【Fate】士郎「聖杯大喜利戦争?」【大喜利】

2019-06-10 (月) 18:01  Fate SS   1コメント  
1: ◆XXGElUpwlQ 2019/03/02(土) 22:58:03.87 ID:imR1Nydro

・Fateのメンバーに大喜利をやってもらうSSです。

・登場するサーヴァントは基本的に五次鯖です。

・全編Fateネタバレ&キャラ、世界観、設定崩壊待ったなし。但し大喜利もSS自体も「あくまで洒落」なので、その点はご理解を。

・初SSなので何かありましたらご遠慮なく言ってください

HFの2章公開に合わせて投下するはずが遅れに遅れて今頃になってしまった……




【FGO】ぐだお「マシュをデートにでも誘おうかなー……」

2019-03-13 (水) 00:07  Fate SS   3コメント  
2: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2019/02/24(日) 04:17:22.58 ID:Q7QyaxPR0


ぐだお(人理焼却は防げたけど、今日も今日とて微弱な特異点もどきの修正!)

ぐだお(でも、みんなや……大好きな後輩が、マシュ居るから、頑張ろうって思える)

ぐだお(……世界も元に戻ったし、もう少しおちついたらマシュをデートにでも誘おうかな)







.




陛下「聖杯戦争、ですか」

2019-02-28 (木) 12:01  Fate SS   0コメント  
2: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2019/02/13(水) 21:46:42.88 ID:m3ExLboH0

 Fate/SN二次創作。UBWルートに似たご都合ルートエンド後。
 このSSの登場人物は全員18歳以上です。





3: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2019/02/13(水) 21:48:03.10 ID:m3ExLboH0

◇◇◇

 一言で言えば、それは宮内庁のミスだった。

 宮内庁陵墓課は、文字通り全国に散らばる900近くもの陵墓を管理する部署であり、同時にこの極東の島国における唯一の公的な魔術・退魔機関の別名でもある。

 ことが起こった時、陵墓課の課長は庁舎の廊下をできる限りの早足で歩いていた。急ぐ理由はひとつ。陛下が自分の部署に足を運ばれたと耳に挟んだからである。

(不味い…)

 今上の陛下は早朝に散歩をされる習慣がある。とはいえ、普段足を向けられるのは自然あふれる御苑の方であり、わざわざ(少なくとも事前通告なく)庁舎に来られることなどありはしなかった。ましてや自分の部署になど!

 どうか自分の机の上を見てくれるな、と男は願った。

 男もこの部署に配属されて長い。つまりは、この国の神秘的な成り立ちについて造詣が深いということだ。

 この国の裏の歴史は、魔とそれを退ける者達との凌ぎ合いの歴史である。退魔を生業とする一族は、それこそ各地に点在している。浅神、巫浄、七夜――彼らは魔を正すことに血道を上げた。上げすぎた、と言ってもいいかもしれない。あの鬼種すらいまや絶滅種だ。

