P「最近、物がよく無くなるなぁ」

2018-02-09 (金) 21:01  アイドルマスターSS   0コメント  
1: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/01/31(水) 21:01:42.41 ID:Bz+RBIYc0

765ASです。書き貯めなのですぐ終わります。




2: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/01/31(水) 21:02:56.54 ID:Bz+RBIYc0

P「あれー?」

亜美「どったの兄ちゃん」

P「いや、俺の机の上に置いてあった頂きもののお菓子が無くなったんだよ」

亜美「あ、ごめん。それ亜美が食べちゃった」

P「あ、そうなのか?」

亜美「うん、ずっと置いてあったから食べないのかな→って」





3: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/01/31(水) 21:03:55.72 ID:Bz+RBIYc0

P「いや、まぁいいんだが。今度からは断ってから食べるようにな」

亜美「は→い」

P「無いと分かると少し小腹がすくな」クゥ

亜美「ごめんね兄ちゃん。代わりに亜美が持ってきたポッチー食べる?」

P「ほんとか、悪いな亜美」

亜美「半分こだかんね!」

P「亜美は優しいなぁ」

亜美「んふふ→」




4: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/01/31(水) 21:06:00.87 ID:Bz+RBIYc0

P「あれー?どこ行った?」

春香「どうかしたんですか?プロデューサーさん」

P「ああ、春香か。いやな、この辺に置いておいたボールペンが無いんだよ」

春香「あっごめんなさい!ちょっと書くものが欲しくて借りてました!」

P「なんだ、春香が持ってたのか」

春香「すみません。でもこのボールペン、とっても書きやすいですね」




5: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/01/31(水) 21:07:18.76 ID:Bz+RBIYc0

P「だろ、俺のお気に入りなんだ。何回も替え芯してるんだよ」

春香「へぇ…、何か月か使っているんですか?」

P「ん…ここに来る前から使っているから数年単位だな」

春香「そうなんですか!…それだけプロデューサーさんの色んなものが…(ボソッ)」

春香「コレは…イイナァ」

P「え、何か言ったか?」




6: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/01/31(水) 21:08:16.80 ID:Bz+RBIYc0

春香「いいぃえぇ!?な、なんでもないでしゅよ。あはは…」

P「何か気に入っているみたいだからそれで良ければあげるぞ?」

春香「ぅえぇ!?良いんですか!?」

P「ん、まぁ新しいのが良ければ買ってくるが」

春香「いえ!!これがイイです!!」

P「そ、そうか?ならやるよ。そんなもので良ければ」




7: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/01/31(水) 21:09:09.24 ID:Bz+RBIYc0

春香「あ、ありがとうございます!!ふふ、貰っちゃった♪プロデューサーさんの色んな…(ブツブツ)」

P「よく分からんが、上機嫌になったからいいか」

春香「うふふ~♪」






8: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/01/31(水) 21:10:49.60 ID:Bz+RBIYc0


P「ふぅ…っと、あれ?」

雪歩「プロデューサー?どうかしましたか?」

P「雪歩か、えっと、俺の湯飲み知らないか?」

雪歩「湯飲み…あ、ごめんなさいぃ!新しいのを入れてあげようと思って、さっき給湯室にもっていきましたぁ…」

P「あ、捨ててくれたんだな。わざわざありがとうな」

雪歩「いえ、時間が経っていましたし、とても美味しかtt…じゃなかった、美味しく頂いてほしくて」




9: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/01/31(水) 21:11:55.78 ID:Bz+RBIYc0

P「そっか、本当にありがとうな。雪歩のお茶は安心するよ」

雪歩「えへへ…、ありがとうございますぅ」

雪歩「あ、そろそろ新しいお茶入れてきますね」タタッ

P「ああ、頼むよ。ありがとう」


雪歩「コクッ…はふぅ、プロデューサーさんの飲みかけ…。今度は私の…うふふ」






10: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/01/31(水) 21:13:58.89 ID:Bz+RBIYc0


P「ふぅ…っと、あれ?」

伊織「どうしたのよ、そんな間抜け面して」

P「ん~、伊織に聞いてもしょうがないと思うんだが」

伊織「なによ、バカにしてるの!?」

P「違う違う!いやな、俺のこのコーヒーカップなんだが」

P「コーヒー渋や茶渋がきれいさっぱり無くなっているんだよ」




11: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/01/31(水) 21:14:58.42 ID:Bz+RBIYc0

