高木さん「もしもわたしが転校したらどうする?」西片「えっ……?」

2021-07-31 (土) 12:01  その他二次創作SS からかい上手の高木さん   0コメント  
1: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2021/07/23(金) 21:35:40.38 ID:sp1eyNH5O

「西片、待った?」

振り返るとそこには高木さんが佇んでいて。
空から照りつける太陽の光を高木さんが着ている白いワンピースが反射して、眩しくて思わず目を細めてしまう。

「ううん……今来たとこ」

すんなりと受け答え出来るようになるためにはそれなりに場数を踏まなくてはならなくて、つまり夏休みが始まってから高木さんと毎日会っているのだけど、それでも見惚れてしまう自分が恥ずかしくて変な汗をかいた。

「今日も暑いねぇ」
「そうだね」

きっと、高木さんよりもずっと俺は熱があるに違いない。だって、頬が焼けそうだから。赤くなっているであろう顔面を見られないように先に歩き始める。早歩きにならないように気をつけながら、時折後ろを確認しつつ。

「西片、日に焼けたね」
「そうかな」

皮が剥けるほどではないけれど、毎日待ち合わせで先に来ていたから、それなりに日焼けしているかもしれない。すると、いきなり。

「日焼け、痛い?」
「……痛くないよ」

しっとりして柔らかい高木さんの手が腕を掴んできてそのまま離さずに隣を歩いている。
手を繋いだり腕を組んでいるわけでもないのに、触れられているだけで、ドキドキした。




西片「どうしていつもオレをからかうの?」高木さん「……なんでだと思う?」

2020-02-01 (土) 12:01  その他二次創作SS からかい上手の高木さん   0コメント  
1: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2020/01/07(火) 00:11:35.41 ID:ohodlWJqO

隣の席の高木さんはからかい上手。
いつも酷い目に遭わされるけれど。
不思議と、憎めなくて、怒れない。

「ん? 西片、どうかした?」
「べ、別に、なんでもないよ」

隣に座る彼女の横顔を眺めていたら気づかれたので、慌てて視線を逸らすも、時既に遅く。

「今、私のこと見てたでしょ?」
「み、見てないよ!」

否定すれば否定するほど、高木さんの疑いの眼差しは強くなり、逃げられないと悟った。




【からかい上手の高木さん】「お見舞い」

2018-05-15 (火) 18:01  その他二次創作SS からかい上手の高木さん   0コメント  
1: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/04/22(日) 12:52:56.42 ID:HcWI6Pg00

《教室》

西片「……」

高尾「よお、西片」

西片「お、おはよー」

木村「腹減ったよなー、誰か食うもん持ってないか?」

西片「相変わらずだなぁ、悪いけど何もないよ」

木村「ちぇっ」

高尾「まだ授業も始まってないだろ…いつものことか」

高尾「そうだ。西片、前に言ってたあのゲームな…」

西片「…へー。知らなかったな…」

高尾「だろ?それでな…」

西片「…へー…」

西片(遅いな…)

木村「西片、やけにソワソワしてんな」

西片「へっ?」

高尾「確かに、ゲームの話なのに上の空だしな」

西片「いや、そんなことは…」

高尾「…あ、そういうことか」

高尾「西片、お前の彼女、今日学校来ないってよ」

西片「だから彼女じゃないって!…え?そうなの?」

高尾「ああ、多分な」

過去作↓

【からかい上手の高木さん】「引っ越し」

【からかい上手の高木さん】「テレビ」

【からかい上手の高木さん】「りんご」

【からかい上手の高木さん】「自己紹介」




【からかい上手の高木さん】「自己紹介」

2018-05-04 (金) 21:01  その他二次創作SS からかい上手の高木さん   0コメント  
1: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/04/15(日) 11:37:26.01 ID:fNnUzJJK0

《教室》

先生「で、あるからして~」

西片「…」

高木さん「…」チラッ

西片「…」

高木さん「どうしたの?西片君」

西片「え?」

高木さん「さっきから、授業も聞かないでぼーっとしてるけど」

西片「いや、別に…?」

高木さん「ふーん…」


高木さん「あ、もしかして私のこと見てたの?」


西片「は!?ちが…」

先生「おいそこ、静かにしろー」

西片「す、すみません…」


西片「高木さん!」ボソボソ

高木さん「あはは、冗談だよ」

西片「やめてよもう…」

高木さん「だって、面白いんだもん。西片君の反応が」

西片「う……」

西片(また、からかわれた…)



※これは、高木さんと西片がまだ出会って間もない頃の話です。




西片「2人乗りはダメだって」高木さん「それじゃあ……」

2018-04-18 (水) 07:01  その他二次創作SS からかい上手の高木さん   0コメント  
1: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/03/30(金) 20:34:59.00 ID:z1ug6JEMO

帰り道


高木「体育の時の西片、ふふっ」

西片「うぅ……高木さんそれはもういいじゃん」

高木「ホント西片って……ふふっ」

西片「あっ」

西片「そう言えば高木さん、足大丈夫?」

西片「今日の体育で捻ったみたいだけど……」




【SS】「からかい下手の高木さん」

2018-04-14 (土) 18:01  その他二次創作SS からかい上手の高木さん   0コメント  
1: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/03/29(木) 18:33:19.01 ID:ZcjdFu2O0

やあ、オレは西片。どこにでもいる中学一年生。


ここは学校、いつもならオレはもう10回は高木さんにからかわれてもおかしくないけど…


どうやらオレは今、夢を見ているらしい。


え?何で夢だと分かるって?