 積極的な退魔など、もはや必要ない。現代に残る混血とて、融和を望んでいるものが大多数だ。反転の危険はあるが、それとて内々に処理されることが多い。

 それこそ、陵墓課のように監視に留めるだけで十分な対応と言えた。たとえ退魔の家々から臆病者の事後処理部隊と言われようとも、だ。

 故に、不味い。

 最悪の予想が現実となれば、落ち着いている魔と退魔のバランスを壊す可能性がある。おまけに今回の件に限れば、"西の連中"も出張ってきかねない。

 冬木という土地は特殊だ。それは紛れもなくこの国の内部であり、しかし古くから外部――西洋に開かれていた土地でもある。

 軽く息を切らせて、男は陵墓課の執務室前にたどり着いた。重厚な黒檀の扉には、厳重な魔力避けの機能が付与されている。

 だからこそ、気づいた。手遅れであることに。

 部屋の中から恐ろしいほどの神秘が垂れ流しになっている。扉の魔力避けは、すでにオーバーフローして意味を失っていた。

 扉の修理予算と事態の推移に、男は退職願を残して失踪したい、という強い誘惑に駆られる。

 だが彼の職務意識がそれを許さなかった。悪魔のささやきになんとか打ち勝つと、いまやただ重くて開けにくいだけになった扉のノブを捻り、部屋に踏み入る。

 予測を裏切るものは何もなかった。部屋の中にいるのは1人の老年男性だ。おそらく齢80は越えているだろう。それなのに、老人からは弱々しさを感じない。

 感じるのは春の日差しの様な温かみと――全てを烏有に帰す、凶悪なまでの陽炎だった。

「陛下、」

「聖杯戦争、ですか」

 先んじて会話のペースを掴もうとした男の発声を、老人の呟きが圧倒する。

 老人の声には力があった。それは有史以来、人が抗えた例のない権能を持った声。神の告言葉。

 不味い、と男は再び胸中で繰り返した。老人――陛下は悲しみ、そしてお怒りであられる。なにより不味いのは、陛下の抱いた怒りの矛先が、陛下自身に向けられているということだった。

「第五次までで、判明しているだけでも被害者の数は四桁以上。第三次に至っては、帝国陸軍までもが加担している、と」

 何故、自分はまとめた報告書を机の上に放置してしまったのだろう――陛下が読み上げている書類束を恨めし気に見つめ、男は過去のうかつさを悔やんだ。

 冬木の聖杯戦争。"西洋の連中"がこの国に持ち込んだ中でも最大規模の魔術儀式。

 読み上げられた通り、あの聖杯戦争では多くの犠牲者が出ている。

 では何故、国の退魔機関である陵墓課が動かなかったのかと言えば、その犠牲が目を瞑れる範囲内で収まっているからだ――収まっていなかった場合、実際に対処できたかどうかは別として。

 魔術協会、聖堂教会という二大組織が監督役を務めている以上、下手に触れば藪をつつくことになりかねない。

 管理者の遠坂家は200年前からこの地を上手く治めている。西洋の術を使う――使うようになった家だが、その点ではこの国寄りの存在だと言えた。

 おまけに第三次では陸軍の暴走があり……とまあ、そういった様々な理由が重なり、結果として冬木の聖杯戦争はこの国にとってもアンタッチャブルとされていたのだ。

 この場合のアンタッチャブルとは、つまるところ陛下の耳に入れてはならない、ということである。何しろ、陛下は犠牲に目を瞑れない。

 堪え性がない、という意味ではない。それは法則だった。終戦の折、彼の大国と結んだ盟約により外に向けて振るわれることを禁じられた陛下の力は、その法則の下に根付いている。

 陛下が聖杯戦争のことを知れば、"慰問"に向かわれることは想像に難くない。

 そして、いまやそれを止めることが出来る者は誰もいないのだった。




【Fate】士郎「ヘヴンズフィール大ヒットを祝して乾杯!」

2019-01-29 (火) 07:01  Fate SS   0コメント  
1: 以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします 2019/01/23(水) 23:05:06.52 ID:BMFXOF2O0

ホロウ世界をイメージしました

初めて投稿するので至らない点もあると思いますが、よろしくお願いします




2: 以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします 2019/01/23(水) 23:05:58.52 ID:BMFXOF2O0

士郎「ヘヴンズフィール 大ヒットを祝して乾杯!」

全員 「乾杯!」

ここは、我が家の居間。俺たちが出演した映画が随分とヒットしたようで、セイバー、桜、ライダーに加え、遠坂を呼びささやかなパーティーをすることになったのだった。

士郎「今晩は俺と桜が腕によりをかけて、作ったからな。たんと食べてくれ」

桜 「昨日から準備してたんですよ」




【FGO】藤丸立香「もういいや……つかれた……」

2018-10-31 (水) 12:01  Fate SS   2コメント  
1: ◆31nORkjqd2 2018/10/25(木) 19:46:24.13 ID:BZV1/5bb0

マシュ「先輩?何だかお疲れのようですが、何かありましたか?」

立香「うん?いや・・・大丈夫。マシュとは関係ない事だから」

立香「個人的なことでちょっとね」

マシュ「・・・そう、ですか・・・」

今は英霊召喚の為にカルデアの召喚室に先輩と向かっています。

最近の先輩は時おり疲れた顔を見せます。

何か悩み事があるのかそのつど聞いてみますがいつも答えてはくれません。

マシュ(サーヴァントやスタッフの皆さんに何か知らないか聞いて回っていますが)

