎裏
サトシ「ごめんスイレン、こんなとこに呼び出しちゃって…」
ピカチュウ「ピカ」
スイレン「う、うん…別にいいよ?」
スイレン「でもサトシ…こんなとこに私を呼び出してなんの用?」
アシマリ「アウ」
サトシ「…………………」
スイレン(サトシの事だし…バトルの練習付き合ってとかかな?)
サトシ「あのさ、スイレン……」
スイレン「?」
サトシ「好きだ」キリッ
ピカチュウ「ピカ!」
2:
◆PHHgkjrs.I 2018/03/01(木) 20:27:48.73
ID:upOybuM3O
スイレン「…………………」
スイレン「………も、もう一回聞いてもいい?」
アシマリ「アウ」
サトシ「……だからさ、スイレンの事好きだって言ったんだよ」
ピカチュウ「ピーピカチュッ」
スイレン「…………」
スイレン(き、聞き間違いじゃない………)タラッ
スイレン(い、今サトシが私の事"好き"って言った……)ドキドキ
スイレン(私、今…………)ドキドキ
スイレン(サトシにこ、告白されてるっ!)ドキドキ
アシマリ「アウー」
3:
◆PHHgkjrs.I 2018/03/01(木) 20:42:01.91
ID:upOybuM3O
スイレン「…………………」
スイレン(サトシが私の事好き……う、嬉しい……)キュン
スイレン(で、でもサトシの事だし……もしかしたらその"好き"は違う意味の"好き"かも……)ギュッ
アシマリ「グエッ」ギュウ
スイレン「…………あ、あの…サトシ…」
サトシ「な、なに?スイレン?」ドキドキ
スイレン「その"好き"ってどういう意味の"好き"?」ドキドキ
サトシ「……スイレンを女の子として好きって意味だよ、何度も言わせないでくれよ…恥ずかしいぜ///」テレッ
ピカチュウ「ピカピカ」ニコッ
スイレン「////」ギュウウウ
アシマリ「アオオ……」グググ
4:
◆PHHgkjrs.I 2018/03/01(木) 20:59:26.17
ID:upOybuM3O
スイレン(ゆ、夢!?夢なのこれ!?////)ギュウウウ
アシマリ「ア……ウオ…………」ギュギュギュ
ピカチュウ「ピ、ピピピカ!?」
サトシ「………スイレンと初めて会った時の事覚えてる?」
スイレン「う、うん……忘れた事ない…///」ドキドキ
サトシ「………あの時さ、俺がサメハダーでライドしてたらたまたま釣りしてるスイレンと会って…」
スイレン「……ハギギシリ…////」コク
サトシ「………あの時スイレンの事見て思ったんだ」
サトシ「あっ、可愛い子だなって///」テレッ
スイレン「////」ボフン
スイレン(さ、サトシに可愛いって言われた……)ドキドキ
スイレン(私、死ぬんだ……きっと今日死ぬんだ…)ダラー
サトシ「スイレン!鼻血出てるぞ!?」
アシマリ「」ピクピク
ピカチュウ「ピカー!」ユサユサ
5:
◆PHHgkjrs.I 2018/03/01(木) 21:18:47.04
ID:upOybuM3O
スイレン「だ、大丈夫!つ、続けてサトシ!」ハァハァ
サトシ「ほ、本当に大丈夫かよスイレン?」
スイレン「うん、つっぺするから/////」スポッ
スイレン(心配してくれるんだ…サトシ、優しい////)ポッ
サトシ「………それでさ……スクールでスイレンと再会した時に……」
スイレン「」ドキドキドキドキ
サトシ「運命を感じたよ///」テレッ
スイレン「私も!私も感じた!」クワッ
サトシ「」ビクッ
サトシ「そ、その…それでさ……」
スイレン「うんうん!」フンスフンス
サトシ「なんてゆーか……上手くは言えないんだけどさ?まるでケンタロスに轢かれたような衝撃を受けたんだよ……」
サトシ「今思えば……あれが恋ってやつだったんだな、きっと////」テレッ
スイレン「こっ…コッコッコッコッコッコ………/////」ボフン
サトシ「コイキングの真似?本当に可愛いなスイレンって」ハハッ
スイレン「コッコッコッコッコッコ………/////」
ピカチュウ「ピカー!」バリバリバリ
アシマリ「ギャアアアー!!」ビリビリビリ
6:
◆PHHgkjrs.I 2018/03/01(木) 21:35:40.01
ID:upOybuM3O