伊織「…ふぅん、小鳥が漂白でもしたんじゃない?」

P「いや、それどころか持ち手に欠けがあったんだが、それも無くなってるんだよ」

伊織 ギクッ

P「おかしいなぁ、漂白したって欠けは直らないよなぁ?」

伊織「そ、そうね。だ、誰かが直したんじゃないかしら?」

P「そうなのかなぁ、後で音無さんに聞いてみよう」




12: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/01/31(水) 21:16:20.43 ID:Bz+RBIYc0

伊織「え、ええそうしなさいよ」クピクピ

P「ところで、伊織は何飲んでるんだ?」

伊織「んぶっ…!な、何でもいいでしょ!オレンジジュースよ!」

P「見たところコーヒーカップみたいだが」

伊織「丁度これしかなかったのよ」

P「そうか…。ところで、なんでこっちを見てくれないんだ?」




13: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/01/31(水) 21:17:38.54 ID:Bz+RBIYc0

伊織「ちょ、ちょっとジュースをこぼしちゃったのよ!」

P「え、大丈夫か?タオルもtt」

伊織「いい!来なくていいから!大丈夫だから!」

P「変な奴だなぁ…」

伊織「ふぅ…、にひひっ」クピクピ






14: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/01/31(水) 21:19:02.12 ID:Bz+RBIYc0


やよい「プロデューサー!プロデューサー!大変ですー!!」

P「どうしたやよい、そんなに慌てて」

やよい「えっと、今日お掃除してたら…プロデューサーの机の下から、10円玉がでてきましたぁ!」

P「おーそれは良かったじゃないか。もらっときなさい」

やよい「えー!だ、駄目ですよ!泥棒さんになっちゃいます!」

P「そうか…?事務所に落ちてたんだから別に」




15: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/01/31(水) 21:20:30.25 ID:Bz+RBIYc0

やよい「落とし物は交番に届けるんですよプロデューサー!落とした人が困ってます!」

P「う、そうだが…」

やよい「それじゃ、私交番に行ってきます!」

P「ああ、待ったやよい!こうしよう。俺が一旦預かっておくよ」

P「落ちてたのがこの事務所なんだから、落としたのは765プロの誰かだろ?」

やよい「うー、そうですね!それじゃプロデューサー、よろしくお願いしまーす」ガルーン

P「ああ、任されたよ」チャリン




16: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/01/31(水) 21:21:17.57 ID:Bz+RBIYc0

やよい「それじゃ私はいきますね?」

P「…!」ティン!

P「やよい待った!ベロチョロの内側から何か出てるぞ!」

やよい「えっ!ほんとーですかー!?」パカッ

P「アア!!アレハナンダァ!?」ソトユビサシィ!!

やよい「はわっ!?な、なんですかぁ!?」クルッ

P スッ チャリン




17: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/01/31(水) 21:22:16.30 ID:Bz+RBIYc0

P「いや、何でもなかったわ。驚かしてごめんなやよい」

やよい「何もなかったんですか?」

P「ああ、ベロチョロもただの糸くずが出てただけだったよ」

やよい「は、はぁ…って、えぇええ!!?」

P「ド、ドウシタやよい!」

やよい「ぷ、プロデューサー!ベロチョロの中に…ご、ごひゃきゅえん玉がー!?」キラーン

P「ナ、ナンダッテー!?」




18: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/01/31(水) 21:23:21.19 ID:Bz+RBIYc0

やよい「うう…普段はこんなの入ってないのに…」

やよい「プロデューサー、これも誰かの落とし物でしょうか?」

P「これはなやよい。神様からのプレゼントだ」

やよい「神様からの…プレゼント?」

P「ああ、神様はやよいの行い、今回なら拾った10円玉を、すぐ自分のものにしなかった」

P「あとは普段の、事務所の掃除とかをよく見てたんだよ」




19: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/01/31(水) 21:24:17.46 ID:Bz+RBIYc0

P「だからやよいにプレゼントをしたんじゃないかな?」

やよい「神様が…私に…」

P「やよいも俺も、ベロチョロに何かが入ったとか落ちたとか見てないからな」

P「ということは、コレは神様からの贈り物だと考えるべきだろう?」

やよい「う、うぅー…分かりました。プロデューサーが言うなら信じます!」

やよい「神様、ありがとうございまーす!!」ガルーン




20: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/01/31(水) 21:24:56.30 ID:Bz+RBIYc0

P(ふぅ…しかし、500円はやよいには大金だったか?)