マシュ(誰も心当たりはないようですし・・・)




セミラミス「物凄い退屈なのでカルデアを練り歩く」

2018-10-22 (月) 18:01  Fate SS   0コメント  
1: ◆SxyAboWqdc 2018/09/05(水) 19:12:21 ID:Q0KTc/zM

セミラミス「カルデアに召喚されて一か月。やっとのこと我専用の玉座が完成した」

セミラミス「シミュレーターとは言え存外心地が良いものだな。うんうん」

セミラミス「はっはははは。やり切った。やり切ったぞ我は。ははは」

セミラミス「……暇だな。退屈だ。この広い空間に我一人となればさもありなん」

セミラミス「どうしてくれようか」

セミラミス「……マスターを呼ぶか」




メルトリリス「マスター、そこは私の乳首なのだけれど」

2018-09-04 (火) 00:07  Fate SS   0コメント  
1: 以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします 2018/08/28(火) 00:44:30.44 ID:50sVCldUO

メルトリリス「乳首なのだけれど」

ぐだ男「………」

メルト「なぜ乳首を入念に攻め立てるのかしら」

ぐだ「………」ペロペロ

メルト「無言でひたすらに乳首を舐められ続けると、気味が悪いのだけれど」

ぐだ「………」ペロペロ

メルト「いい加減口を開かないと、お腹に思いっきり膝だからね」

ぐだ「………」ペロペロ

メルト「私の脅しにも屈しないなんて……人間の癖にやるじゃない。流石は人理を救ったマスターだけはある、ということかしら」

ぐだ「………」

ぐだ「………んで」

メルト「んで?」

ぐだ「なんで……」

メルト「なんで?」



ぐだ「なんで乳首舐められてるのにそんなに冷静でいられるんだ……!」

メルト「………は?」

ぐだ「舐めているのだけれど! 乳首ぺろぺろ舐めまくっているのだけれど!」

メルト「その口調串刺しにしたくなるからやめてくれるかしら」





【Fate】 士郎「衛宮さんちの美味しんぼ」

2018-07-21 (土) 13:57  Fate SS   0コメント  
1: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/06/27(水) 01:56:26.93 ID:B36hnpLHO

※設定・キャラ崩壊注意。



書き手の料理知識はゼロなので全てデタラメです。本気にしないでください。




2: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/06/27(水) 01:59:59.04 ID:B36hnpLHO



士郎(聖杯戦争……。あの凄惨な戦いから歳月は流れ……)

士郎(俺は冬木新聞社に就職した)

士郎(そこから早数年――新聞社の記念企画として発足した『究極のメニュー』というコラムを担当することになったんだ)

士郎(今はその究極のメニューを追い求め、それを記事にする日々……)

士郎(料理はもともと得意分野であったから、これ以上の適職はないと思ったが)

士郎(これがまた色々と大変で……)

士郎(ともかく、そんな毎日で身を削っているこの頃……)







千歌「だるまさんがころんだ」

2018-05-26 (土) 18:01  Fate SS   0コメント  
1: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/05/06(日) 23:48:09.21 ID:CHNN1ZM20


ちか「だるまさんが~」

かなん「……」ソローリ

ちか「ころんだ!」

かなん「ふっ」ピタ

ちか「……うごいて、ない。もういっかい!だーるまーさんーが、ころんだっ」

かなん「よっ」ピタリ


ちか「──むぅ。かなんちゃん、ぜんぜんつかまらないからつまんない!」

かなん「まだまだだねぇ、ちかは」

ちか「だrmさ*?んだ!!」

かなん「え!ちょ、それはズルだってば」

ちか「ズルじゃないもーん」

かなん「ズルだよ」

ちか「ズルじゃない!」




ちひろ「物忘れの激しいプロデューサーさん」

2018-05-04 (金) 00:07  Fate SS   0コメント  
1: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/04/15(日) 20:11:22.64 ID:ViBu+7vg0

アイドルマスターシンデレラガールズのSSです。

書き溜めてありますのでサクサク投下していきます。




2: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/04/15(日) 20:11:45.81 ID:ViBu+7vg0

