【モバマス】文香「枕をした時の事」

2018-01-14 (日) 00:07  アイドルマスターSS   0コメント  
1: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/12/31(日) 21:47:22.48 ID:sZ0OLAVo0

各アイドル毎にPが居る設定

キャラ崩壊注意



文香(まずは、さりげなく恋愛小説を読み終わる)

文香「・・・ふぅ」パタン

文香P「ん、読み終わった?」

文香「はい・・・」

P「何読んでたの?」

文香「こちらを・・・」

P「へぇー。恋愛物も読むんだね」

文香(来ました・・・!)

文香「Pさんは、どんな女性が好みですか・・・?」

文香(決まりました・・・!どこからどう見ても自然な流れです。私の下心は完璧に隠しおおせた事でしょう)

P「うーん・・・好きな女性かぁ・・・」

P(良し、格好つけて少しメタファーを織り交ぜるとしよう)

P「枕みたいな人が好きかな」

文香「枕・・・と言いますと?」

P「うん・・・その自分が無防備になる瞬間のパートナーというか、静かに、柔らかく暖かく、癒してくれる人・・・みたいな」

文香「なるほど・・・分かります。分かりました」

P「文香はどんな男の人が好き?」

文香「えっ・・・そ、その、私の事をよく理解してくれて・・・もったいないくらい魅力的だと言ってくれて、大事にしてくれる人・・・が、良いです」

P「うん。文香優しい良い娘だから、きっといつか、そんな素敵な人と出会えるよ」

文香「・・・Pさんは、結構ナルシストなんですね・・・」

P「?」





2: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/12/31(日) 21:47:46.09 ID:sZ0OLAVo0

文香(さて・・・必要な情報は手に入ったので、早速あそこへ向かいましょう)

文香「失礼します・・・鷺沢文香です・・・」ウィーン

晶葉「おお、いらっしゃい。何用かな?」

文香「その・・・作って欲しい装置があるのですが・・・」

晶葉「ふむ。いいだろう。だが、それなりの代償はいただくぞ?」

文香「はい・・・覚悟の上です」

晶葉「ふふ・・・では、検体の情報収集と行こうか・・・!」



文香「・・・あの」

晶葉P「うん?鷺沢さんか。どうしたの?」

文香「お弁当箱に入っていたら嬉しいおかずは何ですか・・・?」

晶葉P「え?うーん。卵焼き!」

文香「・・・」メモチラリ

文香「すいません。それはもう確認済みですので、別のおかずを・・・」

晶葉P「え?じゃあ・・・明太子!」

文香「はい・・・ご協力ありがとうございます」ペコリ

晶葉P「ねぇ、最近色んなアイドルが俺に色んな質問しに来るんだけど・・・何で?」

文香「乙女の秘密・・・です」

ウサミンロボ「『鷺沢文香が晶葉Pに質問した理由』を特別情報機密システム『乙女の秘密』に登録したウサ。詮索するPは排除するウサ」ピロリン

晶葉P「クソッ!鷺沢さんも教えてくれなかった!」




3: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/12/31(日) 21:48:22.64 ID:sZ0OLAVo0

文香「明太子・・・だそうです」

晶葉「よおし!これで6品目!助手にお弁当を作ってやれるぞ!」

文香(自分で聞くのは恥ずかしいし作戦がバレてしまうので、他のアイドルに質問役を頼む。晶葉さん、見事な策略です)

晶葉「さて早速食材を・・・」

文香「あの・・・」

晶葉「ああ、文香への礼が先だったな。何が欲しい?『体臭が10倍になるスイッチ』『後4年絶対待っててもらうスイッチ』・・・『婚姻届に判を押したくなるスイッチ』なんかも有るぞ」

文香「そのような物が・・・!?」

晶葉「あ、いや、すまん。最後のは『あまりにPの人権を無視しすぎている』って理由で留美さんに没収されたんだった」

文香(そういえば留美さんは最近ご結婚されたそうです。おめでたいですね)