サトシ「そ、その……それでさ?返事ほしいなって……」ポリポリ
スイレン「へ、返事……?」ドキドキ
サトシ「………迷惑じゃなかったらでいいんだけどさ?」
サトシ「そ、その………スイレンをゲットして……俺だけのスイレンにしたいなっ…て…///」ポリポリ
スイレン「あわわわわ////」プシュー
スイレン「ぁ……わ…………/////」プクプク
サトシ「す、スイレン!大丈夫か!?口からバルーン出てるぞ!?」ユサユサ
スイレン「」プクプクプク
アシマリ「アウー」ヨロッ
ピカチュウ「ピカー……」ホッ
7:
◆PHHgkjrs.I 2018/03/01(木) 21:51:07.23
ID:upOybuM3O
サトシ「スイレン!しっかりしてくれ!スイレーン!!」ユサユサ
アシマリ「アウー!」ユサユサ
ピカチュウ「ピカー!」
スイレン「」プクプク
スイレーン アウー
スイレン(……意識が遠のく……)
スイレン(で、でも……サトシが私を好きって言ってくれた……)
スイレン(ずっと……大好きだったサトシに……好きって言われた……)
スイレン(サトシが……私と結婚したいって言ってくれた……)
スイレン(私、しあわ……)
ソレデデスネ? ウソダー
スイレン(…………え?)
スイレン(マオちゃんと……リーリエの声?)
8:
◆PHHgkjrs.I 2018/03/01(木) 22:51:54.72
ID:upOybuM3O
ワイワイ ガヤガヤ
リーリエ「論理的結論から言いますと……恋愛を制するコツ、それはズバリ……」
リーリエ「主導権を握る事です!」ビシッ
シロン「コン!」ビシッ
マオ「……いきなり何言ってるのよリーリエ…」
スイレン「今日のリーリエは変なリーリエ」
アシマリ「アウ」
リーリエ「へ、変ではありません!」
リーリエ「マオ、スイレン!これから恋愛していくにあたって、レンアイマスターである私の話は聞いておいていたほうがいいですよ?」ドヤッ
シロン「コン!」ドヤッ
マオ「レンアイマスター?」
スイレン「ま、まさかリーリエ……今誰か好きな人が…」ゴクリ
リーリエ「いえ、いませんけど?」
スイレン「そ、そう……」
マオ「………恋もした事ないレンアイマスターってなんなのよ?」
リーリエ「…………論理的結論から言いますと私……」
リーリエ「来る日の為に恋愛についての予習をしていました…」スッ
リーリエ「これで!」ドサッ
マオ「こ、これって……」
スイレン「少女マンガ……」
アママイコ「アマーイ!」
リーリエ「ふふふ、全巻読破しました!」
リーリエ「マオ、スイレン!恋愛についてならば私に何でも聞いてください!」
リーリエ「この、レンアイマスターである私に!」ドヤッ
シロン「コーン!」ドヤッ
マオ「いや、何でも聞けって……マンガの知識じゃん…」
スイレン「なんちゃってレンアイマスター」
アシマリ「アウ」
9:
◆PHHgkjrs.I 2018/03/01(木) 23:12:55.07
ID:upOybuM3O
リーリエ「それで……さっきの話の続きですが……」
マオ「あっ、続けるんだ……」
スイレン「まぁまぁ、マオちゃん。聞いてあげようよ」スッ
マオ(スイレン……メモ用紙……)
リーリエ「まずですね?主導権を握ると言う事は……」
スイレン「………………」メモメモ
マオ(スイレン……メモとってる……)
リーリエ「主導権を握り、相手より優位に立つと言う事は……付き合ってから、そして結婚してからの関係にも影響してきますね」
スイレン「け、けけけけ結婚……!さ、ささささ…///」ボフン
アシマリ「アウアウ!」
マオ「いや、結婚て……リーリエも私達も結婚どころか相手もいないよ」
リーリエ「だからこその"予習"です!マオ!」ビシッ
シロン「コン!」
スイレン「そうだよ!マオちゃん!」
マオ「えぇ……」
アママイコ「アマー……」
リーリエ「マオ!マオみたいな子が将来結婚する相手に浮気とかされるんですよ!」
マオ「ちょ、ちょっと!なんで私が浮気されるみたいに言われてるの!?」
リーリエ「マオ!男と言う生き物は浮気をする生き物なんです!これはそれを防ぐ為のお勉強なんですよ?」