P(ま、やよいが少しでも幸せになれば良いか)

P(今日はおにぎり一つだな…)






21: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/01/31(水) 21:25:54.49 ID:Bz+RBIYc0


P「はぁ~、腹減った~…って、あれ?」

美希「あ、ハニー!おひゃようにゃの」モグモグ

P「あぁ、おはよう美希。もう昼だけどな」キョロキョロ

美希「どーしたの?」

P「それがな、俺の買ってきてたおにぎりが無くなってるんだよ」

美希「おいひいよ?」モグモグ




22: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/01/31(水) 21:26:55.93 ID:Bz+RBIYc0

P「何で勝手に食べてるノー?」

美希「ふぁにーたべう?」モグモグ

P「いや、元々俺のだし、返してほしいかなーって」

美希「んぐ…んもう、それじゃ返すの」スッ

P「ちょっ、美kガボッ…!」

美希「ど?ハニー、美味しい?」




23: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/01/31(水) 21:27:52.69 ID:Bz+RBIYc0

P「…うん、ほってほほひひい」モグモグ

P「…ん?微かに桃の香りがする…」ゴクン

美希「あ、今日美希がつけてるリップの匂いだね、あはっ」

美希「これって…間接キスだねっ」キャッ

P「えっ…あっ、こ、こら美希!からかうんじゃない!」

美希「あはっ☆ハニーお顔真っ赤っかなのー」







24: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/01/31(水) 21:29:13.74 ID:Bz+RBIYc0


P「さぁて、午後も仕事がんばるぞー」

P「ん?あれ?無い」

真美「ほーひたの、ひーひゃん(どーしたの、兄ちゃん)」シャコシャコ

P「真美か、俺の歯ブラシが無いんだよ。ここに置いておいたんだけどなぁ」

真美「ほっはー、はいへんはへー(そっかー、大変だねー)」シャコシャコ

P「…真美か?」




25: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/01/31(水) 21:30:05.14 ID:Bz+RBIYc0

真美「エンッ!!…ゴッホ!エッホ!」

P「おい、大丈夫か?ほら、水」

真美「あいがと、…ングッ、ガラガラペッ」

真美「に、兄ちゃん!いきなり何言い出すのさ!」

P「いや、いつもの調子で隠してたりとかしてんのかなと思ってな」

真美「流石にそこまではしないよ!真美、あっちで歯磨き続きしてくんね」




26: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/01/31(水) 21:30:56.89 ID:Bz+RBIYc0

P「そうか、疑って悪かったよ」

真美「んうー」シャコシャコ


P「しかし、真美の歯ブラシ大きくなかったか?」

P「ま、人によって歯ブラシのサイズってあるからな」

P「しょうがない、買い置きしてた新品使うか…」


真美「~♪」シャコシャコ






27: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/01/31(水) 21:32:04.28 ID:Bz+RBIYc0


P「あの、千早?」

千早「なんですか?プロデューサー」

P「いや、なんで俺のアパートにいるんだ?」

千早「プロデューサーの洗濯前パンツを探していました」

P「そっかーパンツを探してたのか」

千早「あと枕カバーも持って帰る予定です」

P「随分と断るのに中途半端なところ攻めるねぇ」




28: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/01/31(水) 21:33:09.95 ID:Bz+RBIYc0

千早「それでは」

P「待って、しれっと帰らないで」

千早「…泊めていただける、ということでしょうか?」

P「違うよ。こんな千早泊めたら色々奪われそう」

千早「…奪うのはプロデューサーのほうですよ」ポッ

P「上手く言ったつもりだろうけど、そうはいかないからね」

千早「やさしく…してくださいね。プロデューサー」




29: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/01/31(水) 21:34:13.57 ID:Bz+RBIYc0

P「ちょっとまって、落ち着いて。まず、まず俺のパンツを置こうか千早」

千早「これが無いと帰れません」

P「分かった!あげる!あげるから帰ろう!なっ!」

千早「…。はぁ…分かりました」

千早「ついでにプロデューサーのヘタレっぷりも分かりましたので帰ります。それでは」ガチャ

P「…えっ?」


P「え~…」






30: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/01/31(水) 21:36:01.35 ID:Bz+RBIYc0


事務所デス
P「zzz…」

P「んがっ、ぁ…はぁ~…はふぅ」ノビー

P「しまった、寝すぎたか!?」ガバッ

律子「おはようございます、プロデューサー殿」

P「ん、律子か。今何時だ?」

律子「安心してください。まだ次の予定まで1時間以上ありますよ」




31: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/01/31(水) 21:36:56.07 ID:Bz+RBIYc0

