1:
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/09/30(土) 20:11:31.71
ID:pZdUgDBc0
サーバル「おーい!」タッタッタッ
シマウマ「…………」
ダッ!!
サーバル「あっ逃げた」
2:
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/09/30(土) 20:12:31.88
ID:pZdUgDBc0
ダダダダダ
ドドドドド
サーバル「狩りごっこだね!!!! 負けないんだからー!!!」
シマウマ「ひぃいいい!!!」
サーバル「うぃひひひひひひ! うひひひひひ! おっ! あーはーー!!」
シマウマ「いやぁああああああああああああああ!!!」
サーバル「あーはーーー!!! あーはーーー!! あーーーーはーーーーーーー!!!!!」ダダダダダ
シマウマ「あああああああああああああああ!??!?!」ドドドドド
3:
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/09/30(土) 20:13:17.62
ID:pZdUgDBc0
サーバル「あれ? 隠れちゃった」
シマウマ「……ヒィ……」ブルブル
サーバル「!」ピクンッ
サーバル「そこだぁーーーーー!!」ガバッ
サーバル「あれ、これはナメクジだ」
シマウマ「おい」
4:
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/09/30(土) 20:14:04.90
ID:pZdUgDBc0
サーバル「あ! シマウマみーっけ!」
シマウマ「!? しまっ」
ガシッ
ドサッ
サーバル「つかまえたー! わたしの勝ちだね!」
シマウマ「うぅう…………」
サーバル「? シマウマ、狩りごっこ楽しくない?」
シマウマ「……そういうわけでは」
サーバル「??」
シマウマ「ただ……なんとなく」
シマウマ「サーバルさんとは、ちょっと……」
サーバル「」
5:
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/09/30(土) 20:14:39.98
ID:pZdUgDBc0
サーバル「ひどいよー! なんでー!?」
シマウマ「こないだ」
シマウマ「サーバルさんが逃げる番だったとき、トラさんの尻尾を踏んづけてそのまま走っていきましたよね……」
サーバル「あっ」
シマウマ「…………あとから来たわたしが、そのご、どーなったと思いますか……?」
サーバル「…………」ダラダラダラダラ
6:
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/09/30(土) 20:15:25.16
ID:pZdUgDBc0
シマウマ「……」
サーバル「ご、ごめんねっ! わたし、狩りごっこになると、周りが見えなくなっちゃって!」
シマウマ「……トラさんに噛まれたとこ、なんとなく……まだ痛い」
サーバル「っ……! だ、大丈夫!?」
シマウマ「痛い、痛いなあ……なんとなく、このへんが……」
サーバル「足? ほんとだ……毛皮がやぶけちゃってる……なのに、走らせちゃって……わたしっ……。……ごめんね、ごめんね」ペロッ ペロッ
シマウマ「んっ……くすぐったい」
サーバル「ここ? ここが痛いの?」ペロペロ
シマウマ「あ、んっ……そう……もっと……」
サーバル「シマウマ、ほんとにごめんね……!」ペロペロペロ
シマウマ「ぃっ、あ、……いい、なんとなく、いい感じです」
サーバル「なおった?」
シマウマ「まだ」
7:
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/09/30(土) 20:16:03.74
ID:pZdUgDBc0
サーバル「んっんっ」ペロペロペロ
シマウマ「そう……いい、いいですよ……サーバルさん、もっと丁寧に、ああっ舌のざらざらがきもちぃっ…………そ、そのまま、上に」
アードウルフ「な、なにしてる、の……?」
シマウマ「」
サーバル「みゃっみゃっ」ペロペロペロペロ
8:
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/09/30(土) 20:16:33.32
ID:pZdUgDBc0
サーバル「あ! アードウルフ!」
アードウルフ「……サーバルちゃんに、なにしてるの……? シマウマさん」
シマウマ「いや、これは、その………」
シマウマ「なんとなく……?」
アードウルフ「へぇ……」
サーバル「あ、あのね! アードウルフ、これはわたしのせいで」
アードウルフ「サーバルちゃんは黙ってて」
サーバル「ひどいよぉ……」
シマウマ「えぇっと…………」
アードウルフ「シマウマ」
シマウマ「ヒッ!?」
アードウルフ「ど、どーやってサーバルちゃんに足舐めなんてプレイを覚えさせたのか、わ、わたしにもくわしく……」