リーリエ「………と、本に書いてありました」ボソッ
マオ「そ、そんなの人によるんじゃ……」
スイレン「………サトシは浮気しない!」プクー
リーリエ「? 何故サトシの名前が??」
マオ「鈍感かレンアイマスター」
アママイコ「アマーイ……」
リーリエ「と、とにかくですね?相手より優位にたつ為には……」コホン
スイレン「…………」メモメモ
リーリエ「………論理的結論から言いますと……"強気"と"余裕"です」バーン
シロン「コン!」
スイレン「強気と……余裕……」ゴクリ
マオ「………いったいどんな内容のマンガ読んでるのよリーリエ……」
…………………
………
…
10:
◆PHHgkjrs.I 2018/03/01(木) 23:25:35.75
ID:upOybuM3O
サトシ「スイレン…なかなか起きないな……こうなったら……!!」
サトシ「ピカチュウ!スイレンに10万ボルト!!」
ピカチュウ「ピカー!!」バリバリ
アシマリ「アウ!?」
ピカチュウ「ピィカァヂュー!!」
バリバリバリバリ
スイレン「」ビリビリビリ
アシマリ「アウア!アウア!」アセアセ
スイレン「」プスプスプス
スイレン「……………」ムクリ
アシマリ「アウ!?」
サトシ「よ、良かった…スイレンが起きた…」ホッ
ピカチュウ「ピカー」ホッ
スイレン「……サトシ……」
サトシ「スイレン…急に倒れるから心配して……」
スイレン「………ねぇサトシ……」
サトシ「ん?」
スイレン「………私の事……どれくらい好き?」
サトシ「え?」
ピカチュウ「ピ?」
アシマリ「アウ?」
11:
◆PHHgkjrs.I 2018/03/01(木) 23:40:18.68
ID:upOybuM3O
サトシ「それってどういう……」
スイレン「答えて!」
サトシ「…………………」
サトシ「す、スイレンの事はすっげー好き!」
スイレン「……………………」
サトシ(こ、これじゃダメなのか……なら……)
サトシ「………め、メチャクチャ好き………」
スイレン「………………」ジトー
サトシ(これでもダメなのか……)
ピカチュウ「ピカピィ…」
スイレン「私……」ボソッ
サトシ「!」
スイレン「サトシの事……ずっと好きだったの…」
サトシ「スイレン……!」
スイレン「だから、サトシが私の事、好きだって言ってくれてすっごく嬉しい」ニコッ
サトシ「じゃ、じゃあ……」
スイレン「……浮気とか絶対に許さない…」ボソッ
サトシ「え?浮き輪?」
ピカチュウ「ピ……」
スイレン「……証拠、見せて」
サトシ「証拠?」
スイレン「サトシがこの先、私だけを愛し続けるっていう…」
スイレン「証拠!」ニコッ
サトシ「えぇ……」
ピカチュウ「ピカピ……」
アシマリ「アウ……」
12:
◆PHHgkjrs.I 2018/03/01(木) 23:50:36.86
ID:upOybuM3O
サトシ「あ、あのさ……スイレン……」
スイレン「サトシが浮気しないのは信じてる…でも…」
スイレン「この先、結婚を前提に付き合っていくんだし、その辺ははっきりしておかないと!」ビシッ
アシマリ「アウ!」
サトシ「け、結婚……!?」
スイレン「サトシ!早く証拠見せて!」ワクワク
サトシ「え?い、いや……証拠って言っても……ど、どうすればいいんだピカチュウ?」チラッ
ピカチュウ「ピ!?」
スイレン「………なら、いくつか質問するから答えて」
サトシ「わ、わかった!」
13:
◆PHHgkjrs.I 2018/03/02(金) 00:07:19.03
ID:ihjbidhRO
スイレン「リーリエがもし、サトシと一緒にウルトラジャーしたいって言ってきたらどうする?」
サトシ「俺、スイレンと一緒にウルトラジャーしたい!」
スイレン「……マオちゃんが…サトシ!私と一緒にゼンリョクでポーズを決めようよ!って言ってきたら?」
サトシ「俺が一緒にゼンリョクでポーズを決めたいのはスイレンだぜ!」
スイレン「………ピカチュウが……サトシ!僕とあーいやいやしよっ!って言ったら?」
サトシ「ピカチュウとあーいやいやする!」
スイレン「……この先……古代のプリンセス的な女の子が現れて、サトシ~私、未来コネクションしたいなぁ~とか言ってきたら?」