P「あ、そうか。よかったぁ、寝すぎたかと思ったよ」

律子「仮眠なんて珍しいですね。よほどお疲れですか?」

P「まぁな…少し無茶をしすぎたかもしれん…」サガシサガシ

律子「お疲れ様です。マッサージでもしましょうか?」

P「いや、気持ちだけでも頂いておくよ。…あれ?」サガシサガシ

律子「どうかしました?」




32: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/01/31(水) 21:38:37.71 ID:Bz+RBIYc0

P「メガネが無いんだよ。あれー?この辺に置いておいたハズなんだけどなぁ」

律子「もー、良く探しましたか?」

P「んむぅ、メガネが無いとほとんど見えないからなぁ…」サガシサガシ

律子「私もさすがにどこに置いたかまでは見てませんからねぇ」

P「くっそー…。予備のメガネがロッカーにあるから取ってくるか」

律子「はいはい。そうして下さい」




33: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/01/31(水) 21:39:10.19 ID:Bz+RBIYc0


エート,メガネメガネット…

律子「ふふ…」スチャッ
シマイシマイ
パコッ(メガネケースを閉める音)




34: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/01/31(水) 21:40:46.89 ID:Bz+RBIYc0

P「ふぅ、あったあった。前のやつだから度が若干合わないけど、無いよりマシだな」

律子「へぇ~そんなメガネもあったんですね。似合ってますよプロデューサー殿」

P「そうか?なら新しいレンズに入れ替えようかな」

律子「ええ、是非そうしましょう!」



律子「…これでまたコレクションが増えるわね…。ふふ」






35: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/01/31(水) 21:41:30.99 ID:Bz+RBIYc0


あずさ「~♪」カキカキ

P「上機嫌ですね、あずささん」

あずさ「あら、分かりますかぁ?うふふ」

P「こっちで仕事しながらでも分かるくらいですよ」

あずさ「そうですねぇ、とても良いものを見つけちゃいまして」

P「見つける?通販とかですか?」




36: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/01/31(水) 21:42:28.03 ID:Bz+RBIYc0

あずさ「いえ~そういうものではないんですが…」

P「??」

あずさ「うふふ♪」カキカキ

コンコン 765プロサーン タクハイデース

P「あ、俺出ますね、はーい!」タッタッ


あずさ「はぁ~…とってもいい物を拾っちゃったわ…」ナガメ

あずさ「これがあればプロデューサーさんと…うふふ♪」





37: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/01/31(水) 21:43:15.78 ID:Bz+RBIYc0

P「え~っと、判子判子っと…」タッタッ

P「んー?あれー?」キョロキョロ

あずさ「~♪」カキカキ

P「おっかしぃなぁ~?」ポリポリ

P「サインでいいか聞くか…」タッタッ

あずさ「~♪」ポンッ




38: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/01/31(水) 21:43:57.46 ID:Bz+RBIYc0

サインデイイデス?イイデスヨー。ジャサインデ
アリアシター

P「うーん、無くしたか?」

あずさ「あの、プロデューサーさん」

P「あ、はい、どうしました?」




39: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/01/31(水) 21:44:35.62 ID:Bz+RBIYc0

あずさ「これ、落ちてましたよ」

P「あっ、判子!ありがとうございます!探してたんですよ!」

あずさ「いえいえ、探し物が見つかってよかったです~」

P「本当に助かりました。無くしたら大変ですからね」

あずさ「ええ、そうですね。『あなた』」ニコッ

P「えっ?」






40: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/01/31(水) 21:45:30.77 ID:Bz+RBIYc0


P「あの、貴音?」

貴音「ふぁい、にゃんでございまひょうか?」モグモグ

P「いや、何で俺のアパートにいるんだ?」

貴音「ゴクン…それは、とっぷしーくれっとです」

P「そっかーとっぷしーくれっとかー」

貴音「はい」パクパク




41: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/01/31(水) 21:46:16.91 ID:Bz+RBIYc0

P「ところで貴音?」

貴音「ふぁい」ズルズル

P「さっきっからなに食べてるの?」

貴音「あにゃたふぁまの…ゴクン、冷蔵庫の中にあった食材ですが?」

P「ん、そっか。何か色々突っ込みたいけど、どこから突っ込もうか…」

貴音「あっあなた様!そんな破廉恥な!」




42: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/01/31(水) 21:46:50.88 ID:Bz+RBIYc0