シマウマ「…………」
サーバル「みゃ?」
9:
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/09/30(土) 20:19:50.15
ID:pZdUgDBc0
アードウルフ「サバンナちほーきってのトラブルメーカーであると同時、サンドスターが当たったのがまだ小さなサーバルキャットだったのか、性知識の一切ないサーバルちゃんに、いったいどうやってこんなプレイを仕込んだのか……」
シマウマ「いや、とくになにも……ただ、なんとなく、流れで……」
アードウルフ「ブチハイエナさんのおっきいナニが迫っても『なにそれー! なにかついてるよ! すごーい!』……と、あやうく何も知らないまま大切なものを失うところだった、そんな無垢なサーバルちゃんに……」
シマウマ「えぇ……」
アードウルフ「あ、足をなめて……なんて言っても『なんでー?』『そんなのへんだよー!』って分かってくれないのに……なんで」
シマウマ(こいつやべぇ)
サーバル「? ??」
10:
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/09/30(土) 20:20:42.88
ID:pZdUgDBc0
……
ハイエナはですねぇ、死肉をあさるとか、鳴き声の一つが人間の笑い声に聞こえるとかで
不気味なイメージを持たれているのですが
実際には独特の、愛嬌のある顔で可愛らしいですね
狩りも、横取りするとかよりは、群れで、自分達で狩りをします
むしろライオンに横取りされることもありますね
あと、あの
雌のナニが大きいので、雌雄の区別がつきづらく
昔はふた〇りだと思われていたこともあったみたいですねぇ……
……
11:
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/09/30(土) 20:21:33.37
ID:pZdUgDBc0
アードウルフ「サーバルちゃんは内気で気弱なわたしにも、明るく接してくれて……い、一緒に遊んでくれて……わ、わたしの、わたしのサーバルちゃん、なん、なんで、なんで」
シマウマ「こわい」
アードウルフ「しましまなら、わたしにだってあるのに……しましま……このしましまが」グイイイ
シマウマ「いたたたた、いたい、いたいです、髪の毛」
アードウルフ「この後ろからだとナメクジにしか見えないしましまが、さ、サーバルちゃんを、サーバルちゃ……」
アードウルフ「……あれ? さ、サーバルちゃんは……?」
シマウマ「それなら今しがた」
シマウマ「向こうでカンガルーさんとジャンプ力ぅ……比べをして」
シマウマ「見回り中のオオタカさんに激突して墜落してましたよ」
アードウルフ「」
13:
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/09/30(土) 20:24:49.13
ID:pZdUgDBc0
アードウルフ「あわわわわわぁあ! さ、サーバルちゃん! しっかりして~!」タタタタタッ
シマウマ「……ふぅ」
シマウマ「………………」
シマウマ「やっぱりサーバルには近づかないようにしよ」
こうしてサーバルは、サバンナちほーのトラブルメーカーとして
若干ゃ一部のフレンズにさけられてしまうのであった
おわり。
14:
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/09/30(土) 20:26:18.79
ID:pZdUgDBc0
PPP「「ペパプ予告!」」
プリンセス「今週は、たつき監督について復習するわよ」
コウテイ「カントク……って、なんだ?」
プリンセス「さぁ……よく分からないけど、他にも、CG製作、シリーズ構成、、脚本、アニメーション制作……声優以外ほとんど全部やってる、とかなんとか」
イワビー「なんだそれ!? すっげーロックじゃん!」
ジェーン「その監督の『突然ですが、けものフレンズのアニメから外れることになりました。ざっくりカドカワ方面さんよりのお達しみたいです。すみません、僕もとても残念です』というツイートは、30万リツイート? を超えたそうです」
フルル「監督の復帰を願う署名は、5万人超えだって~。……そんなに集まるなんて、署名っておいしいのかな~」
パイセン「まっ、ネット上の匿名の署名なんて、たいしたことないナ」
フルル「へぇ~」
コウテイ「そうなのか…………って!! ジャイアントセンパイ!?」
15:
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/09/30(土) 20:27:48.41
ID:pZdUgDBc0
パイセン「よっ! なんだか久しぶりに大変なことになってるみたいだナ。しししっ」
プリンセス「この人はまた……いつの間に……」
コウテイ「センパイは、この話がなんのことか分かるのか?」
