オーゼン「少し席を外すよ」ボンドルド「おやおや、素晴らしい。う●こですか?」

2020-02-15 (土) 00:07  その他二次創作SS メイドインアビス   4コメント  
1: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2020/01/30(木) 21:18:27.57 ID:7R3ITGP6O

本作品は現在公開中の【劇場版 メイドインアビス- 深き魂の黎明- 】の内容が含まれておりますので、まだ観ておられない方はくれぐれもご注意くださいませ

それでは以下、本編です




2: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2020/01/30(木) 21:21:20.61 ID:7R3ITGP6O

南海べオルスカの孤島にて発見された巨大な縦穴はアビスと呼ばれ、謎の力場に包まれたその不可思議な奈落の底を目指して遙か昔から数多の探窟家が潜り、そして命を落としていった。

未だアビスの底に辿り着いた者はおらず、文字通り底知れぬ縦穴は七つの階層に分かれており、階層をひとつ下りるごとに地上への帰還を妨げる上昇負荷という名の呪いをかける。

無論、下層へ向かうほど原生生物の脅威は増すが、何よりも探窟家の足かせとなっているのは先述した上昇負荷であり、特に深界五層以降の上昇負荷は命の危険を伴う強烈なものとなる。
端的に言うと、六層から帰還した者はいない。

必然、五層まで潜れる者も限られており、探索家のランクをわかりやすく表している笛の色で例えるならば、最高ランクの白笛の領域だ。

さて、そんな深界第五層、なきがらの海。
そこにはアビス攻略最前線の基地がある。
太古の昔、祈祷場として使われていたとされる巨大な建造物が六層の入口を取り囲んでいた。

「ざまぁないね、ボンドルド」

その基地にはひとりの白笛が居を構え、上昇負荷を克服するべく非人道的な研究と実験を繰り返していた。彼の名は、新しきボンドルド。
黎明卿と呼ばれし、白笛屈指のろくでなしだ。

「おやおや。これはこれは……素晴らしい。もう相当なご高齢でしょうに、わざわざここまで下りてくるとは思いませんでした……オーゼン」

ひび割れた仮面から感情が欠如した瞳で来訪者である白笛の不動卿、動かざるオーゼンを見据えたボンドルドは場違いな程丁寧に出迎えた。




ボンドルド「『不動卿ババアすぎて草』っと…」カタカタ、ッターン

2018-02-10 (土) 21:01  その他二次創作SS メイドインアビス   0コメント  
1: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/01/28(日) 18:51:57.12 ID:1hgHXSBA0



1: 名無しさん@アビス 2018/01/00(日)00:00:00 ID:BDD

年のせいで動かざるオーゼン


2: 名無しさん@アビス 2018/01/00(日)00:00:00 ID:nut

おっ、どうしたどうした


3: 名無しさん@アビス 2018/01/00(日)00:00:00 ID:sgi


くさそう(加齢臭)

―――――

ボンドルド「ふぅ…研究が終わった後のスレ建ては心が落ち着きます」ギィッ




【メイドインアビス】ナナチ「ボンボルド」 ボンドルド「…」

2017-10-26 (木) 07:01  その他二次創作SS メイドインアビス   0コメント  
1: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/10/12(木) 17:44:37.27 ID:v890pDBA0

ナナチ「…」

ボンドルド「…」

ナナチ「おい、ボンボルドってば」

ボンドルド「…ふむ」

ナナチ「ボンボルド、聞いてっかー?」

ボンドルド「…実に興味深いですね」




【メイドインアビス】ライザ「オーゼンは好きな人いないのか?」オーゼン「は?」

2017-09-12 (火) 07:01  その他二次創作SS メイドインアビス   0コメント  
1: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/08/13(日) 03:27:43.00 ID:t/GksMRTO

オーゼン「今、何て?」


ライザ「いやだから好きな人とかいないのかなって」


オーゼン「……師匠をからかうなんて良い度胸してるねぇ」


ライザ「別にからかってないよ。ふと思ってさ」


オーゼン「お前さん、私が幾つだか知ってる筈だが」




【メイドインアビス】オーゼン「千人楔」

2017-08-17 (木) 12:01  その他二次創作SS メイドインアビス   1コメント  
1: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/08/14(月) 17:47:15.16 ID:O2qgAIKjO

 昼下がりのシーカーキャンプ。食事を済ませ一息ついた時、手袋に染みが付いているのに気付く。汁物が跳ねたのだろう。

 手袋を脱ぎーー自分の手が露わになる。

「…………」

 千人楔ーー遺物が無数に埋め込まれた醜い手。手の甲の楔をゆっくりと撫ぜる。

 最初に千人楔を打ち込んだのはいつだっただろうか。余りに遠い過去で、もうよく思い出せない。

 ただ、最初の一本目はアビスへの探究心がそうさせたのは間違い無い。これがあれば、より深く潜れる。深淵に近づく事ができる。そしてーーーー傷ついた。

 そうこれは傷跡。アビスからの消せない傷なんだ。我ながら異形だな、と思う。捻れた頭皮に醜い体。喪失した心の何か。白笛と引き換えに失ったーーーー。


 ーーその傷は、心折れようと奈落に挑み続けた不屈の証だ。

「……フフフ」

 そういえば可笑しな事を言う奴もいたな。思わず笑みが漏れる。

「お師様……?」

「…………」

 気付けばマルルクが不安そうな顔で私を見ていた。そりゃ1人で笑っていたら不安にもなるか。