1:
◆LYNKFR8PTk 2017/08/04(金) 22:12:18.93
ID:zIEkhmXW0
最原「えっ……赤松さんが?」
赤松「うん!!……ダメかな?」
最原「いや、ダメってことはないけど……」
最原「けど大丈夫かな……赤松さんにとってはちょっと辛いような気もするけど……」
赤松「大丈夫!! なんとかなるよ!!」
最原「……分かった。 そこまで言うなら……後で百田くんに言っとくね」
最原「今日はもう終わっちゃったからやるとしたら明日だけど……いいかな?」
赤松「うん!! ありがとう!!」
2:
◆LYNKFR8PTk 2017/08/04(金) 22:12:53.83
ID:zIEkhmXW0
最原「えっ……赤松さんが?」
赤松「うん!!……ダメかな?」
最原「いや、ダメってことはないけど……」
最原「けど大丈夫かな……赤松さんにとってはちょっと辛いような気もするけど……」
赤松「大丈夫!! なんとかなるよ!!」
最原「……分かった。 そこまで言うなら……後で百田くんに言っとくね」
最原「今日はもう終わっちゃったからやるとしたら明日だけど……いいかな?」
赤松「うん!! ありがとう!!」
3:
◆LYNKFR8PTk 2017/08/04(金) 22:13:51.94
ID:zIEkhmXW0
百田「赤松がトレーニングに!?」
最原「うん、百田くんがもしよかったら……」
百田「いいに決まってるじゃねーか!! まさか赤松がオレの助手になりたいなんてな!!」
春川「……なんでトレーニングに参加するだけで助手になるの」
百田「まーとにかく!! 細かいことはいーじゃねーか!!」
百田「じゃあ明日は四人でトレーニングってことで決まりだな!!」
最原「うん、そうだね」
4:
◆LYNKFR8PTk 2017/08/04(金) 22:14:24.84
ID:zIEkhmXW0
春川「でも赤松はどうして急にそんな事を言いだしたの?」
最原「! そういえば理由を聞いてなかった……なんでだろう」
百田「馬鹿野郎!! トレーニングに参加するのに理由なんかいらねえよ!!」
春川「……あっそ」
最原「そうだ百田くん、赤松さんは運動ができるかどうか分からないから……ペースが遅くても多目にみてもらえないかな?」
百田「当たり前だ。 オレやハルマキのペースでやってぶっ倒れたら困るからな」
百田「そんじゃテメーら、明日ここでな!」
最原「うん、おやすみ」
春川「おやすみ」
5:
◆LYNKFR8PTk 2017/08/04(金) 22:14:54.28
ID:zIEkhmXW0
最原(そうだ、寝る前に赤松さんに言っとかないと)
最原「……というわけで明日は朝からこの場所でね」
赤松「うん分かった!! 教えてくれてありがとう!!」
最原「それじゃあ今日はもう遅いから……」
赤松「うん、お休みなさい!」
バタン!!
最原「……あ」
最原(また理由を聞くのを忘れた……)
6:
◆LYNKFR8PTk 2017/08/04(金) 22:15:23.19
ID:zIEkhmXW0
次の日
百田「よしテメーら!! 集まってるか!?」
春川「待って、まだ赤松が来てないけど」
春川「最原、ちゃんと時間と場所は教えたの?」
最原「う、うん……」
最原(どうしたんだろう……)
赤松「ごめん!! 遅れちゃった!!」
最原「!! 赤松さん、その格好……」
赤松「えっとね、折角運動するからと思って……」
赤松「体操着で来ちゃった!!」
百田「気合い入ってるな赤松!! 流石は俺の助手だぜ!!」
赤松「わ、私が!? 助手!!?」
7:
◆LYNKFR8PTk 2017/08/04(金) 22:15:49.40
ID:zIEkhmXW0
赤松「三人とも!! 今日はよろしくね!!」
最原「う、うん……」プイッ
赤松「……?」
赤松(最原くんがそっぽを向いた……どうしてだろう)
赤松(やっぱり……私がいると邪魔なのかな)
最原「……」
最原(赤松さんの体操着姿……)
最原(ダメだ、直視することができない///)
8:
◆LYNKFR8PTk 2017/08/04(金) 22:16:15.73
ID:zIEkhmXW0
赤松「そういえば私だけ体操着だけど……みんなはいつもの格好でやるの?」
百田「おう、勿論だぜ」
春川「あんただけ気合い入りすぎだよ」
赤松「あはは……」
最原(どうして二人は普通に話せるんだ……?)
最原(春川さんはともかく……百田くんは僕と同じ男子じゃないか!!)
百田「そんじゃ最初はお約束の腹筋、腕立て伏せ、背筋の3セットだ!! テメーら、遅れるなよ!!」
春川「……私のセリフ」
赤松「よーし!! 頑張るぞ!!」
9:
◆LYNKFR8PTk 2017/08/04(金) 22:16:43.84
ID:zIEkhmXW0
春川「終わったけど」
百田「さ、流石だなハルマキ……今日も一番か」
最原「あ、赤松さんは大丈夫?」
赤松「う、うん!! 大丈夫!! まだいけるよ!!」
最原(本人はそう言ってるけど……顔を見る限り相当疲れ切ってるような……)
赤松「……」フラッ
最原「!!」
百田「おい赤松、無理はすんなよ? 休憩は大事だぜ?」
春川「やっぱりピアノバカに運動は似合わないって」
最原「は、春川さん!!」
10:
◆LYNKFR8PTk 2017/08/04(金) 22:17:09.84
ID:zIEkhmXW0
赤松「や、やっぱりそうなのかな……」
最原「赤松さん……倒れたら困るよ。 だから……」
赤松「最原くん……」
赤松「ご、ごめんね! 心配かけちゃって……それじゃあお言葉に甘えて……休憩しちゃおっかな……」
最原「うん、そのほうが……」
最原「!!」
ブッ!!