晶葉「で、何がいい?ここにないなら作るが」

文香「枕になりたいのですが・・・」

晶葉「は?」

文香「枕に・・・」

晶葉「ええと、それなら前にみくに貸した奴をアップデートすれば行けるかな?枕のデータを送信して・・・」

晶葉「出来た!『猫か枕に変化するスイッチ』!」ポチッ

文香「にゃあ」ボフン

晶葉「ごめんちょっと戻す」ポチッ

文香「今のは一体・・・」

晶葉「今度こそ出来た!『枕に変化するスイッチ』!」ポチッ

文香(・・・!体が枕に!)

晶葉「前回の失敗を生かして、念じれば解除されるようにしといたぞ!」

文香(前回の失敗・・・?物理的にスイッチが押せなくて困った事があったのでしょうか)

文香(そういえば最近、みくPさんが家で猫にお漏らしされたと言っていましたが、何か関係があるのでしょうか)

文香(それはさておき・・・解除)

文香「!」ボフン

文香(体が元に・・・!)

晶葉「どうだ?変化中、五感は正常に作用していたか?」

文香「ええ、問題ありませんでした」

晶葉「よし。ではこのスイッチを貸そう。返すのは気が向いたらで構わんぞ。グッドラック!」ビシッ

文香「ありがとうございます・・・」




4: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/12/31(日) 21:48:54.00 ID:sZ0OLAVo0

文香P「ああ忙しい。今日は帰れそうにないな。仮眠室で一泊コースだなこれは」

文香(私のために・・・いつもお疲れ様です。しかし、これはチャンス。きっと安眠へ誘ってみせます)

文香(仮眠室にある元々の枕をどけて・・・変化)ボフン

文香(さぁ、準備完了です)

晶葉P「ふぁ~あ。今日も頑張った。寝よう」ガチャッ

文香(!?晶葉Pさん!?)

文香「解除」ボフン

晶葉P「!?」

文香「すいません・・・ここは使用中ですので、横のをお使いください」

晶葉P「あぁ、うん。ごめんね」

文香「変化」ボフン

晶葉P「・・・いや、何で鷺沢さんがここに!?」ガバッ

晶葉P「居ない・・・」

晶葉P「疲れてるんだな。寝よう」



文香P「ふぅ・・・」

文香(来ました・・・!)

P「んっ」ゴロン

文香(Pさんの髪が・・・!)

P「ん・・・?」

P(何かいつもより良い匂いするな。ちひろさん洗剤変えたのかな?)クンカクンカ

文香(はうぅ)

文香(Pさんの顔を押し付けられて、Pさんの香りが・・・)

P(柔らかいし暖かいし・・・)フニフニナデナデ

文香(んっ、あっ)

P(何か、この枕落ち着くなぁ)ギュスリスリ

文香(ああ・・・そんな、抱きしめるように頬擦りされては・・・ああ)

文香(腕の温もりや、擦り付けれるように届くPさんの匂い。ああ、ああ)

P「・・・」スヤァ

文香(Pさんは寝てしまったようですね・・・ここらで解除を・・・)

文香(・・・いや、ここで解除したら、このすっぽり抱きしめられてる体勢が損なわれてしまうのでは?)

文香(それに・・・もうこのままで良いような気がしてきました。気持ちがふわふわして、ぽかぽかして・・・)




5: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/12/31(日) 21:49:35.92 ID:sZ0OLAVo0

P「あー、何かめっちゃいい夢見た。今日も一日、文香のために頑張ろう」

文香「Pさん、おはようございます」

P「ああ、おはよう文香。・・・あれ?今仮眠室の方から来なかった?何で?」

文香「昨日は家に帰られなかったみたいですが・・・よく眠れましたか?」

P「ああ、何か知らないけど枕が抜群に良くって。最高だったよ」

P「柔らかくて、暖かくて、側にあると安心して・・・あんな枕みたいな人をお嫁さんに貰いたいね」

文香「・・・そんなに褒められると、照れてしまいます」

P「あの枕家に持ち帰りたいなぁ。ちひろさんくれるかな」

文香「も、もう同棲ですか・・・?その、不束者ですが、よろしくお願いします・・・」

P「さっきから何言ってるの?」




6: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/12/31(日) 21:50:15.23 ID:sZ0OLAVo0