モバP(以下P)「あ~…参ったなぁ」

ちひろ「あらPさん、どうしたんです?」

P「ああちひろさん、お疲れ様です」

ちひろ「はいお疲れ様です♪それで、どうかしましたか?」

P「いや、最近トシのせいかド忘れ…と言うんですかね?固有名詞がなかなか出てこなくなってて…」

ちひろ「トシって…Pさんまだ全然そんな年じゃないでしょう?」

P「そうなんですけどねぇ…」




【fate / zero × BLEACH】切嗣「セイバー…真名が十刃だと」

2018-04-18 (水) 21:01  Fate SS   1コメント  
1: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/03/31(土) 16:23:13.69 ID:8PeMszaL0

〜アインツベルンの城〜

切嗣「まさか触媒無しで召喚した結果が11人…実質は10人のサーヴァントが出てくるとは」

アイリ「大丈夫なの、切嗣?」

切嗣「ああ、むしろ好都合だ。幸いにも個々の戦闘能力はそれなりな上、各々に特殊能力がある」

切嗣「さらに殺戮能力に応じて数字を振られているようだ」

アイリ「個々の能力はいいとして数字も都合がいいのはどうしてかしら?」

切嗣「…ああ、まあね」

切嗣(戦闘能力ではなく殺戮能力の順位だが、ほぼ個々の実力の序列と捉えて問題ないだろう)

切嗣(これなら捨て駒を選ぶのにあまり迷わなくて済む)




【Fate/Grand Order】ジャンヌ「カルデアの英雄が法具を習得するまで」【FGO】

2018-04-12 (木) 18:01  Fate SS   0コメント  
1: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/03/26(月) 20:00:27.00 ID:A+ewWDhO0

ぐだお「う~ん、ムニャムニャ」

エレナ「ぐだお!朝よ!起きなさい!」

ぐだお「ハッ!かあさん!今何時?」

エレナ「7時40分よ!もうモードレッドちゃんもきてるわ」

ぐだお「もう!なんで起こしてくれなかったんだよ!学校に遅刻しちゃうよ!」

モードレッド「おう、ぐだお。邪魔してるぜ!」

ぐだお「邪魔してるぜ、じゃないよ!君も部屋でくつろいでるんだったら起こせよ!」

モードレッド「マリカーでもやろうぜ!」

ぐだお「遅刻するよ!」

エレナ「ぐだお、朝ご飯はちゃんと食べないとだめよ?」

ぐだお「もうそんな時間ないよ」

エレナ「お母さんせっかく用意したのに・・・」

ぐだお「わかったよ・・・」

エレナ「今日の朝ご飯は豆よ」

ぐだお「まめ?!」

エレナ「ほら、床にいっぱい落ちてるでしょ」

ぐだお「節分の豆かよ!!!大体いつ撒いたんだよこれ!」

エレナ「昨日の夜あなたが寝てる間にこっそり撒いといたわ」

モードレッド「うはは!お前のカーチャン自由すぎだろ!今四月だぞ」ポリポリ

ぐだお「食ってるし!」

エレナ「そうそう、今日は家庭教師の先生がいらっしゃる日だから寄り道せずに帰ってくるのよ?」

ぐだお「わかった」ポリポリ

モードレッド「んじゃそろそろ行くか」

ぐだお「いってきまーす!」



エレナ「車とバーサーカーに気を付けるのよ~!」




【FGO】立香「合コン……?」女王メイヴ「そうよ!」

2018-03-20 (火) 18:01  Fate SS   1コメント  
1: ◆R4LxbbyKhE 2018/03/14(水) 06:54:08.32 ID:856bekj10