サトシ「俺が未来コネクションするのはスイレンだけだよ///」テレッ
スイレン「サトシ……」キュン
スイレン(サトシ……こんなに私の事を好きなのに、私はサトシを疑って…)
スイレン「………サトシ、ごめん……私……」
サトシ「へへっ、気にすんなよスイレン?」ニッ
スイレン「サトシ////」キュン
ピカチュウ「ピカピ///」テレッ
14:
◆PHHgkjrs.I 2018/03/02(金) 20:02:48.09
ID:e3Me33EtO
サトシ「なぁスイレ……」
スイレン「サトシ!」
サトシ「え?」
スイレン「………も、もう一回……!サトシの口から言ってほしい…」ドキドキ
サトシ「スイレン……」
スイレン「////」モジモジ
ピカチュウ「ピカァ///」ドキドキ
アシマリ「アウー////」ドキドキ
サトシ「ああ、そうだよな……」フッ
サトシ「スイレン!キミに決めた!」
ピカチュウ「ピッピカチュウ!」
スイレン「……………サトシ!」
サトシ「」ドキドキ
スイレン「わ、私………!///」
スイレン「サトシと一緒のバルーンに入りたい!」ニコッ
スイレン「ず、すっと……一緒に!///」モジモジ
アシマリ「アウー////」モジモジ
サトシ「………へへっ……」
サトシ「スイレン!ゲットだぜ!」
ピカチュウ「ピィカチュウ!」
スイレン「/////」
アシマリ「アウー////」
15:
◆PHHgkjrs.I 2018/03/02(金) 20:21:48.54
ID:e3Me33EtO
サトシ「スイレン!明日からいっぱいデートとかしようぜ!」
スイレン「デート!?///」カァー
サトシ「えと……い、嫌だった?」
スイレン「ううん!したい!」
スイレン「ねぇサトシ!私、この前すっごくいい釣りスポット見つけたの!」
サトシ「マジかよスイレン!」
スイレン「うん!だから、明日そこでデートしよ!」
サトシ「すっげー楽しみ!早く明日にならないかなぁ!な?ピカチュウ?」ワクワク
ピカチュウ「ピカー」ニコニコ
スイレン(サトシと釣りデート……アーカラ島を思い……)
サトシ「にしても…スイレンと釣りデートかぁ…アーカラ島を思い出すな?」
スイレン「………え?」
サトシ「あの時ライチさんにスイレンとデートとかからかわれてさ?本当は俺、すっげー恥ずかしかったんだぜ?」
スイレン(う、嘘……サトシ、全然気にしてなさそうで……私だけ意識してたんだと思ってたのに……)
スイレン「ほ、ほんどに……ゆ、夢みだい……!」グスッ
アシマリ「アウ!?」
サトシ「うわっ!急に泣き出してどうしたんだよスイレン!」アセアセ
サトシ「ほらスイレン、泣き止めよ」ナデナデ
スイレン「う、うん……ありがとサトシ///」
サトシ「気にすんなよ?だってさ!スイレンは俺の大切なガールフレンドだからな?」ニッ
スイレン「ガ……/////」プシュー
サトシ「スイレン?」
ピカチュウ「ピ?」
アシマリ「アウー」ハァ
16:
◆PHHgkjrs.I 2018/03/02(金) 20:37:30.28
ID:e3Me33EtO
サトシ「ごめんスイレン!ひょ、ひょっとして嫌だった!?」
スイレン「ううん……」
スイレン「嬉しい///」ニコッ
サトシ「スイレン……」ドキッ
サトシ「…………………」
スイレン「ねぇサトシ!これからもたくさんデー……」
サトシ「なぁスイレン…」スッ
スイレン「………え?」ドキッ
サトシ「………目……閉じて貰っていいかな?」
スイレン(こ、これって……まさか……)ドキドキ
スイレン「…………うん…」スッ
サトシ「………………」スッ
スイレン「………………」ドキドキ
スイレン(わ、私……しちゃうんだ……)ドキドキ
スイレン(とうとう……サトシとキスしちゃうんだ……)ドキドキ
サトシ「………ちょっと震えてる……怖いのか?スイレン……」
スイレン「す、少し……でも……」ドキドキ
スイレン「サトシとなら……ううん……」ドキドキ
スイレン「わ、私……サトシとキスしたい!」ドキドキ
サトシ「スイレン……」
ピカチュウ「ピカァ///」
アシマリ「アウー////」
サトシ「……いくぜ?スイレン」