11:
◆LYNKFR8PTk 2017/08/04(金) 22:17:35.30
ID:zIEkhmXW0
赤松「最原くん!!?」
百田「ど、どうした終一!!」
春川「……鼻血?」
最原「……」
最原(僕は……見てしまった……)
最原(赤松さんの……透けブラを……)
赤松「大丈夫!? 最原くんもどこか調子がわるかったの!!?」
最原(ち、近いよ赤松さん!!!)
ブーーーーーーー!!!
12:
◆LYNKFR8PTk 2017/08/04(金) 22:20:30.66
ID:zIEkhmXW0
最原「……」
最原「……!!」
最原(あれ、僕は……?)
赤松「最原くん!! 気がついたんだね!」
最原「! 赤松さん……僕は……」
赤松「うん……最原くん、いきなり鼻血を大量に出して気絶しちゃって……」
百田「終一!! 大丈夫か!? 動けるか!?」
最原「う、うん……大丈夫だけど……」
春川「二人は暫く休んでなよ。 私達だけでやるから」
最原「……うん……そうするよ」
13:
◆LYNKFR8PTk 2017/08/04(金) 22:21:08.37
ID:zIEkhmXW0
百田「ハルマキ!! 次はアレやろうぜ!!」
春川「……本当元気だね、あんた」
最原「赤松さん……疲れはとれた?」
赤松「うん、だいぶね!! それより最原くんが……」
最原「うん、僕も倒れる前よりかはだいぶ……」
赤松「そっか……よかったぁ」
最原「……」
赤松「……」
14:
◆LYNKFR8PTk 2017/08/04(金) 22:21:44.06
ID:zIEkhmXW0
最原「そういえば赤松さんは……どうして急にトレーニングに参加しようと思ったの?」
赤松「! やっぱり……らしくなかったかな? 私、ピアノバカだし……」
最原「い、いや……そういうわけじゃ……」
赤松「……私のただのワガママなんだ」
最原「ワガママ?」
赤松「う、うん。 ほら……最近最原くん、トレーニングの時間が増えたでしょ?」
最原「うん。 前よりは……」
赤松「それでね……私、思っちゃったんだ」
赤松「……寂しいって」
最原「!!」
15:
◆LYNKFR8PTk 2017/08/04(金) 22:23:07.00
ID:zIEkhmXW0
赤松「だ、だからその……最原くんともっと一緒にいたいから……」
最原「それで……トレーニングに参加しようと?」
赤松「うん……」
赤松「だ、だって!! トレーニングに行かないでなんて言えないよ!!」
赤松「だから最原くんに行かせないんじゃなくて……自分がいけばいいかなって思って……」
最原「赤松さん……」
赤松「でも……その結果最原くんたちに心配かけちゃって……ただ迷惑をかけただけだったよね」
最原「……それは違うよ」
赤松「!!」
16:
◆LYNKFR8PTk 2017/08/04(金) 22:23:42.48
ID:zIEkhmXW0
最原「迷惑なんかじゃないよ……僕は赤松さんが来てくれて嬉しい……」
赤松「最原くん……本当に?」
最原「うん、本当だよ」
最原「だって赤松さんと一緒にいて……嬉しくないわけないじゃないか」
赤松「……!!///」
最原「……///」
赤松「ありがとう……そう言ってもらえて嬉しいよ!!」
17:
◆LYNKFR8PTk 2017/08/04(金) 22:24:36.48
ID:zIEkhmXW0
最原「それに……」
赤松「それに……?」
最原「……! な、なんでもないよ!!///」
最原(赤松さんが来てくれなかったらあんなご褒美も見れなかったしね……)
最原「……あれ? 赤松さん、体操着変えた?」
赤松「うん! さっきのは汗でビショビショになっちゃったから……やっぱり汗で分かった?」
最原「うん、だってさっきのはブラが透け……」
最原「……あっ!!///」
赤松「……ブラが透け……?」
赤松「……!!」
赤松『最原くんが目を覚まさない……』
春川『それより赤松、ブラが透けてる。 着替えなよ』
百田『うおっ!? 言われるまで気づかなかったぜ!!』
赤松「……!!!///」
18:
◆LYNKFR8PTk 2017/08/04(金) 22:25:11.94
ID:zIEkhmXW0
最原「ご、ごめん!! その……あの……」
赤松「う、ううん!!! 最原くんは謝る必要ないよ!!///」
最原「で、でも……」
赤松「でもじゃなくて!! 兎に角、私が謝らなくていいって言ったらいいの!!///」
最原「わ、分かったよ……」
最原「……楓」
赤松「!!!!!!//////」ドキッ
最原(しまった!!)
19:
◆LYNKFR8PTk 2017/08/04(金) 22:25:41.11
ID:zIEkhmXW0
百田「お! あいつら元気になったみたいだな!!」
百田「おしテメーら!! トレーニングのさ……」
春川「いいよ、もう少し二人にさせときなよ」
百田「なんでだよハルマキ?」
春川「本当……あんたって何も分かってないね」
百田「は、はぁ!!?」
春川「それに……また元気じゃなくなったよ」
百田「??」
最原「……」
最原(下の名前で呼んだら赤松さんが気絶した)
僕らは付き合ってるが、下の名前で呼ぶと刺激が強すぎて気絶する為、苗字で呼んでいたのだった。
終わり
21:
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/08/05(土) 00:50:34.18 ID:fDjunEWno
付き合ってたんかい!
最原の童貞力が高すぎて先に進まないのか
乙
元スレ
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1501852338/
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