※FGO第2部序章までのネタバレを含むSSです。
※ぐだ子の名前表記を「立香」にしています。
※上記がダメな人はブラウザバックをお願いします。



――――特別会場

マシュ「それは男性と女性のグループが交流を持ち、交際を目的にして行われる『合同コンパ』の略称のことでしょうか」

メイヴ「ええその通り、わざわざ説明ありがとうマシュ。そう、その合コンを今からやるの!」

鈴鹿御前「会場もこうしてすでにセッティング済み。あとは相手を待つだけだし!」

立香「それで、参加者は?」

メイヴ「あら、ここにわざわざ呼んだ時点で理解できないのかしらマスター?」

マシュ「ま、まさか先輩を合コンに!? だ、だめです! そんな、先輩はもっとちゃんとしたお付き合いを」

鈴鹿御前「あ、言っとくけどマシュも数に入ってるし?」

マシュ「えぇ!?」

立香「私はいいけどマシュはだめ」

マシュ「先輩!?」




【FGO】楽しい査問会のお時間【SS】

2018-01-19 (金) 07:01  Fate SS   0コメント  
1: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/01/03(水) 23:39:02.15 ID:xoptmcvh0

査問官A(私は国連から派遣された査問官A! 今回、このカルデアにおいて、国連との取り決めを著しく逸脱した行為があったということで、カルデアのマスターとやらを査問することになった! くくく……どんなに言い逃れしても無駄だ! 絶対に奴の違反行為を漏れなくあぶりだしてやるぜ!)

査問官B(俺は魔術協会から委託された査問官B! 奴がこの査問会の最中に魔術的隠蔽をしないか、魔術的に矛盾がないかを、しっかりと見張り、突っ込み、あぶりだしてやるつもりさ! まっ、所詮一般人から選ばれたという、幸運だけが取り柄の低能だろうから、そんな心配はないだろうがね!)

査問官C(僕は査問官C。この査問会の中立性を保つという名目で、ゴルドルフ・ムジークに雇われたんだけど……ぶっちゃけめんどくさい、帰りたい……カルデアの連中なんか全員入れ替えるんだし、今更突っつきまわす意味もないし……というか、ぼくの存在って、こいつら二人に情報を独占させないための見張り役と、査問は間違いなく中立でしたっていうための言い訳だし……はあ……早く寝たい……)

プシュー、ガコン

警備A「ほら、早く入れ! 少しでも怪しい動きをしたら容赦しないからな!」

???「は、はい!」

査問官A(やっと来たな! では早速罪人の顔を拝んでやるとしよう!)

査問官B(ふん……実に平々凡々な顔立ち……なんの素養もカリスマも見出せんな……所詮魔術の家系ではないのだから、この俺の身からあふれる高貴なオーラに敵わないのは無理がないけどな!)

査問官C(人類を救ったっていうわりにはフツーだなー……まあ、一般人って言ってたしこんなもんか……可哀そうに、緊張しちゃってまあ……つっても、僕は金貰った分だけ仕事するだけですがね)

査問官A「えー、それではカルデアのマスター候補生。これより査問を始めさせてもらう! まずは、貴様の名前をしゃべってもらおう!」

査問官B「言っておくが、偽名なんて名乗っても無駄であるよ? くれぐれも小細工など考えないようにな!」

査問官C「まあ、普通に言えばいいから、普通に」

???「はいっ! ぼ、ぼくの名前は……」

査問官A「ふむ! 貴様の名前は!!」




???「僕の名前は藤丸立香@セイレムお疲れ、といいます!」




ぐだ子「監査官が来るから皆帰って~」 エレシュキガル「ええ!?」

2018-01-14 (日) 07:01  Fate SS   0コメント  
1: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/12/31(日) 12:19:59.48 ID:zCvA7l+F0

~村~


監査官「それでは、カルデアのサーヴァント達が退去していない可能性がある……という事ですね」

職員「俺はカルデアが帰還した直後に魔術協会から呼び出されて山を下りたから、それ以降の事は判らんよ」

職員「しかし、連中はマスターの事を慕っていたからな」

職員「退去命令を無視して居残っている連中がいないとも限らない」

監査官「なるほど、有益な情報、ありがとうございます」

職員「……」

監査官「ひとつ宜しいでしょうか」

職員「何だ」

監査官「貴方はカルデアの職員で、あのマスター達と共に人理を守ってきたんですよね?」

監査官「お互いに強い信頼関係で結ばれていたのだと思うのですが……罪悪感とかはないのですか?」

職員「……そりゃあ、あるさ」

職員「けど、何時までもカルデアにしがみ付いていても仕方ないだろう」

職員「こっちにも、生活ってものがあるんだから」

監査官「まあ、それもそうですよね」

職員「……こっちも、一つ質問いいか」

監査官「答えられる事なら」

職員「アンタらは、カルデアをどうするつもりだ」

職員「俺としては、もう放っといてやってほしいんだがな」

監査官「それは……私のボスが決める事ですよ」

監査官「私は監査官の一人にすぎないんですから」

職員「……そう、か」




【FGO】マシュ「先輩のあらゆる可能性」

2018-01-10 (水) 07:01  Fate SS   0コメント  
1: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/12/29(金) 04:19:41.13 ID:ZsZkoX7x0