P「またこのパターン!?」

貴音「し、しかし…いずれあなた様に捧げるこの身体…しょ、少々お時間を頂ければ」

P「まって!貴音落ち着いて!ほら、ラーメンだぞー」

貴音「…」ズルルルル

貴音「ふぅ…」

P「落ち着いたか?」




43: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/01/31(水) 21:47:57.61 ID:Bz+RBIYc0

貴音「はい、お見苦しいところをお見せしました」パクパク

P「でも食べるのは止めないんだ」

貴音「ゴクン…あの、あなた様?」

P「なんだい貴音?」

貴音「おかわりを頂いても?」カラッポ

P「おかわりかーもうないなー」

貴音「そうですか」スッ

貴音「ご馳走でした。明日もプロデュースよろしくお願い致します」ペコッ




44: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/01/31(水) 21:49:10.30 ID:Bz+RBIYc0

貴音「それでは」ガチャ


P「えー…」

P「」グゥゥ

P「そういえば秘蔵のカップめんがベッドの下に…」ゴソゴソ

ガチャ
貴音「その秘蔵のかっぷらぁめんは一番最初に頂きました。大変美味、でしたよ」
ガチャ

P「…」

P(滝涙)





45: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/01/31(水) 21:49:58.29 ID:Bz+RBIYc0


P「んー?あれー?」

真「どうしましたプロデューサー?」

P「おぉ、真か。いやな、ロッカーに入れてたハズのワイシャツが無くなってるんだよ」

真「プロデューサー、今日お昼頃事務所に戻ってきましたよね?」

P「ああ、ちょっと汗かいてたから、そん時に替えのワイシャツに変えて入れておいたんだ」

真「それですぐ出かけたんですよね?」




46: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/01/31(水) 21:50:51.04 ID:Bz+RBIYc0

P「そうだな。すぐ次の営業に向かったんだ」

真「ふーむ、ボクはプロデューサーが出かけた後、レッスンがあるから(プロデューサーのワイシャツに)着替えてスタジオに向かったので、それ以上のことは分かりませんね」

P「そうか…それじゃあ仕方ないな」

真「急ぎすぎてロッカーに入れてなかったんじゃないですか?」

P「そうかもしれん。ちょっと色々探してみるよ」タッタッ


真「…へへっ」キュッ






47: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/01/31(水) 21:51:36.18 ID:Bz+RBIYc0


響「なぁプロデューサー?」

P「ん?どうした響」

響「いや、なんというか」クンクン

P「な、なんだいきなり、臭いか?」

響「やっぱりそうだ。最近、事務所の皆からプロデューサーの匂いがするぞ」

P「え、なんだって!?どういうことだ?」




48: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/01/31(水) 21:52:07.44 ID:Bz+RBIYc0

響「春香とか伊織はほんの少ししか分からないけど」

響「千早とか貴音は特に匂うな」

響「しかも千早と貴音はプロデューサーの部屋の匂いだな」

P「すごいな響。まるで犬の嗅覚みたいだな」

響「へへん!自分完璧だからな!」

P「で、その完璧な響に聞きたいんだが」




49: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/01/31(水) 21:52:39.46 ID:Bz+RBIYc0

響「うん!何でも聞いてよ!」

P「どうして俺の『部屋の』匂いがわかるんだ?」

響「あっ」

P「俺は響をアパートに呼んだことは無いぞ?」

響「そ、それはぁ…そのぉ…」

P「ん、どした?反論が無いなら俺の勝ちだぞ?」




50: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/01/31(水) 21:55:06.48 ID:Bz+RBIYc0

響「…そう!自分は毎日のようにプロデューサーの匂いを嗅いでいるからな!部屋の匂いくらい分かるさー!」

P「なるほどー、それなら分かっても仕方ないなー」


~~

響「な、なんとか誤魔化せたぞ…」




53: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/02/01(木) 02:42:29.81 ID:6wK7Utsm0

いつも通りだな!(白目)



54: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/02/01(木) 03:23:46.96 ID:kjv4z9Jqo

共有財産かな?



52: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/01/31(水) 22:02:26.65 ID:0zkkga4j0

実家のような安心感



元スレ
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1517400102/

関連記事

アイドルマスターSS   コメント:0   このエントリーをはてなブックマークに追加
コメント一覧
コメントの投稿