パイセン「まァナ。けど、聞いて楽しい話じゃないよォ~。炎上なんてもんは」
ジェーン「炎上……? 火事、ってことでしょうか。それは大変ですね……」
プリンセス「署名だけじゃなくって、カドカワ、コラボ先の企業、文化庁などへの問い合わせ……火が燃え移ってるのね」
イワビー「おいおい、こりゃやりすぎじゃねーのかー?」
パイセン「炎上ってのはそんなもんダ。騒ぎが起きて、ヒトが増えりゃあ、いろんな考えのやつがぶつかって、いろんな行動をするやつが出る」
イワビー「でもよぉ」
ジェーン「静かに暮らしていたい人達が、かわいそうです……」
パイセン「しっしっし、ま、こーなったのも、公式が消化、鎮火の初動を間違ったせいだからナ。『コンテンツの私的利用』がどれを指すのかも分からない。交渉の経緯も不明。去った側に全部なすりつけるような文章だったせいよぉ」
コウテイ「な、なにを言ってるのか、全然分からない……」
パイセン「コラボ先への問い合わせは、私的利用とやらがコラボ動画や画像ではないのか、という問い合わせ。これはしっかり回答があって、問題ナシと分かったわけダ」
イワビー「ぶんかちょう、ってのはどーなんだよ」
パイセン「文化、芸術について、企業などに助言したり、問題があれば指導、監視するのがお仕事だから『企業から顧客側へのナニか騒動についての説明が不明瞭な場合』問い合わせるのは別に間違っちゃないナー。……まっ、こんなことで、動いちゃくれないだろーけど~。ヒトは忙しいからナっ、しししっ」
コウテイ「話についていけない……」
フルル「じゃぱりまん食べる~?」
16:
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/09/30(土) 20:28:52.85
ID:pZdUgDBc0
プリンセス「私は、声優の盾、っていうのが気になるんだけど。なにも悪くない人が謝罪させられた……とかなんとか」
ジェーン「ひどい……」
パイセン「まーまー落ち着きナって。謝罪、ってのは言い過ぎだよ~。……ただ、騒動に対して説明や詳しい回答、弁明すべきヤツらが表に立たず、巻き込まれた声優が『お騒がせしておりますが』『盛り上げることしかできません』『応援してください』……同情を誘って非難しずらくさせるやり方は、マズかったなァ」
フルル「えーおいしくないの~?」
イワビー「じゃーどーすりゃ良かったってんだよ!」
パイセン「騒動に一切触れずに、いつも通りやりゃあいーよ~。ラジオやニコ生なんて、台本に従って進めるからナ。書いたヤツがしくじったのさ~」
17:
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/09/30(土) 20:30:08.44
ID:pZdUgDBc0
ジェーン「火を消そうとする人や、周囲をなだめようとする人を責める人がいるのは、なんでですか……? こんなの、あんまりです……」
パイセン「炎上の煙を浴びせて、もっと詳しいことを吐かせようって側にとっては、火が消されちゃー困るのよ~。だから実際どうであれ、なだめるやつを火消しだって認定したりして、足が止まらないようにしてるのさ~。……中には騒ぎを面白がった野次馬が、同士討ちを期待して煽ってるのもあるんじゃーないかって、ワタシは思うけどねェ~……」
ジェーン「どうすれば火がおさまるんでしょうか……」
イワビー「早く消えて欲しいよなぁ、火ってこえーしさぁ」
パイセン「ま、そのうち消えるって。どんなカタチであれ。……ワタシらはワタシららしく、やってけばいいさー」
パイセン「ヒトが何で揉めようが、いなくなろーが」
パイセン「ワタシらはここで生きてくだけだから、ナっ」
18:
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/09/30(土) 20:30:52.47
ID:pZdUgDBc0
プリンセス「私たちらしく……うん、そうね。そうよね!」
イワビー「確かにな! ロックにやるだけだぜ!」
ジェーン「……はい。はやく、穏やかな日が戻ることを願いながら」
フルル「じゃぱりまん食べよ~」
プリンセス「あれ? コウテイは?」
コウテイ「」チーン
イワビー「気絶してる……」
プリンセス「なんでよ」
フルル「コウテイのじゃぱりまんふかふか~」ムニムニ
ぱぱ ぴぷ ぺぺ ぽぱっぽー ぱぱ ぺぱぷ♪
次回、ジャパリパーク
19:
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/09/30(土) 20:34:23.94 ID:QBKk88zEo
おつおつ
20:
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/09/30(土) 21:05:45.71 ID:8VKnowWA0
本編と予告の温度差に草
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