マシュ「……え? 先輩が風邪を!?」

ダ・ヴィンチ「そんな青い顔をしないでくれたまえ。命に別状はないとも」

マシュ「で、ですが、先輩は以前に意識を……」

ダ・ヴィンチ「ああ、監獄塔と下総の一件のようなことも今回は一切ない。本当に正真正銘、ただの風邪だとも」

マシュ「そうですか、それはよか……いえ、先輩が苦しんでいるので良くはないのですが……」

ダ・ヴィンチ「心配なら後で見舞いに行くといい。もちろん、うつらないように気を付けるんだよ?」

マシュ「はい! せっかくですから、何か差し入れに行きます!」タタタッ

~~~~~~~~~~~~

プシュー、ガコン

マシュ「失礼します、あなたの頼れる後輩が、おかゆをもって来ました!」

ぐだ子「う、ん……マシュ? ケホッ……わざわざ、ありが、とう……ゲホッ!」

マシュ「ああっ! 無理してしゃべらないでください! 喉がお辛いでしょうに……」

ぐだ子「そうだ、ね。心配、かけて、ごめんね? よいしょっと……美味しそうなおかゆ、だね」

マシュ「厨房にいたエミヤさんと一緒に作りました。あと、ついでにお薬もいただいてきました」

ぐだ子「ありがとう、マシュ……これは、綺麗な、水薬だね。メディアさんが、作ってくれたのかな? 粉薬が苦手だから、助かるなあ」

マシュ「食前に飲むようにと言付かっていますので、とりあえず飲んでみては」

ぐだ子「うん、ありがと」グイー

プシュー、ガコン!

メディア「マスター!! その薬を飲んではいけないわ!! 今すぐ吐き出して!!」




【FGO】マシュ「真名不明の人理修復」

2017-12-11 (月) 18:01  Fate SS   2コメント  
1: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/11/27(月) 01:26:07.63 ID:QPBy19qO0

このSSはFate/Grand Orderの2次創作です

弊カルデア要素や設定の独自解釈を多分に含みますので、苦手な方はブラウザバックをお願いします

また、途中にて亜種特異点のサーヴァントの真名バレがありますので、あわせてお気を付けください




2: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/11/27(月) 01:26:34.90 ID:QPBy19qO0

【特異点F】

オルガマリー「…………」

マシュ「…………」

   〔あの、そろそろ膝が……〕<ポーン

オルガマリー「ア゛ァ゛ン?」

   〔すいません! なんでもないッス!〕<ポーン

マシュ「しょ、所長! その、これはマスターの責任ではないかと……」

オルガマリー「いいえ、マシュ、これは間違いなくこいつの責任よ! でなければなんで……」

新宿のアサシン「……」
新宿のアヴェンジャー「……」
新宿のアーチャー「……」
エルドラドのバーサーカー「……」
レジスタンスのライダー「……」
不夜城のアサシン「……」
不夜城のキャスター「……」
アーチャー・インフェルノ「……」
アサシン・パライソ「……」

オルガマリー「なんで、召喚した英霊が全員真名不明なのよ!!! 馬鹿じゃないの!!」

   〔面目次第もございません!!〕<ポーン




【FGO】イリヤと天の衣【SS】

2017-11-23 (木) 21:01  Fate SS   1コメント  
1: ◆4soo/UO.k6 2017/11/08(水) 21:13:47.73 ID:CHTpgRYyo

きっと、私があの子に出会うことはないと思っていた。

二度と触れ合うことは出来ないと。

あの顔を見ることも、あの声を聴くことも、もう私には届くはずのない夢となった。




2: ◆4soo/UO.k6 2017/11/08(水) 21:15:31.12 ID:CHTpgRYyo

そう、思っていたのに……運命は私とあの子を惹き会わせた。


同じ時間と、同じ世界で育ったあの子ではないけれども、

間違いなくあれは私の……私達の想い出の結晶だ。