スイレン「うん、きて…サトシ…」ドキドキ
ちゅー
17:
◆PHHgkjrs.I 2018/03/02(金) 21:00:58.35
ID:e3Me33EtO
オネーチャン オネーチャン
スイレン「……………ん?」パチッ
ホウ「おねーちゃん!朝だよー!」ユサユサ
スイ「スクール遅刻しゃうよー!」ユサユサ
アシマリ「アウ!」
スイレン「………………」ムクリ
スイレン「………朝……?」ボケー
ホウ「おねーちゃんボケボケー」
スイ「髪の毛ボサボサー」
スイレン「…………ホウとスイに………アシマリ…」キョロキョロ
ホウ、スイ、アシマリ「?」
スイレン「…………枕……」ヒョイ
アシマリ「アウ」
スイレン(私、サトシに放課後呼び出されて……両想いで…サトシのガールフレンドになって……デートの約束して……キスして……)
スイレン(すごく夢みたいな話で………本当に夢みたいで……夢…夢……………)ポワーン
ホウ「おねーちゃんどうしたの?」
スイ「おねーちゃんまだボケボケー」
スイレン「……………………」
スイレン(本当に夢だった………)ガクッ
ホウ、スイ「?」
アシマリ「アウー……」
ホウ「みてみてー!おねーちゃん!」
スイレン「? ホウ……今お姉ちゃんそんな気分じゃ……」チラッ
スイ「おねーちゃんのマネ!」
ホウ「まくらにドレインキッス!」ブチュー
スイレン「………………」
スイレン(シェルダーになりたい!!!////)ガバッ
ホウ「あっ!おねーちゃん、シェルダーのマネしてる!」
スイ「おねーちゃんのふとんにこもるこうげきだー!」
アシマリ「アウ……」ハァ
18:
◆PHHgkjrs.I 2018/03/02(金) 21:22:49.74
ID:e3Me33EtO
スイ「でねでねー?おねーちゃんがシェルダーのマネしてー!」
ホウ「まくらにドレインキッス!」
スイレンママ「? よくわからないけど……早くご飯食べちゃいなさい?」
ホウ、スイ「はーい!」
スイレン「………………」モグモグ
アシマリ「アウー」
スイレン「お母さん」
スイレンママ「?」
スイレン「私、将来シェルダーになる!」
スイレンママ「馬鹿な事言ってないで早くご飯食べてスクールに行きなさい、遅刻するわよ?」
アシマリ「アウ」
19:
◆PHHgkjrs.I 2018/03/02(金) 21:48:34.50
ID:e3Me33EtO
スイレン「……………」トボトボ
アシマリ「アウアウ」トボトボ
スイレン(な、なんであんな夢を……/////)トボトボ
スイレン(す、すごく……サトシに会いにくい……///)トボトボ
アシマリ「アウー…」トボトボ
スイレン「…………」ピタ
アシマリ「アウ?」
スイレン「…………でも……」
スイレン「………ただずっと立って待っててもはじまんない……」
スイレン「言っちゃったら……今までみたくできないかもしれないけど……」
アシマリ「……………」
スイレン「アシマリ!私、サトシに告白する!」
スイレン「だって、私……太陽みたいに明るくて元気なサトシが大好きだから!」ニコッ
アシマリ「アウ」ニコッ
スイレン「アシマリ!応援してね!」グッ
アシマリ「アウ!」グッ
スイレン「よし!」
スイレン「新しい今日を……始めよう!」オー
アシマリ「アウー!」オー
オーイ
スイレン、アシマリ「?」クルッ
タッタッタ
サトシ「スイレーン!アシマリー!」タッタッタ
ピカチュウ「ピカー!」タッタッタ
スイレン、アシマリ「!?」ビクッ
20:
◆PHHgkjrs.I 2018/03/02(金) 22:04:13.59
ID:e3Me33EtO
スイレン「さ、サトシ………」
サトシ「アローラー!スイレン!アシマリ!」
ピカチュウ「ピッカー!」
スイレン「あ、アローラ……」
アシマリ「アウ!」
サトシ「へへへっ、スイレン!偶然だな!一緒にスクール行こうぜ!」
スイレン「う、うん……」
スイレン(まさかのエンカウント……)タラッ
サトシ「? なんか元気ないな?調子でも悪いのかスイレン?」
ピカチュウ「ピカ?」
スイレン「な、なんでもない…」
スイレン(む、無理!絶対無理!今決意したばっかりだし絶対に無理!)