P「・・・そうだ。もう一つ、質問いいかな?」

文香「?はい。どうぞ」

P「晶葉Pの奴に、好きな食べ物聞いたって本当?」

文香「・・・ええ、はい」

P「それって・・・お弁当作ってあげたいから、とか?」

文香「いえ・・・私は別に」

P「・・・なら、いいんだけど・・・」

文香「・・・もしかして、焼き餅を、してくれているのですか・・・?」

P「えっ!?いや、俺はただ、アイドルとしての文香が心配で・・・」

文香「・・・大丈夫ですよ。私はいつでもPさんの側に居ますから・・・お休みの時でも」

P「それで、晶葉Pに質問した理由ってなんなの?」

ウサミンロボ「『乙女の秘密』防衛フェイズに移行するウサ」ズダダダダダダ

P「あばばばば」



   -終わり-




7: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/12/31(日) 21:50:44.27 ID:sZ0OLAVo0

おまけ



藍子(さぁ、枕になってPさんを癒します!)

藍子(Pさんまだかな・・・)

藍子(遅いな・・・)

藍子「ぐぅ」



P(この枕すごいめっちゃ眠れる)スヤァ



有休全部溶かした。




8: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/12/31(日) 21:51:11.82 ID:sZ0OLAVo0

おまけ2



凛「聞いて来たよ。ポニーテールが好きなんだってさ」

晶葉「そ、そうか!早速結って見せに・・・」ササシュルル

凛「待ってよ」

晶葉「ああ、凛への礼が先だったな。何が欲しい?また『体臭が10倍になるスイッチ』か?」

凛「ううん。今度は文香が使った奴が欲しい」

晶葉「『枕に変化するスイッチ』か?あれは今、思念回路の調子が悪くて意志での解除ができないんだが・・・」

凛「ああ、うん。それでいいよ。好都合」

晶葉「?」



凛P(何か知らんが枕になってしまった)ボフン

凛「わぁ、具合の良さそうな枕。ちょっとお昼寝しようかな」

P(ま、まずい!)

凛「んーっ」ギュウッ

凛「んーっ」クンカクンカ

P(ああやばいやばい凛の髪とほっぺたと胸がぎゅーってなって最高)

凛(この温度・・・そろそろかな?)ポチッ

P「あぁ・・・凛・・・凛・・・」ボフン

P「!?」

凛「Pさん!?私が昼寝してる間に、一体何を・・・?」

P「ご、誤解だ凛!違う・・・」

凛「あーあ、これはもう一生をかけて償うしかないね。結婚しよ」ギューッ

凛「んーっ」クンカクンカクンカクンカ

P「あぁ・・・」




9: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/12/31(日) 21:51:48.18 ID:sZ0OLAVo0

おまけ3



まゆ「聞いて来ましたよぉ。ウサミミが好きだそうですぅ」

晶葉「よしっ!早速助手にアピールを・・・」スチャッ

まゆ「・・・晶葉ちゃん?」

晶葉「ああ、まゆへの礼が先だったな。何がいい?」

まゆ「『猫に変化するスイッチ』を・・・」

晶葉「ああ、あれからまだ改良してなくてだな・・・このスイッチでしか解除できないままなんだが・・・」

まゆ「それでいいですよぉ」



まゆP(何か知らんが猫になった)ニャア

まゆ「あら、可愛い猫ちゃん。まゆと一緒に暮らしましょうねぇ♪」ダッコ

P「んにゃあ!?」



   -終わり-




10: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/12/31(日) 21:52:14.92 ID:sZ0OLAVo0

以上になります。

流行れ。アイドル七変化SS。




元スレ
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1514724442/

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