それは、普段ならありえないことが起きてるからさ。


確かにいつもと同じ授業、同じ教室、そして隣には高木さん。


これらは何ら不自然なことではない。


では、なぜそれだけで夢だと結論付けたのか?その答えはすぐに分かるだろう。


高木さん「あ…あれれぇ?おかしいぞぉ…?」


この高木さん…ちょっぴりおバカさんなんだ。




【からかい上手の高木さん】「テレビ」

2018-04-12 (木) 00:07  その他二次創作SS からかい上手の高木さん   0コメント  
1: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/03/27(火) 16:59:00.90 ID:tDdjLjH80

《学校》

木村「西片がテレビに出る!?」

高尾「本当かよ!」

西片「ふっ…まあね!」


そう…このオレ、西片は、昨日街を散歩していたらテレビの人にインタビューをされてしまったのさ!


正直緊張してしまって何を話したのか忘れたけど…


インタビューされた後にテレビの人もこれ、使うかもね。と言っていたんだ!間違いない!


オレはついに、テレビデビューするんだ!


西片「はははは、はははははは!」


高木さん「…」


※作者は小豆島エアプなので、んなわけねぇだろ!って流れもあるかもしれません。ご了承ください。




【からかい上手の高木さん】「引っ越し」

2018-04-07 (土) 16:53  涼宮ハルヒのSS からかい上手の高木さん   0コメント  
1: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/03/23(金) 22:29:06.41 ID:8YdDaY8n0

高木さん「あははは、私の勝ち。西片よわいなぁ」

西片「くぅ~!高木さんめぇ…!」

高木さん「さーて、罰ゲーム、何にしよっかなぁ…」

西片「うう…」


いつもの帰り道。

隣の席の高木さんと、気づいた頃には当然のようにいっしょに帰るようになった俺。


高木さんは俺と歩幅を合わせるために自転車を押して、俺はそんな高木さんに一日中からかわれて。


ああ、今日は何回腕立て伏せするのだろう。次こそ、いや明日こそは高木さんをからかってやろうとまた作戦を考えて。


高木さん「あ、そうだ。手伝ってほしいことがあったんだ。ちょっときついかもだけど、平気?」


西片「わからないけど、俺にできる範囲で」

高木さん「西片なら大丈夫だと思うけど、どうだろうね」

西片「何させるつもりなの…?」


そんな日常が、このままずっと続くのだと俺は疑いもしなかった。


高木さん「私、もうすぐ引っ越しするから」

西片「……え……?」


そう、信じていたんだ。




草加「からかい上手の高木さん?」

2018-04-03 (火) 18:01  その他二次創作SS からかい上手の高木さん   0コメント  
1: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/03/20(火) 17:29:45.48 ID:VCWvQbpY0

草加「何かな、それは」

啓太郎「え、草加さん知らないの!?今話題のラブコメマンガだよ!俺も最初はタイトルに惹かれちゃったんだけど、すっごく面白くてさー!」

草加「へぇ…」

啓太郎「アニメ化もしてるんだよ!今度見てみてよ!草加さんも絶対好きになるからさ!」

草加「はは…そうかな…」

草加(この歳になってアニメを…?俺は周りからそんな風に見られていたのか…?)

巧「はっ!おい啓太郎、こいつがそんなもんに興味あるように見えんのか?」

巧「大体俺たちはオルフェノク退治で忙しいんだ、恋愛なんぞにうつつを抜かす暇はねーよ」

草加(全くだ)

啓太郎「でもさ、たっくんだって『いかにもお前が好きそうな内容だな』とかいって、貸してたマンガ全部読んでたじゃない」

草加「!?」




高木さん「じゃあ今日も一緒に……」西片「あ、今日はごめん」

2018-03-12 (月) 21:01  その他二次創作SS からかい上手の高木さん   0コメント  
1: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/02/25(日) 20:11:02.68 ID:aJWwGX+J0

高木「あははは!」

西片「うぅー……」

西片(クソー! 今日も散々からかわれたな……)

高木「じゃ、帰ろっか西片」

西片「あ、今日はごめん」

西片「ちょっと用事があって」

高木「……そっか」

高木「また明日ね、西片」

西片「うん、さよなら高木さん」