サトシ「?」
アシマリ「………アウ」ポンッ
スイレン「…………アシマリ……」
アシマリ「……アウ!」グッ
スイレン(…………うん、そうだねアシマリ……)
スイレン(サトシもよく言ってる………)
サトシ「スイレン?」
スイレン(やってみなきゃ……わかんない!)グッ
アシマリ「アウ!」
スイレン「サトシ!話があるの!」
サトシ「話?なに?」
ピカチュウ「ピカ?」
21:
◆PHHgkjrs.I 2018/03/02(金) 22:22:04.61
ID:e3Me33EtO
スイレン「あ、あの!わ、私と………!一緒にバルーンに……」
サトシ「バルーン?バルーンの練習手伝ってくれって事か?いいぜ!任せとけ!」ニッ
スイレン「あ……じゃ、じゃなくて……」
サトシ「え?違うの?」
ピカチュウ「ピカ?」
スイレン(だ、ダメ……告白どころか……)
サトシ「?」
スイレン(ゆ、夢のせいでサトシの顔すら直視できない…////)カァー
アシマリ「アウー」
サトシ「あのさスイレ……」
スイレン「きょ、今日はいい天気!////」ビシッ
サトシ「え?うん、そうだ………」
スイレン「わ、私!先にスクールに行くから!」クルッ
ダダダダダ
サトシ「えぇ!?おいスイレン!!」
ピカチュウ「ピカ!?」
アシマリ「アウ」ハァ
サトシ「………なんかスイレンの様子おかしいなピカチュウ……?」
ピカチュウ「ピカ?」
ロトム図鑑「女心は晴れのちカラフルロト」
サトシ「え?」
22:
◆PHHgkjrs.I 2018/03/02(金) 22:40:23.73
ID:e3Me33EtO
ポケモンスクール
ワイワイ
リーリエ「マオ、運命の相手と出会う為にはまず自分から行動を起こさなくては……」
マオ「へぇ………レンアイマスターは何か行動してるの?」
リーリエ「私は今来るべき日に備えての充電期間中です」
シロン「コン!」
マオ「そうなんだ、がんばリーリエ」
アママイコ「アマーイ!」
ガラッ
マオ、リーリエ「!」
スイレン「ハァハァ……」
マオ「スイレン?どうしたのそんなに汗だくで?」
アママイコ「アマ?」
スイレン「………レンアイマスターであるリーリエに相談があるの!」
リーリエ「! 論理的結論から言いますと…恋の相談ですねスイレン?相手は誰ですか?」ワクワク
マオ(サトシに決まってるでしょドンカンマスター……)
スイレン「その………お、教えてほしい事……あるの……」
リーリエ「レンアイマスターである私に任せてくださいスイレン!」
マオ(サトシに告白する方法とかかな?)
スイレン「…………今朝の……」
リーリエ「はい!」キラキラ
スイレン「…………………………」
スイレン「………け、今朝の夢の続き………見る方法教えて…」
マオ「………………」
リーリエ「………………」
マオ「……………え?」
リーリエ「………………はい?」
おわり
元スレ
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1519903251/
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