ハリー・ポッター「僕の言うことを聞け」ドラ子・マルフォイ「……はい」

2020-01-02 (木) 18:01  その他二次創作SS ハリーポッター   0コメント  
1: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2019/12/07(土) 21:13:04.37 ID:kNKMPaOnO

「いよいよ明日だな、ドラ子よ」
「はい、お父様!」

マルフォイ家の一人娘、ドラ子・マルフォイはホグワーツ入学を明日に控え、不安と期待が入り混じった複雑な心境で父から訓示を頂いた。

「今更言うまでもないが、マルフォイ家の名に恥じぬよう、勉学に励むように」
「はい! しかと心得ました!」
「魔法薬学を担当しているセブルス・スネイプと私は旧知の仲だ。何か困ったら頼るように」
「はい! わかりました!」

ホグワーツへの入学が決まってから今日に至るまで、ドラ子の父、ルシウス・マルフォイは一言一句全く同じ訓示を何度も繰り返していた。
隣で聞いていたドラ子の母、ナルシッサ・マルフォイはそんな夫に苦笑しつつ口を挟んだ。