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以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/09/05(月) 12:53:47.97
ID:1Ygr+txr0
@準備室
みずき「あっ、やっぱり、また物が増えてる。もー、みんな勝手に私物を持ち込んで……ここはそういう場所じゃないのに……」ガサゴソ
みずき「このお面とヒーローマントは……コレちゃんのかな。で、こっちのアニメ雑誌は内巻くん、と。……ん? あの奥のほうにあるのは——」ヒョイ
ネコミロックオン!!
みずき「きゃああ!?」バシンッ
みずき「ってえー! これあのときの!? まだ残ってたなんて……もー/// 処分!! 処分!!」ポイッ
みずき「とりあえず部長と内巻くんは来たら説教決定、と。あとは準備室の使い方をしっかりみんなで決めて、掃除当番を決めて、今日持って帰れるものは持って帰ってもらって——って、こういうのって普通部長がやるんじゃ……?」ガサゴソ
みずき「っていうか内巻くんの持ち込んだアニメ関連のグッズ多過ぎ!! なにこの限定フィギュア付きDVDボックスって!? 準備室の使い方云々以前に学校にこんなの持ってきちゃダメでしょ!?」ウガー
みずき「はぁ……ほんと、内巻くんは二次元が大好きなんだから」ボソッ
みずき「……ちょっとでいいから三次元に……私に興味持ってくれないかな……」
みずき(…………な、なに言ってるんだろ、私……///)
みずき「う〜切り替え切り替えっ!」ガサゴソ
みずき「…………ん? なんだろ、これ……」
みずき「こんな大きな物……前はなかったような気がするけど。内巻くんがどこからともなく持ってきたアニメキャラの等身大立て看板かな……? それにしては掛かってる布が随分古そうだけど……」ファサ
みずき「これは……鏡、ってか姿見か。昔の部の備品……? おおっ、なんか枠の彫刻とか凝っててお洒落な感じ!」ジロジロ
みずき(ちょうど部室に鏡なかったし、せっかくだから置いてみるのもいいかも。鏡としても使えるし、デッサンの対象にしても面白いよね!)
みずき「よし、そうと決まれば引っ張り出して綺麗にしよっと!」スッ
ズルッ
みずき「えっ——?」フラッ
みずき(っ!? しまった、掛け布踏んじゃって身体のバランスが……!! このままじゃ、私、頭から鏡にぶつかって————)
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