1:
◆bU0CD2Homw 2017/01/07(土) 21:20:00.14
ID:LuvPvywV0
男主×マシュが初体験をするSSです
最終章のネタバレがあります
直接的な描写はありませんが、際どい描写はあります
通りのよさからスレタイでは男主の名前をぐだ男としましたが、本編では公式設定に則り藤丸立香と表記しています
次レスから投下開始します
2:
◆bU0CD2Homw 2017/01/07(土) 21:20:28.28
ID:LuvPvywV0
「――――っつ」
目を覚まして、最初に感じたのは猛烈な腰の――というか、身体中の痛みだった。
痛い。とにかく痛い。
ただ寝転がっているだけで、ミシミシと軋むような痛みがある。
試しにごろんと寝返りを打ってみたら、あまりの痛さに声を上げるところだった。
恐る恐る体勢を整え、改めてゆっくりと横ざまに寝直す。
これじゃまるで、油の切れたロボットだ。
当分はマスターとしては役に立たないだろう。
「――――」
視界いっぱいに広がる、十代半ばの女の子の寝顔。
色素が薄めの白い肌は、触れるとぷにぷにと心地よい弾力を返してくる。
戦闘時には頼もしく引き締まる桜色の唇も、今では可愛らしく半開きのままだ。
その小さな隙間に、人指し指あたりをそっと差し込んでみたいという衝動を、
「えい」
特に我慢せずに解き放った。
つぷ、と割れ目に押し入った指先が、生暖かい肉の温もりに包まれる。
指の背と腹を淡く擦る歯の感触さえも、何だかものすごくいやらしく感じてしまう。
「ん……」
と、口元から小さく喘ぐような声が漏れ、どくんと心臓が一拍すっ飛ばす。
「ダメですよ、先輩……汚いですよ、そんなところ……うふふ」
しかし、次に続いたのはいまいち要領を得ない寝言だった。
幸い、まだ彼女はまどろみの中にいるようだ。