遠い記憶の果て、尚も忘れることはない。

冷たくて、凍えるような心を溶かしてくれた。

寒くて寂しい私達を、彼女の笑顔が暖めてくれた。

その声が、私達に未来をくれたのだ。




【FGO】マシュ「協会からの、査察……ですか?」【レンタルマギカ】

2017-11-19 (日) 12:01  Fate SS レンタルマギカ   1コメント  
1: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/11/05(日) 16:34:47.37 ID:lKXwV95n0

レンタルマギカのクロスと称して主に魔神柱について振り返ったり振り返らなかったりするSSです。




2: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/11/05(日) 16:37:08.02 ID:lKXwV95n0

 人理修復を果たしたカルデアに、一本の連絡が入る。

「協会からの、査察……ですか?」

 内容を受けてマシュ・キリエライトの声には僅かばかりの不安が混じっていた。

「ああ。世界がやっとこさ元に戻ったばっかりで、まだ魔術協会も混乱してるものだと思っていたんだけどねぇ」

 ダ・ヴィンチちゃんも、口調こそいつもと変わらないものの戸惑いを隠せないようだ。
 人理継続保証期間カルデアは、魔術王を名乗るモノを倒し、焼却された歴史を元に戻したばかりである。
 1年間、消失していた世界が元に戻ったということで、どこもかしこも大慌てである。
 一方で、消失した1年を知るこのカルデアは外部からの手が入ることが予想されていた。

「まぁ、魔術協会の人間が直接来るわけじゃないみたいだけどね。あくまで先遣隊と言うか、前座の前座ってとこかな」

「……どういうことですか?」

「どうにも、さてどう動くかと決めかねている協会で、さる魔術結社の首領が手を挙げたらしい。
 そしてその上げた手をそのままぐいと隙間に突っ込んだとか」

「では、その結社の方がいらっしゃる、と」

「そそそ。だから横合いから殴られた気分で、協会側も難色を示しているとかななんとか。
 外と連絡とってるスタッフからのまた聞きだけどね」

「しかし……いったいなぜそこまでして」

「その魔術結社の由来が由来だからね。一番早く動けたんだろうし、一番早く動きたいんだろう。なにしろ――」

 そこに一人の少年が駆けつける。
 世界を救った立役者。
 多くの英霊と絆を結び、最後まで戦った少年。

「――すんません!遅れました」

「おはようございます。先輩」

「ちょうどよかった。これからカルデアに来る魔術結社と、その首領の話をしようと思っていたところでね?」

「へ?」

「カルデアに査察に来る結社の名は〈ゲーティア〉。首領アディリシア・レン・メイザース率いる、ソロモン王の魔術に特化した魔術集団だ」




藤丸「カルデアの日常」

2017-11-10 (金) 00:07  Fate SS   0コメント  
1: ◆eF6RWyN1IM 2017/10/30(月) 22:43:31.36 ID:cJ4+NVe70
2: ◆eF6RWyN1IM 2017/10/30(月) 22:44:55.71 ID:cJ4+NVe70

~恥じらい~

水着ネロ「なーいすないす! ないすばでぃー!」ドーン!

水着ネロ「うむうむ! 今日も絶好調であるな!」

槍王「その……なんというか締まらない掛け声はなんとかなりませんか?」

水着ネロ「なにぃ!? 余の美声と美ボディであるぞ!? 味方を鼓舞するのにこれ以上のものはあるまい」

槍王「そ、そうなのですか……」

水着ネロ「そうだ! ……そう言うそなたもなかなかではないか? よーし! 一緒に行くぞーぅ!」

槍王「え? え、あの……」

ネロ&槍王「なーいすないす! ないすばでぃー!」

水着ネロ「どうだ! 爽快感があるだろう!」

槍王「こ、これはなかなか……」

ベディ「王よ…………」

槍王「ベディヴィエール卿……? わ、忘れなさい! 忘れてください!!!」