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◆3R9GEH/ofI 2015/10/23(金) 23:39:28.91
ID:7Eg4+Ur+0
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◆3R9GEH/ofI 2015/10/23(金) 23:48:36.65
ID:7Eg4+Ur+0
財布はちひろの手の中―――
そう・・・確かにそれはそうかもしれない。
しかしガチャの結果が誰も皆明るいとは限らない。
古参や、班長や、利根川のガチャは明るそうな気がする。
なぜなら彼らは積み重ねているから。
積み重ね課金していない者にとってこの言葉はつらい・・・
伊藤カイジ「またR・・・・・・」←積み重ねていない奴
カイジ「また負けた・・・・・また負けちゃった・・・・・」
利根川「不運だな・・・10連3回で全て白封筒とは・・・・!」
あの前川攻略の一件から数日・・・カイジは狂うようにガチャを回していた。
回せど出るのはR・・・しかも既存。既に所持。
迷うごとなきスターレッスンを済ます。
だが、カイジの経済環境は比較的整っていた。
元帝愛の利根川が最低限の経済支援をする代わりに、カイジの家に居候。
自分の家を持っているにも関わらず、老後の孤独死を免れるためか、居候。
しかし支援のみで二人の課金額はそれぞれの収入から差し引かれる。
カイジがスーパーのバイトで得られる一か月の給料、
およそ10万。
月10万が課金の上限。
一方利根川の貯金、底知れず・・・・。
カイジ「次こそSSR・・・!」
利根川「ククク・・・・無駄だ、カイジくん・・・・・」
がちゃ・・・ がちゃ・・・
がちゃ・・・ がちゃ・・・
カイジ「はぁ~・・・・また宮本・・・・」
現実はそう甘くなく、またしてもR。
競泳新田を狙ったカイジにとって、真逆の属性。
だが悔しいように見せかけ、実際そうでもなかった。
その理由・・・
安心感。月10万課金できることの安心感。
これが感情を支配。